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コラム51回目/息抜きで演奏したらバカ売れした話

こんばんは。

ベース講師の星野徹です。

今日は、大好きなサックス奏者の
ある逸話を紹介します。

結論、

”わかりやすいと大衆ウケするんだねー”

みたいな内容ですが、ブルースの
フレージングの参考にもなるか
と思いますので、お付き合い
いただければ幸いです。


まず好きな奏者の逸話の紹介です。


サックス奏者の逸話のご紹介

俺たちがあの曲をやるのに
どれだけ考えたか想像できるかい?

”ゼロ”だ。あの曲はセッションの
息抜きを兼ねて楽しむために
やっただけだ。

それが大ヒットした。俺たちがさんざん考え、
苦労に苦労を重ねてレコーディングした曲は、
まったく”ヒットのヒの字”
もなかったといあのに!


これは、ジャズサックス奏者の
ルー・ドナルドソン氏が
残された言葉で、

「あの曲」とは「アリゲーターブーガルー」
という曲です。

ちょっと聴いてみてください。

すごくシンプルなフレーズの
メロディが続いていて、
とても覚えやすい曲ですね。


かんたんなメロディ分析

この曲のメロディは、冒頭から

タタラタタラ♪
という6音くらいの
フレーズがあって、

ちょっとお休み

また、タタラタタラ♪
という6音くらいの
フレーズがあって、

またちょっとお休み

今度はちょっと音を変えて、
タタラタタラ♪
という6音くらいの
フレーズがあって、

またちょっとお休み


こうした、ひとつの”タタラタタラ”
というフレーズを、何度も使い回したり、
コードが変わった時にちょっとだけ
音を変えてあげるような
アプローチをしていて、

こうした魅せ方は、
とても耳に残りやすく、わかりやすく、
遊び心を感じさせてくれます。

僕のレッスンを受けてくれたり
練習会に参加してくれた方には
よく説明してる

”モチーフディベロップメント”

ですね。


この曲が大ヒットした要因のひとつに
この”わかりやすさ”は
あるのかなと思ってます。

ソロのフレージングや、
作曲のアイディアなど、迷ったときは、

このくらいのシンプルさとわかりやすさを
心掛けてあげるといいかもしれないですね。




アドリブでもとても役立つ
アプローチ!詳しくは動画でも
紹介しています。

こうしたアプローチの
具体的なやり方は、動画でも
紹介しています。

このやり方を、即興演奏で
身に付けられるようになれば、

しっかり間のとれた、
”ただスケールを弾いてるだけ”
の演奏から脱却できるかもしれません。

重ねて参考にしていただければ
幸いです^^

■セッションのベースソロの時に
「弾きすぎない・焦らない」方法
 〜モチーフ展開編〜

ということで、本日は

息抜きで演奏したら
バカ売れした話

という内容のメルマガでした。

皆さんのアドリブ習得の
ヒントになれば幸いです。

※本内容は、星野が不定期で配信しているメルマガからの引用で、今後週末に不定期コラムとして配信していきます。

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