ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour 埼玉公演のMC55分は長かったのか。
この記事は「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour」の感想を述べる記事ではありません。MC55分に対する僕の勝手な妄想話です。
先日、埼玉公演のday1, day2に参加してきました。
楽しかった。
MC55分については賛否両論ありますよね。その時間、何を感じたのかは人それぞれだったと思います。一応、この記事にも目次をつけておきますが、解釈が変わってしまうので、上から順に読んだ方がいいと思います。
9人の合計時間55分
確かに時間だけ見てると55分は長いです。ライブの4分の1の時間がMCなわけですから、外野から見ると「長い」と感じるのは仕方がない。MCだけ言われてますが、後にバナナダンスとかもやりましたしね。とにかく色々な要素が盛りだくさんでした。
会場内の人も事情は様々で、寒い中コスプレをしていたり、遠方の人は飛行機や電車の時間が間に合わなかったり色々な人がいます。花粉症の人や半袖の人はさぞ辛かったと思います。
休み取れなくて明日仕事の人もいたでしょう。
成田空港まで行かないといけない人もいたでしょう。
あぁかわいそう。。。
僕も成田のナインアワーズに泊まった経験ありますよ。
虹ヶ咲3rdで同じ経験があるのです。
実は僕はあの時間ずっと座って聞いていました。疲れすぎて立てなくなりまして。あんなに熱狂したのはAqours 6th以来かな。初の声出しライブですから、熱が入るわけです。僕の周りの人は静かだったのに、ライブ終盤では絶叫していました。みんな疲れている中、極寒の中、棒立ちで55分。マルガレーテちゃんも入れると1時間以上。
ラブライバーの皆さん、立って9人の思いを聞き届けてくれてありがとう。
正直なところ僕も内心「今日は長いな」って思ってました。40分以上はあるなと思ってたんですけど、あとから実際の時間を知って驚きました。でも僕は現地にいてそのお話を聞いていたのです。いやぁ…。時間なんてどうでもよくなるくらい泣きました。
なんなら僕も気持ちのままにバスの時間を無視して、ライブ終わりにスタンプラリーの旅に出かけましたからね。スタンプ台回収されてたけど。
だって話の内容が重すぎるから
…長い長い55分間。
それは彼女達のお気持ち表明の時間でした。
9人は泣いてた。
僕も泣いてた。
目の前のオタクもいっぱい泣いてた。
ぶっちゃけ僕はずっと「イヤだ終わらないで」って思ってました。もう沢山記事が出回ってるので内容については触れませんが、1人ずつその時間が終わるのが惜しかった。彼女達の気持ちを知るのに55分は短すぎる。
うん。確かに皆が言ってる通り、もっとまとめられる部分はあっただろう。でも言葉から言葉以上のモノが伝わってくることもあるのです。その時間にしか感じられないことだってあったのです。
ライブは音楽を楽しむだけのものとは違います。素晴らしく洗礼された曲とパフォーマンスを勢いのままに楽しむのも正しいけど、言葉に耳を傾け彼女達が見る先のことを一緒に見るのもまた醍醐味なのです。
ところで、
お話が変わりますが、ラブライブシリーズには各グループを一言で表す言葉があります。僕はずっとラブライブを追いかけていたわけではないので、なかなか共感するのも恐れ多いですが…
文字通り「夢」を叶えていったμ's、「輝き」を探し続けるために未だに挑戦を続けるAqours、自分だけの「ときめき」を見つけらる虹ヶ咲。
Liella!は何だろうか。僕はライブが終わってからこの一週間、ネットで意見を募っていました。するとこんな回答が多かった。
他にも意見がありましたが、迷っていたのか回答が消えてたりしました。意見がバラバラです。Liella!って難しいんですよね。なにか決まったものを追い求めているわけじゃないし、ラブライブも優勝しちゃいましたからね。
…僕はMCの間にこう思いました。
涙を流しながらこう確信しました。
Liella!は「紛れもないスーパースター!!」
プロジェクトタイトル通りのスーパースターです。
いや、スーパースターってなに…
今までのラブライブならアニメを見ていれば分かるはず。皆さんはスーパースター!!のアニメの内容を覚えてますか。僕はよく覚えていませんでした。
実は、僕は最近のラブライブに少し冷めていました。飽きたわけじゃなくて、追いかけてるのに、ついていけなくなったのです。
先日、どこかの記事で「ラブライブ!スーパースター!!」は2.9次元のアイドルだって書いているのを見かけました。その通りです。僕もこのコンテンツのアニメにはハマれませんでした。初代~虹ヶ咲は何かを取り込んでいくような勢いがあったのに、スーパースターは内向きでそれを感じられない。
キャラは凄く好きなのです。
正直、μ'sに次ぐくらいには好きなのです。
でも、アニメですら、現実のLiella!を作る「物語」の構成要素の一つとして使われているような感じがしていました。それはアニメだけでなく、現実の動きでも同じです。具体的には書きたくないけど、2期生の加入の仕方とかがそうですね。「感動はするけどこれ運営の予定通りだよなぁ」って感じることが多くなっていきました。
曲が弱いとかアニメが弱いとかは思いません。ライブに参加したあとにはしっかり思い入れができています。
「WE WILL!!」とか
「スター宣言」とか
「水しぶきのサイン」とか
「ビタミンSUMMER!」とか
「Chance Day, Chance Way!」とか
「Sing!Shine!Smile!」とか!!!
