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ミンサガリマスター初プレイ勢に見て欲しい記事

どうも。ミンサガの沼です。

普段はYouTubeでゲーム実況を投稿してます。

現在投稿してる動画だと、まだ一周目ホーク編です。が、実際のプレイはもっと進んでます。

実は、一昨日、究極サルーインを撃破しました。

ゲームの話は動画中で全部するつもりだったんですが、ミンサガに関しては、動画の中で語りきれなかったことが結構あるので、このたびnoteに書いていこうと思い、筆を取りました。

ミンサガリマスターは原作未プレイでも楽しめた

ミンサガリマスターは、2005年にプレステ2で発売されたミンサガを原作とするリマスターです。

なので、多くの人は、原作にどハマりしてた勢で、最新ハードでまたミンサガができる!ということで購入してると思います。ネットの声を聞く限り、既プレイの人にも好評なリマスターとして評価されてるっぽいです。

僕は原作未プレイで、ミンサガに入って、最初はかなりゲームシステムの難しさに困惑したんですが、慣れたら面白かったです。

ゲームシステムようできてる

今振り返ると、めちゃくちゃ完成されたゲームシステムだと感じます。普通のRPGゲームだと、これさえ使ってればもう無敵みたいな「壊れ要素」が見つかったりするんですが、ミンサガはそういうのがちゃんと塞がれてる感じがしました。

たとえばクイックタイムという時を止められる合成術があるんですが、何も考えずに使うとBP/LPが切れてガス欠になる、など、一見無敵に見える技や術にも、ちゃんと欠点があって、よくできたゲームシステムだなとやればやるほど感じました。

ただ振り返ってみると、「慣れ」に10〜20時間ほどかかったので、やはり初プレイのときはハードルになるとも思います。

既プレイ勢が多いので、そのハードルがちょっと過小評価されてる気もします。

なので、初プレイ勢に向けて、これだけは知っておいて欲しい!みたいな情報を抜粋しました。攻略情報やネタバレではありません。

わたくしは、20時間ぐらいやって、ゲームシステム理解したわけなんですが、冷静に考えると20時間使ってるので、これは誰しも耐えられる時間ではないと思います。

トライアンドエラーでゲームシステム理解していくのが正しいんですが、ミンサガというゲームはちょっとシステムが難しすぎる上に、リマスターで周回プレイヤー向けの便利UIも追加されて、更に「初心者お断り」臭が強まったと感じました。

なので初プレイの気持ちと記憶が残っているうちに、入門書的なのを書こうと思います。

初プレイのミンサガで難しかったとこ

えー、ゲームシステムは全部難しかったです。僕はロマサガ3はやったことあったので、HPとLPとか、閃きシステムとかは知ってました。ただそれでも余裕で難しかったので、サガシリーズ初プレイだともっと難しいと思います。

難しかった要素を列挙します。

  • (ゲームシステムの基本)

  • BP

  • EP

  • マップアビリティ

  • クラス

  • スキル

  • 武器の種類

  • 薬箱

  • 煙玉

  • 合成術

  • 薬草採取

  • 武器の改造

  • ショップレベル

  • (その他)

  • 進行度

  • 敵避け

  • ワールドマップ

  • ランダム宝箱

  • マップのなんかキラキラしてるとこ(サーチポイント)

  • 名無しキャラ

  • 仲間の集め方

  • 魔法盾

うーん、多い。多すぎる。

「よーしこれからミンサガやるぞ!」って人に、これ全部解説すると、もはや授業になってしまうので、マジメに解説するのはやめて、もっとフランクに大事なとこだけさらってく感じにします。

基本的にはギユウ軍の解説を読んでトライアンドエラー

町に入ると、どこかにギユウ軍というクソガキがいます。どんなに周回プレイしても、主人公のことを冒険初心者扱いしてくるクソガキ連中です。

大人をナメるな

このギユウ軍、話すと町のマップをくれるので、新しい町に来たらまず話して、マップをもらいましょう。

そして、ゲームシステムの複雑性を緩和するために、さまざまな解説をしてくれます。これを読めば、初心者でも簡単にミンサガのシステムを理解できる!

