コロナ禍と「障害者」の定義
「障害者」の定義をもう一度考えてみたい。
「社会の仕組みにおいて、生きる上で障害となるものを持った者」としたならば、社会の仕組みそのものを障害とならないように変えていくのが理想的だと思う。
また、「障害者」というよりは「社会に対して生きづらさを感じる者」がしっくりくるのではないか?
別として、「社会的弱者」という文字があるが、これも当てはまるのではないだろうか。組織やグループ内で、同レベルで同調するのが当たり前の社会があるからこそ出てきた文字だと思います。
ここで思ったのは、もし、「社会的弱者」が全体から見て少数派だとして、大多数になった場合、社会は変わるのか?と。
そして、コロナ禍である現在(2020年12月)、感染者に対する風当たりが強くなっている現状をみると、コロナ感染者は「社会的弱者」になりえるのではないか。
コロナ感染が収まらない中、「コロナ後遺症」というワードも出てきている。感染に歯止めが効かなくなると、経済が立ち行かなくなってしまう恐れがある。
もし、そうなってしまった場合、社会は変わらざるをえなくなるのではと思ってしまいます。
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