「未来の音が聴こえる」とか!!!!
「揺らぐわ」とか!!!!!!!!!
すみません。適当にピックアップしました。
全曲書ききれないので許してください。
でも、ここら辺の曲って何回聞いてもいいですよね。
僕はこんなこと書いてますけどライブ参加前にはアニメ1期から全話見直して普通に楽しんでいます。本当に追っかけてる人と比べたら僕なんてカスみたいなもんでしょうけどね…
でもね。やっぱり多くの人はキャストの方ばかり追いかけて、アニメはあんまりリピートしないんです。少なくとも初代の比ではないでしょう??
ラブライブのキャストはずっとレベルが上がり続けています。キャストだけでなくラブライブを作っている人も凄い人ばかりが集まっているはずです。2期のリリイベの時なんて客席のど真ん中に凄いオーラを放っている関係者がいたんですけど、本気で突き詰めてんだなぁって思っちゃって。
ラブライブ運営が作る物語。
ラブライブのノウハウを受け止めきれる人材。
可愛くて、歌えて、踊れて、トークもできるハイスペックな女の子。
それが集まってできたのが、現実にいるLiella!だと。
キャストのレベルアップに全振りなのがスーパースター!!
そうじゃありませんでした。
私を叶える物語
忘れがちなスーパースター!!のキャッチコピー。
2期12話のサブタイトルにもなっています。
ちなみに各シリーズの最終話のサブタイトルは下記の通りです。
どのサブタイトルも各グループをよく表している一言です。でも3期が確定しているスーパースターだけキャッチコピーのまま。
ちなみに各シリーズのキャッチコピーは下記のようになっています。
まぁ、他のシリーズは別にいいんですけど、わざわざスーパースターだけ2期最終話にキャッチコピーを使ったのになにか意味を感じます。
「私を叶える物語」って何でしょうか。
主人公の夢?ラブライブの優勝?
2期最終話の前、11話のサブタイトルが「夢」でした。11話の回想シーンで主人公「澁谷かのん」が言いかけた夢を、最終話の12話で「嵐千砂都」に厳しく言及されています。
千砂都「かのんちゃんは、世界に歌を響かせるんでしょ?小さい頃からの夢だったよね?今こそ、夢を叶えるチャンスなんだよ!!!」
ちい様まじで怖い…
でもこの夢って「スーパースター」そのものじゃないですか?
