見出し画像

【福岡】春日「豆づか山」を作った人へ


 とある出来事で隣町のカレー屋のご主人に行ってみたら?と言われたのがここ「豆づか山」との出会い。ここでも公私共に何やら色々とある中で、この建物を建てた人物が共通の知人であったことは未だに摩訶不思議な出来事の一つ。

 元赤テント芝居の大道具さんから色々とこなされていたその方は、本業は大工さん。だったのだけど、いつの間にか喫茶店の主になっていた。
「自分で焙煎してコーヒーを入れるのが目標!」
で、自宅1階が工房だった場所の2階を増設、いつの間にか喫茶店に・・・は?


 不定期で訪れると、必ず春日の話が出る
「元気しとうとかな?彼は?」
彼とはもちろん、豆づか山店主の事。
一緒に建てた思い出話を聞かされたり、古い大道具時代の話をしてくれたり、個人的にはタイムカプセルみたいな場所でした。

 そして昨年、大将はいつものルーチンで買い物へ行く途中でお亡くなりになったとの報を受け、そのまま、今に至ります。お身内の方々の意思もありますので、これ以上は触れませんが、少なくとも色々な機会を与えてくれた恩人の訃報は悲しいものです。
 少なくとも、今は残り火ではありませんが、春日にて楽しく良い時間を過ごさせていただいております。今更なんですが、もう少しあの店内をきちんと撮影できていれば、そのことを含め後悔の念が強く足をひっぱっております。
機会があればぜひ。
よろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?