オンライン講習会 構造文章「鉄筋コンクリート造」

ライブラリー動画にて視聴。

絶対原則
 ・部材をせん断破壊をさせない。
  →脆性破壊をさせない。
 ・長期荷重においては、鉄筋は無視して
  コンクリートのみでひび割れも
  許容しない。
 ・許容せん断力
  =コンクリートせん断破壊+せん断補強筋の 
   せん断破壊

ヤング係数
 コンクリート
  Fcの1/3又は1/4と原点を結んだ傾き。
  設計基準強度が2倍になると、
  ヤング係数は大きくなるけど
  2倍にならない。

ポアソン比
 コンクリート:0.2
 鉄筋:0.3

せん断弾性係数
 G=0.4E
  コンクリートのヤング係数の0.4倍

鉄筋強度
 SD⚪︎⚪︎
  →降伏点=短期許容応力度
   長期許容応力度:F/1.5と215の小さい方
   せん断補強:F/1.5と195の小さい方

構造設計
曲げ剛性=EI=断面二次モーメント×ヤング係数
 ヤング係数:鉄筋無視 コンクリートのみ
→引張りの強い鉄筋を使っても
 曲げ剛性は変わらない。
 鉄筋の断面積はコンクリートに比べ、
 非常に小さい。だから無視出来る。
等価置換断面二次モーメント
 鉄はコンクリートの10倍強い。(ヤング係数)
 鉄筋の断面積を10倍量のコンクリートと
 みなす。

部材剛性
 スリットを入れるメリットの理屈
  柱が短いとせん断力が大きくなる。
  →Q=(M+M)/L
   短柱だとLが小さい。

フェースモーメント
 解説集P15図がイメージできればOK。

梁の設計
 主筋:曲げモーメントを負担。
 靭性を確保
  曲げ破壊させる(せん断破壊させない)
  せん断「耐力」が曲げ「耐力」よりも
  大きくする。
 主筋量を増やす
  曲げ耐力が大きくなる。
  →せん断破壊しやすくなる。
 梁幅を大きくする
  Q=P/A 応力度は面積で割る。
 正負最大曲げモーメント
  地中梁のこと。
  断面が大きい梁。
  主筋量の緩和規定。
 両端ヒンジ
  ヒンジになるとMはこれ以上
  大きくならない。(Mp)
  Q=(Mp+Mp)/L
  Qは大きくならない。
  →1.1倍の割増係数。
 両端ヒンジとならない
  ヒンジにならない部分のMは
  どこまで大きくなるか分からない。
  Q=(Mp+M)/L
  Qはどれだけ大きくなるか分からない。
  せん断力の余裕度を大きく見る。
  →1.2倍の割増係数。

釣合鉄筋比
 柱の許容曲げモーメント
  ・圧縮側のコンクリートが先に最大耐力
   に達する。
  ・圧縮側の鉄筋が先に最大耐力に達する。
  ・引張側の鉄筋が先に最大耐力に達する。
  3つの壊れ方のうち最初に壊れるもの
  =「小さい値」
 梁の許容曲げモーメント
  ・圧縮側がコンクリートの許容応力度に
   達した時。
  ・引張鉄筋が許容引張応力度に達した時
  2つの壊れ方のうち最初に壊れるもの
  =「小さい値」
 「引張鉄筋比が釣合い鉄筋比を超える」
  →引張側が壊れる
  →その時の呪文 
   許容曲げモーメント=at×ft×j

終局曲げ耐力
 鉄筋で決まる。(圧縮強度ではない)
 M u=0.9×at×ft×j

強度の割増
 JIS材:1.1倍割り増し。
 せん断補強は割増しない。
 (安全側に、余裕度を確保するため)

柱の設計
 軸方向の圧縮力が大きい
 →靭性能は低下する。
 短期軸方向力を柱のコンクリートで除した
 値はコンクリートの設計基準強度の1/3以下
 が望ましい。
 →柱がせん断破壊しにくい
  仮定断面を作るイメージ
  短期許容応力度の値F×2/3とは
  全く関係なし。
 コンクリートに対する鉄筋の割合:0.8以上

鉄筋加工
 135度以上折り曲げ又は片面10d(両面5d)

柱の小径
 1/15以上 仕様規定
 木材:1/20〜1/33

許容せん断力
 ・柱の長期許容せん断力
  →帯筋の効果を考慮しない
   強度が高いコンクリートを採用
 ・柱のせん断「耐力」
  →帯筋に高強度鉄筋を使用すると
   大きくなる

終局せん断力
 ・あばら筋量を増やす
 ・コンクリートの圧縮強度を大きくする。
 
せん断スパン比(M/Qd)
 「梁せい」が大きくなると
 「せん断スパン比」は小さくなる。
 「梁せい」が大きいほど、
 「せん断耐力」は大きくなる。

接合部せん断補強筋
 柱梁接合部内の帯筋比:0.2%以上
 せん断強度→帯筋量関係なし。
 柱梁接合部のせん断終局耐力
 →大梁の幅が大きいほど大きい。
  コンクリートの設計基準強度が
  大きくなると大きくなる。
 梁の主筋量が多くなるほど、
 せん断耐力が大きくなる。

床スラブ
 短辺方向:主筋方向
 長辺方向:配力方向
  バルコニーをイメージ
   短辺方向の鉄筋が多い。
 支障が起こらない事を確認する条件
  梁(S):1/15
  床(RC):1/30
  梁(RC):1/10
 スラブの鉄筋比:0.4%以上

 

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