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スピラ旅行記 その3

どうも。とろみたこやきです。少しずつ記事のまとめ方や動画の撮り方のコツをつかんできたような気がします。難しく大変な作業も多いですが、それ以上に好きな作品について語れる楽しさがありますね。今回もゆるっとお付き合いください。

さて海を漂いたどり着いたのはビサイド島。海辺でブリッツの練習をしていたチーム【ビサイド・オーラカ】に発見され目を覚ますティーダ。サムネにもしましたが「今度こそ助かったと思ったんだ」というこのセリフはプレイヤーの気持ちを代弁するものでもあると思います。鬱々とした雰囲気の遭難状態からの解放。やっと物語が始まった!と喜んだ人も少なくないはず。

ここでビサイド・オーラカのキャプテン、ワッカに案内され村へ向かいます。その道中自分の置かれている状況、この世界のことを知るために、ティーダはここでの常識や知らないことをシンの毒気にあてられたということにして上手く聞き出していきます。

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まずはこの世界の文化や文明のことからまとめましょう。全国民がシンという脅威に怯えています。その恐怖を和らげるためにエボンの教えという宗教が存在します。その歴史は長く、広く深く信仰されています。またエボンの教えによると、「昔々1000年以上前は機械仕掛けの街があちこちにあり、夜の訪れを感じさせない程の明かりや見上げても終わりが見えないくらいに高い建物がそびえ立つような街ばかりでした。そんな機械に頼った自堕落な人間たちへの罰としてシンが現れ、全てを破壊しました。罪をつぐなうのは今生きる人間たちの努めです。贅沢をせず慎ましく、機械に頼ることのない暮らしていきましょう。その罪がつぐなわれた時、シンのいない平和な世界が訪れるでしょう。」とまぁ、こんな感じです。その機械仕掛けの街の1つがティーダの故郷、ザナルカンドですね。

そのためこの世界では機械の使用や開発は宗教によって禁止されており、文明の発達も止まったままになっています。ちなみに前回登場したリュック達アルベド族はエボンの教えを信仰していません。そのため手榴弾や機械仕掛けの船を操っています。

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その後少し荒っぽいながらワッカに案内されるティーダ。入り江を泳いでビサイド村へ向かいます。この区間のフィールドと音楽の気持ちの良いこと!無理やり彩度を上げた海でもなく絶妙な青と緑のコントラスト。時たま見える1000年前の遺物。それと共存するサンゴ礁や草木。いや、これだけ木が生い茂っているので汽水域の可能性も高いのでサンゴ礁ではないのかもしれませんが・・・。とにかくめちゃくちゃきれい。お見事。嫌味の無い癒し空間が広がっています。ずっと泳いでいたくなりませんか?本当に最高。

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知らないことを根気よく教えてくれる優しいワッカさん。この人に出会わなければどうなっていたことやら。同じように時空を越えてやってきた父親は間もなく寺院管轄の施設に収容されていましたからね。怪しいやつ!捕らえろ!ってね。笑

ここでワッカはティーダの面倒をみてやることを約束し、ティーダはビサイド・オーラカへ加入して今度の試合で優勝に導くことを約束します。村へ着いてからは討伐隊宿舎や寺院を訪れ、村の人から様々なことを教わります。

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討伐隊。シンから人々、村、街を守るために結成された寺院公認の組織です。シンを倒すという大きな目標はあるものの、実際はシンの進路を変えたり足止めをしたり、その程度が限界であることが語られます。シンは人の力では抗うことのできない厄災的存在であることがわかります。この討伐隊の2人、ある大きなミッションに参加することを決め、寺院に破門されてもシンを倒す手段を模索し戦う覚悟を決めています。この世界の人間にとって寺院からの破門はこの上なく苦しい罰だと思いますが・・・。またこちらはミヘンセッション編で詳しく。

そんな前置きがあってから今度は寺院の中へ入ります。たくさんの石像が祭られており、絶えず祈りの歌が聞こえてきます。たくさんの参拝客が一心に祈りを捧げているのが印象的です。無宗教な私にとってはあり得ない光景でしたし、ティーダも「俺の知らない世界」と話しています。ここも新たな文化に恐る恐る触れていく感覚がリンクします。

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これら4体の石像は過去にシンを倒したことのある大召喚士さま達です。1000年の間にたった4人。いや、5人か。

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初めてシンを倒した召喚士界のカリスマ、ユウナレスカ様もいました。

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ワッカの家で休ませてもらうティーダ。食事の準備をするといってましたが、結局ありつけず。腹ペコだろうにかわいそう。笑

お昼寝の最中夢を見ます。ティーダにとっての約10年前、ジェクトが行方不明になった日の出来事です。「大嫌いだ、もう帰ってこなくていいのに」と言う幼きティーダに母が諭すシーンですね。本当の意味で死を理解できていなかった彼の軽はずみな発言だったのかもしれませんが、父は本当に帰ってこず、大人になるにつれこの時の発言を後悔していると思います。

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シンを倒すために修行を積む召喚士。その見習いにあたる従召喚士が試練の間から1日以上帰ってこないことを聞いたティーダ。場合によっては命を落とすこともあるといいます。しかし「掟だから」という理由で誰も助けに行きません。

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ティーダは夢に見たあの日の後悔を繰り返さないようにと駆り立てられて、周囲の静止を無視し、立ち入り禁止区域に入っていってしまいます。エボンのことなんて知らない彼にとっては何も恐ろしいことではありませんでした。

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そして一人試練の間にたどり着き、また孤独を感じながら不思議な空間の謎解きをしていきます。動画やプレイ記には試練の間のことは割愛しようと思っています。音楽は好きですが、見ている側は退屈でしょうしカットしようかなと。

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さて、次回はやっとヒロインのお出ましです。ゲーム界最高のヒロインですよね?衣装もかわいいし、芯があって強いところも大好き。

では、次回その4でお会いしましょう。


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