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問題を抽象的に把握する能力

この間、ビジネスで少々の問題が発生してしまい、しばらく凹むことがあった。仕事でのミスは100%許されるものではないと確信しているため、日頃の行いの後悔もあり、猛省したのである。

しばらく、脳内反省会を開いていると思考が堂々巡りになっていることに気がついた。Aを解決するためには、Bを実施する必要があるが、Cの理由で難しい・・・など、答えのない議論を続けてしまっていた。

なので、私はなぜ思考が堂々巡りになるか、その思考プロセス自体を見つめてみた。すると、具体的に問題を把握しすぎて、逆に視野が狭くなっているということに気がついた。

問題を抽象的に考えてみると、「顧客満足度が低かった」という事象に行き着いた。そこから、「なぜなぜ」思考で深堀りをしていくと根本的な課題にたどり着けたのである。

本来の課題が明確になれば、解決策を出して、タスクに落とし込み実行するだけである。

答えの出ない思考を巡らせるのは、非常に時間がもったいない。

何事も抽象度高く課題を捉えることが重要だと感じた。

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