ゆるして
とりあえず基本的なことを教えてってゆったんだけど知ってること全部教えてこようとする

わたくし、偏差値が50万あるんですが、この解説一通り読んでも全然理解できませんでした(BPの解説でつまずきました)。

ふつうのゲームなら解説読むよりとりあえずやってみたらわかる、なんですが、たぶん最初はやってみてもわからないと思います。

なので、やってみる→解説読む→やってみる……のループで、書いてあることの意味がわかってくる感じになるかと。

敵が強すぎる

強すぎます。

ボスが倒せなくて苦労するのは納得しますが、普通にエンカウントする雑魚敵でもそこそこ全滅します。

全体技を閃かないまま敵のレベルが上がってしまうと、むしろボスより雑魚敵の方が苦労するかもしれません。

これはもうどうしようもないです。強くなってください。

進行度は気にせず戦いまくってOK

ミンサガには「進行度」というシステムがあります。僕は未プレイでしたが、こういうシステムがあることはどこかで知っていました。

これは現実世界の時間経過をRPGゲームで再現した、と考えると分かりやすいと思います。

戦闘回数によって、ゲーム内の進行度というパラメーターが上がります。それによってイベントが強制終了になったり、雑魚敵のレベルが上がったり、色々影響が出ます。

「モタモタ攻略してると、世界がどんどんモンスターに侵攻されていく」というメッセージでしょう。

僕はゲーム実況を投稿してた関係もあって、進行度を極力上げたくなくて、一周目の中盤はなるべく戦闘回数を抑えるように行動していました。

しかしミンサガの場合、進行度がMAXになってしまったとしても、イベントは何個かダメになりますが、ゲームは継続できます。また戦闘回数が少ないとキャラのステータスが低いので、ボス敵との戦いで大苦戦します。

進行度はゲーム開始前に選ぶことになりますが、初プレイのときは「ゆっくり」をおすすめします。「普通」でも結構早いです。

ミンサガ、難しいゲームではありますが、RPGの基本である雑魚敵とたくさん戦ってステータスアップする、というポイントは一緒です。

クラスはさっさとレベル3にしちゃう

難しいポイントで「クラス」という要素があります。とりあえず主人公のクラスをレベル3にしちゃうのをオススメします。

わたくしの実況シリーズだと、#7にして、やっとこれに気づいて、愕然としました。

はじめたばっかのホーク

クラスシステムをよく理解してなかったのと、ジュエルを節約したかったというのもあり、かなり慎重にレベルをあげてました。これを試しにレベル3まで上げてみました。

!?

何が起こった?

うせやん

はい。これでスキルを個別に上げることができます。早く知りたかった……

クラス全体で上げる方が、ジュエル的には節約できます。しかし、序盤だとマップアビリティのスキルだけ上げたいときが結構あって、困ってたんですよね。

とりあえずこれだけはやりましょう。正直最初から解放されていて欲しい……

ダンジョンの攻略はマップアビリティ必須

マップアビリティ、色々ありますが、以下はダンジョンの攻略上必須となります。

  • ジャンプ

  • クライミング

  • 仕掛けサーチ

すべてのダンジョンで必須なわけではありませんが、ないと攻略不可のダンジョンがあります。

僕は当初、「マップアビリティとかよくわからんから、本当に必要な時まで使わないぜ!」と思ってましたが、それで時間ムダにしました。

マップアビリティは、

町の修練場で習得→必要なものを5つ装備→ダンジョンに向かう→宿屋に泊って使える回数が回復

というのが基本的な使い方になります。

ダンジョンの途中で、「あ、やっぱこれ必要じゃん」となってメニューから切り替えると、使用可能回数が半分になります。このシステムは正直ダルいです。

鍵開け・ワナ解除は失敗しても何回もできる

宝箱には、鍵がかかってたり、ワナがかかってたりします。

ワナ解除が必要

マップアビリティの宝箱に対して行う鍵開け・ワナ解除ですが、失敗してもリトライができます。

僕はこれに気づかず、最初の方一回失敗したらもうその宝箱は諦めてました。

あとワナ解除は失敗しても、ワナかかったままの宝箱を開けるのにトライすることもできます。ワナが発動した後で、宝箱を調べると、開けることができます。

戦った後に宝箱調べると普通に開く

たまに二重でワナかかってる宝箱があって、最初にその宝箱に当たってしまうと、「ワナかかってる宝箱って、ワナ解除成功しないと開かないんだ……」と思ってしまって、ずっと諦めてました。もったいない。

ダンジョンのキラキラ光ってる場所は何?

たとえばこういうところです。

ニューロード

これが「サーチポイント」です。

宝箱サーチ、薬草サーチ、鉱石サーチ、財宝サーチ、仕掛けサーチが使える場所です。

対応したマップアビリティを装備していると、Bボタン押すことで隠れてた何かが出てきます。

敵避けが難しいのは仕様

マップアビリティですが、「ステルス」と「忍び足」を両方使うとエンカウント避けられます。

逆に言うと、それなしでエンカウント避けるのは厳しいです。

おそらくはスーパーファミコン版ロマサガ1への原作リスペクトなんだと思います。

絶対にエンカウトさせるんだという強い意思を感じるロマサガ1

武器の改造はしない方がいい

武器の改造は手を出さない方がいいです。わざわざ書かなくても、手は出さないと思うんですが、一応。

改造しないなら鉱石発掘は不要?と思うかもしれませんが、今後の周回のためにとりあえず集めて、倉庫送りにするか、売るかすると良いと思います。

その他マップアビリティ

財宝の地図を使った宝探しも、序盤はやらない方がいいと思います。

アイテム交渉は上手く使うと便利。高級薬草を調合でつくりたいなら、薬草摘みを連れて薬草採取するよりも、アイテム交渉がいい、というぐらいですかね。高級薬草自体、回復術覚えたならあまり要らなくなってくるアイテムではあります。