ここでもう一度、キャッチコピーについて考えます。実は上記にあったサブタイトルの法則は各シリーズの第1話にも適用されます。
やっぱり、スーパースター!!だけ違いますね。アニメ第1話のサブタイトルはそれぞれが主人公の気持ちになっています。こうしてみると「スーパースター」自体は澁谷かのんの夢ではないのかもしれません。追いかける夢の先でスーパースターになっていく。そんなところでしょうか。
2期最終回は微妙な感じで終わりましたが、やっぱりこの夢を何かの形で叶えにいくはずです。そこまでやってLiella!の物語。きっと3期では本物のスーパースターへと成長していく彼女達が見られるはずです。
もちろん2期最終話で成し遂げたこともあります。
念願のラブライブ優勝です。
彼女達は劇中、OPの時点から何度も何度も「勝つんだ!」と言っていました。今までのグループにはない挑戦的な姿勢です。Liella!はこの流れのまま優勝を果たしたのです。
「WE WILL!!」から始まった9人のLiella!は、いつも「追いかける夢の先で」で未来のことを歌っていました。そして優勝曲の「未来の音が聴こえる」ではもっと明確な先のことを歌っています。
さて、ここからは僕の妄想で申し訳ないのですが、
つまるところ、「私を叶える物語」とは「勝ってその先の花道に進む」ということだったのではないかと考えています。
この流れって現実のLiella!と同じだと思うのです。
だってベルーナドームにいたLiella!も勝ってあの場にいたのだから。
頭が疲れてきました。ここまで書くのに6時間以上かかってます。
僕があの55分で感じたこと。
それは彼女達がどのようにしてラブライブ!スーパースター!!に関わってきたかということです。
55分という短い時間に起きた出来事。
暴露大会とも言えるような、これまでとは質の違う情報の数々。
苦悩の日々を話すメンバーも多くいましたね。
僕はあの9人は運営に作られた精鋭隊だと思ってました。他のアイドルのように普通に努力してあの場にいる権利を得られた9人だと。イベントに通うたびに初々しい彼女達を忘れていきました。実際は夢を志しにした時から周囲と戦い、己と戦い、努力を重ねて今も勝ち続けていた9人。ラブライブを作る一員として、全て自分で叶えていった夢。それは一般公募生もそうでないメンバーも同じはずです。無数の星がせめぎ合っていた中、ひときわ光り輝いたスーパースター。それがLiella!
…そんなもの他のグループでも同じじゃないかって?
違うんです。当時の状況を思い出してみてください。
Liella!3rdのセトリは代り映えしないと言われる中、新曲を披露して会場のボルテージを過去最大にまで上げたあとにこのMCです。あれだけのことをして尚、凄まじい成長を遂げて尚、彼女達は等身大の女の子でした。
いやー…
イベント多いし、成長度合いも凄いし、
初めてLiella!を見た時の感覚忘れてた…
ライブに人が集まるとか、集まらないとかそんなことはどうだっていいんですよ。昭和のスターじゃあるまいし。そうじゃなくて、一度でも光を目指した人なら分かるはず。この時代に、自分と同じ時間を生きていた人がドームに立ったという意味を。眩しすぎて直視できなくなるほどです。1stライブのときにも同じこと考えていたのに、なんで忘れていたんだろう。
きっとLiella!は自分たちの力でこれからも大きく羽ばたいていけるんでしょうね。。。
さて、1人ずつへの感想です。
(上で書かないって言ってたけど)この時点で2日突入してるので気が変わりました
絵森 彩(6分05秒)
個人的には一番泣きました。そのMCの長さ第3位。でも大号泣していたので気にする暇はありません。えもりんと言えば、1期生のオーディションに落ちてから2期生の「鬼塚夏美」に見事合格したという経歴を持つ人です。初めて生放送で絵森彩を見た時に「あれ?慣れているな?」とう感じがありました。調べてみると元アイドル。なるほど。その負けず嫌いで真面目な性格は誰の目にも伝わってきます。その彼女がまさかあんな苦悩を抱えていたとは。
自分の憧れに飛び込むときの不安は分かります。そこまでは想像つくんですけど、彼女はLiella!に加入した後も悩み続けていました。役を勝ち取った後にも「本当に私でいいんだろうか」と考えていました。あんな大きな仕事をして自分の存在に疑いを持つ、それは僕らの想像を絶する苦悩の日々だったはずです。
大阪公演のMCでLiyuuに「9人のLiella!はどうですか?」と聞かれ拍手喝采の中泣いていた絵森彩。埼玉公演のアンコール映像にもありましたね。僕も大阪公演には現地参加していたんですけど、なんであんなに泣いていたのか分からなくて。その疑問が最終公演で晴れました。「胸を張ってLiella!の一員ですって言えるようになりたい」という目標を掲げてついに実現できたんだと、僕らに教えてくれたんです。本当に感動しました。
僕が参加するライブやイベントは何故かえもりんが必ず泣いているというジンクスがあるんですけど、今回はほんとうに遠目でも涙が見えるくらいに泣いていました。あれつられて泣かない人はいるのでしょうか。僕は何回聞いても感動すると思います。
さて、MCとして最高の話をしてくれたえもりんですが、これがトップバッターなのです。まだまだ伝説の幕開けはここからです。
大熊 若菜(3分57秒)
2番手くまちゃん。会場がしんみりしている中、話し始めた内容はえもりんと同じく自身の目標にしている話でした。9人の中では一番短い内容でしたが、その内容は驚きのもの。
さらには続けて「Liella!はずっと終わらない、完成しない」とまで話していました。ストイックすぎる…。皆さん大熊若菜のパフォーマンス近くで見たことありますか。ヤバいですよ!?
