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屈したか…という謎の寂しさ (日記0514)

一昨日の日記


 親の家に1人。「親の家」と呼ぶのは、ここで暮らした思い出がないからである。親がいるだけだ。実家と呼ぶわけにはいけない。高校までは富山に住んでいた。父親の単身赴任とぼくの一人暮らしが重なり、「家族全員が別の場所で暮らすの何?」と気づいた母親が転職をした。それで、収入とか通勤とか、そういう理由の妥協点としてこの土地が両親2人の暮らす町として選ばれ、そして家が建った。家自体は念入りに設計されていて、ぼくも多少は手伝ったので思い入れはある。そう考えると、今はまだ親の家だけど、そのうち実家になるのかもしれない。それはそれとして家に1人。昼寝する気構えはできている。


 2限に授業。文学部の授業を取っている。一冊の本を少しずつ読んでいく。久しぶりに集中して人の話を聞いている気がしたが、これは当社比。座っているだけでソワソワしてしまった。途中、iPhone SEが届いた。予定より一週間くらい早い。もともと旧iPhoneSEを使っていたので、普通に進化が嬉しい。画面は大きいしアプリの起動は早いし…カメラも性能いいしよ!ったく…。授業は途中から聞いてなかった。集中してくれ。


 またカレーを作る。人はなぜカレーを作るのか?謎ですね。マトンで作ったらめちゃくちゃ肉が硬くてふーん…と思った。思ったは思ったけど1人で3人前くらい食べた気がする。このレシピだとカレーの成分はほとんどトマトと玉ねぎなわけで、つまり米の量が同じならルーはいくら食べても問題ないはず。これは問題が1つあって、米の量も増えている。


 来週に面接をする予定だった企業からメールがきた。7月頭に延期するらしい。もともと「えっ、5月末って言ってもまだ緊急事態宣言あるけどやるんだ、強気〜」と思っていたので、屈したか…という謎の寂しさがある。というか困る。この面接のために美容室の予約をしていた。せっかく髪を切るチャンスだったのに…。美容室が苦手すぎるから、こういう機会を逃すと伸ばしっぱなしになる。6月までボサボサかもしれない。それはそれとして就活がまだまだ終わらないのがつらい。


 中トロラジオの編集を早めに終わらせようと思っていたのに、結局木曜日になっても全然進まなかった。「なんとかなるっしょ〜」と思ってのんびりしたのもあるけど、丁寧にやりすぎたのも原因。遠隔で録音した分、それぞれの音声が別々のファイルとして扱えるようになった。だからやろうと思えばどれだけでも編集できてしまう。zoomで生じたズレなどを直すだけで普段の編集くらいの時間がかかったワケ。めちゃくちゃ楽しかったわね。よくなると思ってした工夫のフィードバックが一瞬で得られるのがいい。こういう類のことなら集中できるの、なんかに利用できないものかね…。おわり。

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