オンライン講習会 施工「特別講義」

動画ライブラリーにて視聴。
JASS5の改定について。

建設業法(施行令)
 2条(建設業の許可:下請け契約を締結する金額)
6000万円(4000万円)→7000万円(4,500万円)
 7条の4(施工体制台帳:下請け契約を締結する金額)
6000万円(4000万円)→7000万円(4,500万円)
 27条(専任の監理技術者又は主任技術者:請負代金)
7000万円(3,500万円)→8000万円(4000万円)

改正のポイント
環境面に配慮した改正
・全く新しい言葉ができた。
・言葉が変わった。(内容は一緒)
・今までの言葉の内容が変わった。

鉄筋工事
1.鉄筋の結束箇所の変更
 今までよりこと細かくなってしまった…
 覚えるしかない…
2.耐久性について
 内部→一般劣化環境(非腐食環境)
 外部→一般劣化環境(腐食環境)
 言葉を読み替える。
3.超長期
 200年→100年超えに変更
4.かぶり厚さ
 非腐食環境:最小かぶり厚さ
 腐食環境
  標準・長期・超長期で耐久性上有効な
  仕上げが施されている場合に最小かぶり厚
  さを10mm減じる事ができる。
5.スペーサー
 種類・配置の変更
 スラブm2当たり→m当たり(間隔)に変更
 スペーサーはモルタル製もOKになった。
6.柱の継ぎ手位置の変更
 下部:500→柱せいに変更

コンクリート工事
7.練混ぜ水
 上澄み水:使用できる
 スラッジ水:条件付きで使用できる。
8.用語
 読み替え
 セメント→粉体に変更
 粉体→普通ポルトランドセメントの事。
 普通ポルトランドセメントに
 高炉、フライアッシュを混ぜる
 →結合材になる。
9.強度
 設計基準強度の範囲
 普通コンクリート
 →18N/mm2以上48N/mm2以下
10.耐久性基準強度
  C種及びC種相当が追加。
11.許容ひび割れ 乾燥収縮率
  用語が追加された。
  出れば⚪︎問かな…?
12.構造体強度補正値の見直し
  普通ポルトランド8℃をベースに覚えおく
  36M/mm2超え48N/mm2以下
  →+9Nチェック!
13.水セメント比、単位セメント量の
  規定の目的
  ワーカビリティーの確保の観点のみに
  戻った。
  水セメント比→水粉体比 で考える
14.振動機
  コンクリート棒形振動機→内部振動機
  型枠振動機→外部振動機
15.湿潤養生期間
  C種及びC種相当の追加
  種類が増えたよ〜くらいの理解で。
16.構造体コンクリート強度の検査
  A法
  受入検査における強度試験用供試体と
  併用できる。
  B法
  従来の方法
17.寒中コンクリート
  調合管理強度や水粉体比
  →用いるコンクリートの規定によるもの
   となった。
18.暑中コンクリート
  適用基準が変更
  過去10年間の平均値が25℃を超える地域
19.マスコンクリート
  スランプ変更
  →15cm以下だったのが少し増えた。
20.流動化コンクリート
  スランプフローが定められた。
  45cm〜65cmで管理
21.高流動コンクリート
  スランプフローが変更
  45cm〜65cm
  高流動の方がちょっと柔らかい で覚える
22.高強度コンクリート
  48N/mm2超え80N/mm
  スランプフローの±⚪︎⚪︎が高流動と
  ちょっと違う。
23.プレストレストコンクリート
  スランプの上限値取り除き
  長期及び超長期:乾燥収縮率が定まる。
24.水中コンクリート
  スランプフロー50〜60cm以下
25.水密コンクリート
  水セメント比→水結合材比
  言葉の読み替え
26.凍結融解作用を受けるコンクリート
  耐久設計基準強度でC種及びC種相当追加
27.海水の作用を受けるコンクリート
  最小かぶり厚さと耐久設計基準強度が
  規定された。
  →過去問としては少ない。
28.型枠の構造計算
  計算式が1種類となった。
29.せき板の存置期間を定める
  コンクリート材令
  C種及びC種相当が追加

用語が変わった→読み替え
追加→覚えるしかない

解説集を見て、もう少し細かく
確認していきたいと思います。  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?