僕は去年の「2期OP&ED主題歌連動リリースイベント」にも現地参加していました。2期生が初めて客前で歌ったイベントですね。僕の目の前で踊っていたのが大熊若菜でした。いつも通り1期生(青山なぎさ)を推すつもりだったんですけど、彼女の持つ圧倒的な存在感に目を奪われてしまったことを覚えています。
彗星のごとく現れ、堅気なLiella!を1人で変えていったと言っても過言ではない大熊若菜。普段のぶっ飛んだ様子とは裏腹に、ライブでは冷静なMCを行い、パフォーマンス時には観客を圧倒する彼女が、最後のライブで「四季に追いつけなかった」と言ったのです。かっこよすぎる。何故僕はくまちゃんの魅力にもっと早く気づけなかったのか。
ちなみに、1日目では会場が大きくなるごとに、観客が遠くなる寂しさを話していました。あの時伸ばした手、その小さく美しい容姿から放たれる一言ずつがとても尊いものに感じます。美しいってこういうことを言うのですね。
藪島 朱音(4分25秒)
以前からダンスが苦手だと言っていた藪ちゃん。いつもネガティブな発言が目立つ彼女はついに1期生との実力差について話を始めました。
ネガティブだけど強く、そしてとても慈悲深い性格の彼女から放たれる言葉はとても胸を打つものがあります。僕は藪島朱音の歌が好きです。Liella!の中では一番キャラボイスでの歌唱が安定しているし、ライブ中での美声も圧倒的だと思います。でもそれを自慢にもせず、ただひたむきに強くなろうとする姿に惚れてしまいそうになるのです。
藪ちゃんは1日目のコーレスの時にも泣いていました。声出し解禁後、初めてドームで行うコーレス。オタクの返事に「うるせえなんて言えないよ…」と言っていたのが印象的です。実際、そこまで泣いてないのに、泣いてる姿ばかりが記憶に残ります。
2日目のMCで言っていた「追いつきたい気持ち」はいつか必ず叶うでしょう。本人はいつかじゃダメって言ってるし。でも暴力的なビジュアルと優しい心を持つ彼女が、今は泣きながら頑張っている姿を見ることができるのも、とても贅沢な時間だなと思うのです。本人には申し訳ないけどね。
最後に彼女のTwitterを引用しておきます。ファンをとても大事に思ってくれるのも彼女のいいところですよね。このツリーは一見する価値あり。
はぁ好き。。。
鈴原 希実(5分56秒)
MC55分の中で最も重い話をしていたのはのんちゃんです。その内容の重さたるや、これまでの暴露話が眩むほどの重さです。僕は座っていたけど、更に膝から崩れ落ちました。皆さんはどうですか。
もうここだけでも重いです。泣けます。
ごめんなさい少し自分語りしていいですか。実はこの記事の筆者である僕もぼんやりと「何か」を探していた時期があったのです。経緯が特殊で詳細に書くことは出来ません。だけれども、僕もメディアの世界へ飛び込もうとしたことがあったのです。実際に僕が配属されたのは想像もできなかった場所。失敗でした。それでも僕は仕事を続け、いつしか僕は望みの場所に少し触れることができました。僕の近くに居たのは放送機材を扱う技術者、放送開始前にトレーニングを行うアナウンサー。大きなテレビ局内で皆キラキラしながら働いていました。
そんな中で思ったこと。「こんなところ居たくない・仕事が怖い・あんな風にはなれない・特別なものはなにもない。」僕はストレスによる出血や体調不良をずっと耐え続けて、結局最後には逃げました。もう普通に生活することも出来なくなっちゃって。
ラブライブフェスは僕も現地に参加していました。仕事も大変だしお金がないからイベントにも行けなくて、1年ぶりに飛行機に乗って遊びに行ったのを覚えています。僕はその次の日から鬱になっていました。
鈴原希実が語ったのはLiella!に関することではありません。おそらく自分の人生で一番大きな決断、あのステージに立つまでの過程を語ってくれていたのです。「特別な存在になりたい」そんなことを考える子は沢山います。この子と同じ時間軸で負けてしまった子、僕のように逃げてしまった子、頑張る場所さえ与えられない子、星になれなかった人々。そんな中、初めの一歩を踏み出し、大きすぎる苦悩を抱えたまま3rdライブまで突き進んだ鈴原希実。今や2期生の中ではひときわ目立っています。
