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元鈴木軍メンバー達の今後

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遂に、新日本プロレス50周年記念の最後を飾る、WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドームが終わりました。
どの試合も内容が良く、大盛り上がりだったと思います。
前回、7試合を予想してみましたが、結果は、4試合の的中。
鷹木信悟選手の挑戦表明も予想通りでした。
強いて挙げれば、何故、高橋ヒロム選手を予想しなかったんだろ~
やっぱり予想には贔屓目も必要かなと(笑)
そんな風に思ったりしましたが、全体的に見ると流出していたIWGPタッグとNEVERのベルトも返ってきて、概ね収まるべきところに収まったのかなと。
そんな印象でした。

そして、翌1月5日の大田区総合体育館。
そこには前日の東京ドームとは全く違う景色が待っていました!
タイトル戦線の行方も見えてきましたが、中でも特に驚いたのは、元鈴木軍のメンバー達の動向だったと思います。

今回は、そんな元鈴木軍のメンバー達の今後を、書き綴っていきたいと思います。

鈴木軍の解散

さて、話は少しさかのぼりますが、鈴木軍の解散は、昨年12月14日、仙台サンプラザホールにて、鈴木みのる選手の口から突如、発表されました。
鈴木選手の言葉を要約すると、
「選手それぞれが目指す方向が変わってきた」
ということでした。
それを聞いた時、鈴木選手らしいなと。

鈴木選手といえば、新日本プロレスでデビューした後、第2次UWFに合流し、第2次UWFの分裂時には、藤原喜明選手率いる藤原組に身を置き、さらに藤原組から分裂したパンクラスに身を置くといった、紆余曲折のプロレス人生です。
自身のやりたい方向に、常に突き進んできた鈴木選手だからこそ、目指す方向が変わってきたのなら、それぞれの道を進めば良い。
それが鈴木選手の考え方なんだと思います。
仙台でのマイクでメンバー達を称えるその言葉からは、そんな思いが感じ取れました。

そんな鈴木軍ですが、1月5日でそれぞれの道筋が見えてきています。
大まかに言うと、

・鈴木みのる、エル・デスペラード
・ザック・セイバーJr.
・タイチ、金丸義信、DOUKI、TAKAみちのく

の3派に分裂した格好となりました。

闘う相手を求める者達

写真提供:もこさん

鈴木選手とデスペラード選手は、他団体にも参戦し、常々、闘いたい相手を求めてきました。
鈴木選手は、昨年は海外にも多く参戦し、現在も全日本プロレスのリングで、元DRAGON GATEの土井成樹選手、大森北斗選手と共闘し、新たな道を進もうとしています。
一方のデスペラード選手も、葛西純選手との試合を初め、他団体の選手を常々口にする等、多方面に視野を向けてきています。
この2選手に関しては、今後個人として、闘いたい相手に向かっていくことでしょう。
そして、新日本のリングでは、成田蓮選手と共闘していくようです。
試合数をこなしていくとなると、2人では心許ないため、新たに共闘するメンバーは不可欠です。
2人に関しては、敢えて言うなら、新日本本隊に籍を置いた形になるのでしょうが、今後、フリーの土井選手なんかも巻き込んできたら、新しいユニットの設立なんてのも面白いかもしれません。

ザック・セイバーJr.

写真提供:もこさん

ザック選手は、いち早く行動を起こしました。
1月4日で成田選手に勝利した後、TMDKに合流し、翌5日には、ヤングライオンの藤田晃生選手をメンバーに加えました。
JONAH選手がWWEに移籍したため、新たなリーダーを求めていたTMDKとの共闘は、ザック選手にとって、渡りに船だったと思います。
特に、シェイン・ヘイスト、マイキー・ニコルスの2選手とはノアで旧知の仲であり、もう1人のバッド・デュード・ティト選手を含めTMDKは5人になりました。
今後、チームとしてではなく、新たなユニットとしての活躍にも期待できそうです。
ようやくシングルのタイトルを初戴冠した、ザック選手の今後の活躍が期待されます。

残った者達

写真提供:もこさん

さて、残るタイチ、金丸、DOUKI、TAKAの4選手です。
実績のある鈴木、デスペラード、ザックの3選手が抜けた、さながら鈴木軍の残党のような様相で、メンバー的にもかなり苦しい陣容に見えます。
この4選手、方向性も見えてこないため、現時点では何とも言いにくいのですが、今後、試合数をこなし、新たなユニットとして活動していくためには、メンバー増員は不可欠だと思います。
それも出来ればヘビー級で実績のある選手…
タイチ選手と共闘出来そうな選手…
そうなるともう、1人しか思い浮かびません。

SANADA

現在、SANADA選手はタイトルに絡む予定がありません。
また、最近、少し元気がないのが気になります。
そろそろ勝負の時期に来ていると思いますし、タイチ選手がSANADA選手に接触してきたら…
なんて考えてしまいます。

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