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子育って楽しい。

今、人生でなにが楽しいかって、3才の息子を公園に連れて行って夢中で遊ぶ姿を見ること。三度の飯より、これが好きだ。僕自身も小さいときから外で遊ぶのが好きで、たまたま学校の休み時間にサッカーをして楽しいと思ったのでサッカー部に入り、その後中学、高校、大学、社会人でも続けた。”三つ子の魂百まで”という言葉があるように、幼い頃の性格や夢中になったことを大人になっても持ち続けることを実感しています。ぼくの住んでいる地域は東京の江東区にある亀戸(かめいど)という下町。亀戸天神という学業や健康にご利益のある神社が有名で、数年前に大晦日の「ゆく年くる年」に登場しました。近くには荒川という埼玉まで続く大きい河川があり、周辺には遊歩道や緑が整備されて子育て環境にもGoodです。冒頭で書いた公園にもつながるのですが、ぼくの住んでいる家から自転車で15分で思いつくだけで20以上の公園があります。きっと、もっとあります。すべり台と砂場とブランコだけの小さな公園から、テントを張れる広大な芝生エリアや大型ローラーすべり台のある公園まで実に選択肢が多いのが魅力です。江東区のホームページを見ると、公園の数はなんと284。284もの公園が区内にあるんですね。驚きです。参考程度にですが23区別、区民一人当たりの公園面積では上位5区に入る規模です。(※このランキングは数ではなく面積なので皇居のある千代田区がダントツ1位です。)

そんな公園天国の江東区に住む僕は週末になると息子に「公園いく?」と声をかけ「いくー」と返事をしたらそそくさと準備をして、出掛けていきます。「今日はどの公園に行こうか?」とこどもに問いかけつつ自問してこどもを自転車に乗せて、ペダルをこぎだしてから方角を決めます。「今日はこっちの方にいってみよう。きっといい出会い(公園)がある」とワクワクさせながら。一つ目の公園についてウォーミングアップがてら遊びます。ぼくも傍観しているのではなく、近くで見守りつつ、こどもと一緒に遊んでいます。しばらくすると「別の公園にいくー」とこどもが言うので、自転車に乗ってまた別の公園を目指します。このときも公園を決めているわけではなく、なんとなく走り出した方角で、道をぼんやりと眺めながら脇道に入ったり川沿いを走ったりして公園がひょいっと現れることを期待しながら進みます。運よく未踏の公園に出会うとそこで自転車をとめ、遊びます。公園がたくさんあるからこそ、目的なく移動しても公園にたどり着けるのは本当にありがたいことです。一か所ではどんなに遊具が魅力的でも飽きてしまいますが、5こ10こと変えていくことで新鮮さを失わず、どの公園にも必ず新しい発見があります。さらに近隣住宅の外観やノラ猫、商店、学校を見ることでその地域の魅力の発見にもつながるのが楽しいです。公園巡りは地域巡りでもあります。子育ては親が元気でないとできません。どんな都市でも子育て世帯を無視した街づくりはできません。わずかな土地に公園をつくったり、沿道に木を植えたり、ささやかな川を守ったりすることが大切です。今、地方移住する人が増えています。それはインタネットの恩恵を受けてリモートワークができるようになったため、都会から離れ、自然が豊かな地域で仕事と生活を両立する生き方を選ぶ人が増えているようです。ぼく自身も移住には前向きな考えで、2017年には愛媛県にお試し移住として松山市へ1週間滞在しました。定住には至りませんでしたが、当時より今はリモートワークが普及し、いつでもどこでも働けるという考え方が浸透していきているので、タイミングを見てぼくも移住を実現させたいと思っています。ただ、今は公園巡りができる江東区で充実しているので(家賃は9万円なのがネックですが。。)こどもが小学生になる前くらいかなと考えています。まとめると、人生設計する上で、自分がどこに、だれと住むか、どんな働き方をしたいかを考えることが、現代人に与えられた素晴らしいチャンスだと思います。子育って楽しいね。毎日笑わせてもらってます。

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