3rdライブをしていく中で彼女は「皆が特別だと気づいた」とも言っていました。恐らく周りの人が見ていた以上に自分と向き合い、凄まじい速度で成長を続けていたのでしょう。そうじゃないとそこに気づくわけがない。1期生を眺めながら表に出れなかった1年間、実際のところどれだけ辛かったのでしょうか。いままでの暴露では全く足りない物語をもってそうです。
なんにせよ、3rdライブを通して自信を持ってくれてよかったです。これからものんちゃんにも期待しましょう。
青山 なぎさ(4分03秒)
推し。というか僕は「葉月恋」の推しでLiella!自体は箱推しなんですけども、やっぱりなぎちゃんは特別なわけです。僕はなぎちゃんは泣かないと思っていました。だってあの「青山なぎさ」だぜ?1日目の開幕でなにか見えたけどあれは事故。すでに4人の有難いお話でお腹一杯だから、彼女が休憩させてくれるだろうと思っていました。だけども実際に彼女が語ったことは、このMC55分の中で最も衝撃的なことでした。
この件に関して僕は酷いとかは思いません。役者さんですからね。でも、自分が大切に思おうとしてたものとのすれ違い、自分の夢とは違った方向にいく恐怖、自身のアイデンティティが他人に書き換えられる苦痛。僕は自分の人生の範囲でしか想像できませんが、いずれ葉月恋がポンコツ化すると分かっていても、あまりに辛いお話だったと思います。やっぱり酷い運営め!
僕「やめてなぎちゃん泣かないで(´;ω;`)」
容姿が一般人離れしているので忘れがちですが、彼女も一般公募生です。自分が人生をかけた仕事で、それも替えが効かない仕事でこれを全うできるのは青山なぎさしかいないでしょう。僕はいつかの生放送で「これからは可愛い恋ちゃんも見ることができるから」となぎちゃんが話していたのが強く印象に残っています。この時の彼女の頑張りは報われたと思っていいのでしょうか。とにかく、今回の件は全葉月恋推し、青山なぎさ推しに力を与えてくれました。勇気ある青山なぎさのMCに感謝です。
ペイトン尚未(4分25秒)
以下、ペイトン尚未のMC抜粋。
ああああああああああ(泣)
なんとなくなんですけど、ペイちゃんはこれ感動するように狙ってやったのかな?って思ってます。本人もかなり泣いてたけど頭をフル回転させて喋っていたのかなって。彼女にはそう思わせるようなものがあります。
MCの後に曲に移行するんですけど、喋り終わった伊達ちゃんが困っている中、先陣を切って観客を煽っていました。この頼もしさはこのライブだけでなく、他のイベントの時も見られます。まさにLiella!の切り札。平安名すみれです。1stライブの時はこんなに強くなかったと思うんですけどね。この後のMCも強くあるペイちゃんの言葉が沢山続きます。
不安だったと言っているのに今は不安に感じさせない言葉の数々。平安名すみれのキャラがオーディションの時に固まっていたなら、ペイトン尚未に勝てた人間はこの世界にいるのでしょうか。
岬なこ(5分59秒)
お団子状態でMCをするなこちゃんです。1日目では凄く泣いてた岬なこですが本日は元気に話していました。その内容はここまで泣きじゃくったオタクの頭で理解するには少し難しいお話です。
1日目で「この嬉し涙をきょうのために取っといたから」と語っていた岬なこは、昨日とは違いライブとは少し離れた話題を上げました。こういう考え方ができるから彼女は1stライブの時から抜群の安定感を持つんだろうなぁと感じます。なこちゃん好きだよー。
ところでこれは観客に贈られた言葉でしたが、実際には誰に向けての言葉だったのでしょうか…。僕は次代のスーパースター、3期生の心に深く届いてるんじゃないかと思っています。僕の妄想ですけどね。でも、誰でも躍進するにはこの考え方が必要なのです。
話題を変えて、2期生に向けて彼女はこんなことも言っていました。
すみません。なこちゃんのMCは下手に扱えないので、ここまでほとんど抜き出しになりました。上記は4人に指を指しながら話してたんですけど、どれが誰だか分かりますか。分かりますよね(笑)
結局泣いちゃった。
なこちゃん、本当に最高のMCをありがとう。
Liyuu(6分19秒)
MCの長さ第2位のリーちゃん。え、そんなに話してましたっけ?平常運転だった気がするんですけどね??
