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旅客機の世界が変わる日(アイデア含む)

 先日、NHKBS1の『BS世界のドキュメンタリー選 「民間宇宙ビジネス最前線」』に未来を視た。

 皆さんは、2021年に宇宙旅行を成功させたニュースがあったのを覚えているだろうか。ヴァージン・ギャラクティックとブルーオリジンの2社。当時は「おお、宇宙が身近になるな。テクノロジーの進歩の速さは凄い。」などと思っていた。

 しかし、実はこの時重要な事に気が付かなかったのだ。ブルーオリジン社が『カーマンライン』を超えていたという事実に。

『カーマンライン』とは高度100kmのところで、
国際航空連盟(FAI)はそこから上空を『宇宙』と定義している。オーロラもこの辺りから出現します。

 ドキュメンタリーでは、カーマンラインを超えると大気密度が極めて低く引力がゼロに近くなるという。結果的に飛行速度が飛躍的に高まり、地球の端から端まで1時間未満で行けるようになるとのこと。

画面では、東京→シンガポールが28分と表示されていました。現状の飛行機では7時間位かかります。

 これは革命的な事だと思います。旅客機には大きな影響ですね。将来的にファーストクラスそのものが無くなるのではないでしょうか。

 この宇宙旅行、『サブオービタル旅行』と呼ばれるタイプですが、訓練が少なくとも必要で今すぐ気軽に行けるわけではなさそうです。価格帯も高く、現在は富裕層向けかと思います。

ーー以外、疑問とアイデアーーーーーーーーーー
※2022/4/15に追記と修正をしました。
・日本で宇宙船発着のスペースポートを設置するとしたら、太平洋側がいいのでは。東京湾・北海道?
台風や交通の便など諸事情を鑑みると茨城県の海岸が良さそうに思える。

・カーマンライン超えた所のスペースデブリ対策はどうするのか?

・光ファイバーを宇宙の施設内で作成した映像があり、不純物が地上よりも少ないみたいな説明があったような気がします。それについて思ったのは、『宇宙料理』として味が均一に混ざるとか雑味はどうなるのか?など何か出来ないのかなと思いました。塩・水とかの精製。

・宇宙広告。スペースコマーシャル。宇宙飛行機向け。
最初の内は、宇宙空間や地球に夢中になるだろうから、慣れてきたころになるかと思います。それでも尚、飛行時間は限られているはずなので、事前に収集したデータから選択された広告のみ表示されるAI広告が良さそうな気がします。

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