ワールドマップに移動できたりできなかったり

普通の町だと、Xボタン押すか、町の出口行くかでワールドマップに行けます。

ただワロン島、リガウ島、フロンティア、バルハラントは違う動きをします。たとえば船でワロン島に行くと、Xボタン押したときにジャングルに移動します。ワールドマップ出るには一度船で大陸に渡ってからXボタン押す必要があります。

僕は一周目の主人公ホークだったので、ワールドマップへの出し方でめちゃくちゃ混乱しました。アルベルトではじめる人が多いと思うので、普通なら悩まないとは思いますが……

薬箱は無能

薬箱は回復量が少なくて無能です。

ゲーム開始の本当に最初だけ使うかもしれませんが、僕は早々に倉庫送りになりました。

煙玉は有能

リマスター版で煙玉というアイテムができまして、これが有能です。

宿屋の高い部屋泊まると10個まで回復するんですが、正直全然足りません。

薬草採取を使って、薬の調合して煙玉99個にすると、快適な冒険ができます。

ただチェーンバトルという仕組みがあって、これが発生すると煙玉が使えなくなるので、油断できません。

EPがなくなるなら武器を複数持たせる

ミンサガの武器にはEPという要素があって、基本的にはすべての武器にEP30が振られています。

EPは宿屋で回復します。主人公パーティーが寝てる間に、武器を補修してくれるサービスをしてる、というのが公式解釈みたいです。

ダンジョンに深入りすると、EP0になって、メイン武器が使えなくなって、宿屋に帰らないといけなくなった!ということが発生するかと思います。

クラスのレベルを上げていくなどすると消費EPは抑えられるようになってくるんですが、序盤は大技使うとガンガンEPがなくなってくと思います。

対策としては、複数武器を持たせる、というのがあります。例えば弓使いなら、3本弓持たせるといいと思います。

ふつうの部屋と高い部屋の違い

宿屋でEP回復するのは、ふつうの部屋以上となります。

ただの宿屋なのに説明が多すぎる

ふつうの部屋だと装備してる武器だけを修復しますが、高い部屋だと手持ちの武器をすべて修復となります。ただ倉庫送りにした武器は対象外です。

高い部屋より上のランクの宿は基本的にメリットがないです。記念宿泊ですね。

全員がヒーラーだ

序盤、僕の場合パーティーでホークだけがヒーラーという状態だったんですが、めちゃくちゃキツかったです。

ロマサガ3では、技が得意なキャラと術が得意なキャラではっきりわかれてたんですが、ミンサガはなんでもありなので、基本的にはどの武器でもどの術でも育つ感じになっています。

なので、全メンバーに回復術をつけるのが基本です。

癒しの水(水の術)かムーンライトヒール(光の術)をつけましょう。

あと回復対象が自分だけになりますが、気の術の集気法、体術の練気も便利です。

これほぼ必須な気がします。

全体技が早めに欲しい

序盤の立ち回りでキツかったポイントで思い出すと、全体技がなかったのもキツかったですね。

術で火の鳥や吹雪、サイコブラストなどを使うのがてっとり早いですが、金がないと思うので、それもキツイですね。そもそも最初は術自体が10要素もあって難しいですし、手出しづらいですよね。

技で、円舞剣、でたらめ矢、ブレードロールあたりを閃いてから、雑魚戦がグッと楽になりました。

PUBは出入りするだけで仲間候補が変わる

最後に仲間について。

キャラが仲間にできる条件は、キャラによってだいぶ違います。が、PUBにいるタイプの仲間は、一度外しても、またPUBにあらわれます。ただキャラによって、出現するPUBが違うので、どこでもいいわけではありません。

そして出現条件を満たしているPUBであっても、必ずいるわけではありません。ランダムで出現したりしなかったりします。

出現させたい場合、PUBを出入りするだけでOKです。

ググったら「戦闘を挟むとPUBの仲間が変わる」という情報が出てきて、わざわざ戦闘してたんですが、これは完全に時間のムダでした。

まとめ

以上となります。

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面白かったプレイ感想note。「わかる!」の連続でした。

(了)

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