MCを始めてすぐに出た言葉で会場が笑いの渦になりました。これですよこれ。やっとメンタル回復できた。リーちゃんはいつでも癒しです。続けて会場にいるオタクに質問を投げかけます。
これで会場内にいるオタクのほとんどが、1stライブの時から追いかけていることが判明します。かく言う僕も上記全て手を上げました(笑)
LiyuuはLiella!がまだ5人であった頃の話を行い、声も出せなかった頃から追いかけてきてくれた人達に感謝の言葉を送っていました。5人のLiella!が声出し解禁前に終わってしまったこと、でも今日沢山の声援を受けて最高だと思ったこと、それは可可も喜んでいるであろうこと。
あぁ僕は現地でしっかり泣いていました。気持ちがあがり、いつも以上に日本語が怪しくなっていたリーちゃんは唐可可にそっくりで。お礼をいうのはこちらの方なのです。日本にきてくれて、唐可可でいてくれて、追いかけさせてくれてありがとう。
伊達さゆり(14分17秒)
言わずと知れたスーパースター。MCの長さ堂々の第1位です。さすがリーダー、僕は伊達ちゃんが一番長いと信じてました。
観客の声援から始まったMC。トリなのに「話したい事が止まらない」と言う彼女からは、他の子とはまた違った苦悩が語られました。
アニメ世界の澁谷かのんが急成長して、壁を感じてしまったという伊達さゆり。1stライブの時はなにも分からなかったからこそ楽しかったと思えることがあったのに、2期からはしんどくなった部分が増えてきたと言っています。まさに先輩でありリーダーであるが故の悩みですね。
澁谷かのんを演じることの難しさは伊達ちゃんにしか分かりません。見ている僕らは応援するしかできないのです。
そんな悩みに対し、伊達ちゃんは周りの人が助けになったと話しています。前々から人見知りだと自称していた彼女も確実に成長している。だったら僕らも、伊達ちゃんが自信をもって「澁谷かのん役」と言えるように応援を続けるしかありません。3期が始まっても彼女を信じ続けるのです。きっと伊達ちゃんなら大丈夫。
これはMC中ではなく、ライブが終わる間際の一言、このツアーが本当に締まる間際の一言です。どっちの彼女が言ったのでしょうか。好きって気持ちは言えなくなっても、離れてしまっても、止められなくなるものですよね。
最後は全員で手をつないで、華々しくMCを終えたのでした。14公演お疲れ様でした。
結那(未測定)
結那さんごめん。もう書ききれん(笑)
でも毎公演の「Butterfly Wing」と「エーデルシュタイン」は最高でした。不意打ちのダジャレも凄く良かったと思います。2曲しかないのがもったいなすぎる。もっと曲出してほしい。その堂々としたパフォーマンスを見ていて、あんた本当の歌を知ってんだろ!って思ってしまいます(笑)
3期ではどんな活躍をしてくれるのか楽しみです。
最後に。
この記事を書き始めてここまでで3日が経過しています。
軽い気持ちで書き始めたんですけどねぇ。
もう自分でも読み返す気が起こりません。
なんかずっと感想のことを考えていると、頭がおかしくなってくるのです。自分は何を書きたいんだろう、本当にこれ書いてて大丈夫かなって。でもひとつだけ変わらない気持ちがあります。
五芒星が引く4本の光。4枚の羽根にも見えますね。
「追いつけ、追い越せーーー」から始まった、
ラブライブ!スーパースター!!2期の結末は素晴らしいものであったと思います。Liella!の全てを追いかけることは叶いませんでしたが、この物語の一部始終を見れたことに僕は満足しています。3期もきっと素晴らしいものを見せてくれるでしょう。
キャストの皆さんもラブライバーさんも本当にお疲れさまでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?