ssラフ
『や、メタバってる?』
シンの手甲のギミックにメッセージが届いたのは、うだるような暑さが蜃気楼を作っていた横断歩道を渡り終えたところだった。

シンは沢山生えた葉の木がつくる日陰を気持ち早く歩きながら、涼しめる処を探し、見つけて一息ついた。
 
そして、眼鏡が半分

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