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壱岐も行く1

これのつづき。対馬→壱岐の日なのでタイトル変えました。壱岐は2泊3日になる予定

昨日の夜はあなご重食べた後で壱岐のことが気になって、Kindleの司馬遼太郎の「街道をゆく」の前半を読む

さすがにナナメ読みしてるんだけど、読んどいて良かった。対馬は漁文化で、壱岐は農耕文化らしく、2つの島は近いけど文化的に大きく違うようだ

あと壱岐に松尾芭蕉のお供で有名な河合曾良の墓があるらしい。なんでやねんと思って調べたら、曾良くんは晩年幕府から領地の見回り仕事の役を与えられて、九州地方をまわってたらしく、壱岐で病気になって亡くなったらしい

などなどちゃんと読んでると、なかなかに興味深いことが書いてあって、全部読もうかなとも思ったが、明日の朝が早い

対馬の北端の比田勝から南側の厳原まで飛ばすことになるので、7時にアラームかけて寝た

最近翌日早起きだと深夜にちょこちょこ起きちゃう

早起きには成功。6時過ぎにちゃんと起きれた。6:30に朝食、8:00にはホテルを出発。完璧なスケジューリング

なんか昨日からスガシカオ久々に聴きたくなって、ホテルのWi-Fiでベスト盤を落として、国道走りながら流した

対馬の電波、町中は入るけど、国道はまあまあ入らない場所が多いので、ダウンロードしとかないとちょいちょい切れてしまう

スガシカオって定期的に「これからは明るい曲をたくさんつくります」って宣言してあんまりセールス上手くいかなくて、結局またジメジメした曲つくってる気がする


レンタカー屋着いたのが10時過ぎ。Google Mapの所要時間が2時間だったので、ほぼ予定通り。自分が優秀すぎて怖い。怖いか?俺が?

レンタカー屋も俺が怖かったのか、当初の料金から5,000円くらい値引いてくれた

返却時間とりあえず14時にしてたので、その分を調整してくれた。というか14時はデタラメ過ぎる。船12時発やぞ

車、トヨタのアクア(ハイブリッド)で、俺あんまりトヨタ車好きじゃないから、走り面では不満多かったんだけど、4日でだいぶ乗り倒したのに、給油したらガソリン20Lでビビった

調べたらアクアの燃費最高で30km/Lとか出てきて、マジかよ、という感じ

500〜600kmぐらい走ったと思われる

10時台にフェリーの待合室でこれ書いてるけど、冷静に見たら船の出発時刻13時だから早く着きすぎてる。そら誰もいないわ。バッファ積みすぎた

司馬遼太郎、中学・高校生のとき好きだったけど、今読むと決めつけが過ぎるというか、人間を単純化しすぎてる気がする。壱岐の人間はこう、対馬の人間はこう、みたいな。ちょっと気になってまう。色メガネで見過ぎ

早く着いたら本でも読んでればええやの思い通り、エアコン効いた広い待合室で「街道をゆく」を読み終える。読んでて書いてある受験戦争批判が古いなと思って、80年代くらいに書いたのか?と思って確認したら1978年の連載だった。古すぎ

読書が捗ってるうちに人も増えてきて、出発時間

船内ではメジャーのドジャースカブス戦がやってた。年寄りはマジで大谷の打席しか見てなくてすごいなと思った

壱岐の場所がわからない方のために、マップのスクショ貼りました

港は芦部(あしべ)と郷ノ浦(ごうのうら)の2つがあって、時間的に俺は芦部を使うことに

芦部で長岡レンタカーの社員の人が看板持って待ってて、駐車場にGO

めちゃくちゃ早足で、俺を撒こうとしてんのか?と思った。ただ車ついたら普通だったから、単に早く接客を終わらせたかっただけっぽかった

壱岐は司馬遼太郎曰く「カレーライスの皿をひっくり返したような島」なんですが、たしかにまん丸な形をしている

道も島をぐるっと周れる道があるっぽくて、まずはそれを周ることに。離島来たときの基本アクションになっている

対馬は形が縦長なので、「周る」って感じじゃなくて、往復の復路で眠くなってしまった。壱岐は果たして

えー、周った結果、なんかあんま良くないかも……

あのー、壱岐ね、豊かな土地ではあるんですよ。対馬の10倍くらい田んぼがある。誇張じゃなくマジで10倍はあんじゃない?対馬が山すぎるのを改めて実感

ただ一周一時間くらいで、なんか、対馬の後だとちょっと、刺激が足りなく感じてしまった。田園風景きれいではあるんだけど、きれいなだけなんよね

網元へのチェックインは17時予定だったので、15時くらいには島を周り切ってしまった。車載動画撮るのもなんかダルいから明日にしたい気持ち

やることなかったので壱岐空港に行く

何も考えずに行ったらちょうど飛行機の到着時間で、人がワッて来て、ウワッとなってしまった

壱岐空港は自動ドアくぐるとワンフロアの中に一つの売店、一つの受付、紙の時刻表、手荷物検査の入口はドア隔てた次でその先に飛行機の発着場がかすかに見える……というミニマム感

いや正直好き

対馬空港も小さかったんすけど、二階建てで小さいなりに食堂とか展示スペースとかありますよ〜な感じだったけど、壱岐空港はホントにザ・地方空港な雰囲気

成田とか羽田とかのイメージじゃなくて、ホントに飛行機が発着する最低限の場所って感じ。フライトシミュレーションゲームだったらレベル1の状態

これ現地の人には悪いけども、島って小さければ小さいほど良いんですよ。小さいほど非日常感が高まって楽しくなってくる。究極ヤシの木一本生えた島🏝️、これでいいんです

対馬と壱岐、どっちが栄えてるっていうのは難しい比較だけど、壱岐の方がかわいらしい感じがした。対馬は無骨。Ghost of Tsushimaが壱岐を舞台にしなかったのは必然なのかもしれない

てかツシマのDLCの壱岐譚やってないのよね

なんかあんまり惹かれなくて……それは現実の壱岐にも同じ気持ちになってるかも

全然悪くないんだけど、なんかな〜。比較的平和な島だからなのかなあ

でも壱岐空港行ったあたりからアガってきて、ホテルのチェックインまで空港裏のシーズンオフの海水浴場行ったりしたらあっという間に時間が過ぎた

これが空港の裏だからね。この感じの青い海の色が好きすぎる

そういえばさっき空港行ったとき、行きのお客さんをゲートに入れてたことを思い出す。スマホで時刻表調べたら16:40長崎行き。あと10分ほどだったので、待って離陸する瞬間の撮影を試みた

よしよし来たぞ!

あっ、そっちか……

でも長崎と反対方向に飛ぶんだねえ。なんでだろ?

そっから宿

ちょっときれいな民宿みたいなイメージで予約してたけど、まず受付にスタッフ3人いて面食らった

なんかわかんないけど、やる気ないじーさんが一人で受付してるのを想像してた。めっちゃ若い男女がはつらつと受付してくれた

風呂も食事も良かった。あんま良い写真撮れなかった。

宿食だとやっぱ楽は楽だな〜明日は一日壱岐なので、あちこち行くぞ。イルカと曾良の墓は絶対見る。あと宿が郷ノ浦なので、その周辺でウニ丼食べたい

本日は以上です

ありがとうございます

(続)

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