2020年2月に書いたヤクルトのドラフト予想

書きだめしてたものを公開していきます。

ヤクルト2020年ドラフト指名予想

全てはシーズン終盤に次のシーズンの戦力補強ポイントが浮かび上がってくる。
なぜなら、シーズンを戦っていく上で新戦力の台頭の嬉しい誤算や計算していた選手の不調や怪我などの悪い誤算があるからだ。それが順位に直結する。
仮に優勝チームはメンバーの流出等がなければ、将来的なドラフトになる。
しかし、その年の優勝を争ったチーム、上位進出チームは即戦力を補強し、来年こそはと意気込む。

では今回はヤクルトを例に取ってみる。
チーム順位 6位
打率    6位
得点    2位
安打    1位
本塁打   2位
打点    1位
盗塁    5位
防御率   6位
失点    6位

やはりバレンティン、山田を筆頭に今年ブレークした村上がいる為、打が特徴のチーム。
しかし、得点した以上に取られてしまう投手陣の脆さがある為、6位に甘んじている。
故障者が少なく、投手陣に柱が先発、中継ぎ、抑えといると優勝できる力は持っている。

しかし、現在は長年エースとしてチームを支えてきた石川の衰え、館山の引退、打の象徴バレンティンの移籍、畠山の引退、雄平、青木の高齢化などこれまでの懸念が表面化してきた。
直近の優勝メンバーが抜けるか、衰えてるか、という状況の中で、若手で台頭してきたのは村上、梅野、といったところだろう。
山田、中村がまだチームの根幹と成しているから良いが、今後数年で青木、雄平、石川などは引退をしてしまう。その時のチームはどのようなメンバーで戦っているのだろうか。
更に山田の国内、海外FA、五輪後のポスティングの可能性もある。

以上から圧倒的な投手力の無さに高齢化野手陣の立て直しが急務だ!!

2019年には将来のチームのど真ん中を支えてくれる奥川投手に続き、ドラフト2位から4位まで即戦力投手を指名したことで、2020年の投手陣立て直しに希望が持てた。
特にドラフト2位の吉田はすぐチームの戦力になるだろう。起用がハマれば新人王も狙える!
そして5位6位の高校生野手も今後の野手陣にとって良い補強にはなったが、5年後以内に台頭を望みたいところだ。


そこで、2020年ドラフト予想を二通りで考えてみる。
①寺島、原、ルーキーたちの活躍をした場合、即戦力投手は望まず、即戦力野手の獲得を狙う。

候補となるのが、中央大コンビの五十幡外野手、牧内野手、近畿大の佐藤輝内野手、はたまた高校生野手で村上のようにすぐ育てることができるという自信から東海大相模の西川外野手、花咲徳栄の井上内野手、明石商の来田外野手が挙がるだろう。

その中で、スワローズジュニアで活躍し、中学時代サニブラウンに勝ち、全中の100m、200mともに日本一になった五十幡を指名してほしい!
彼は異次元のスピードと強肩を武器に広範囲なセンターの守備は青木の後継者として神宮球場で輝きを増すだろう。
これは青写真かもしれないが、彼が一番センターに定着し、山田村上が返す…そんなスワローズ打線を見たい。
彼の足と守備は金を払ってでも観たいそんな選手になるだろう。

②投手陣がピリッとせず、即戦力投手が必要な場合
苫小牧駒大の伊藤が筆頭で、2019年ドラフトの奥川のような将来性豊かな投手を選ぶなら明石商の中森、中京大中京の高橋を選び、その後即戦力投手を指名する手を再び取っても良いかもしれない。
しかし、ドラフト1位2位の枠を即戦力投手にしてしまうと、野手の良い素材のものを取れないため、あまりお勧めはしない。
もし、やるなら、1位に即戦力投手の伊藤、2位に残っていれば前述した高校生野手の西川、井上が良いだろう。

私個人的には即戦力投手が欲しくても、ドラフト1位なら五十幡!!!
がベストな選択と言える!!


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