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ホテルキーをつくる

2023年9月。
きっかけはこちらのキーホルダー。

大相撲キーホルダー

さまざまな力士の名前が並ぶホテルキー風キーホルダー。
部屋番号は誕生日になっている。
カラーや書体でその人のイメージを表現できる。面白い。

議長のホテルキーを作る。
まずはホテルキーを印刷してくれるところを探す。A-Goods Storeはカラーバリエーションも豊富で1本1,000円弱で作れる。

ボールチェーンの色も選べる

デザインはこちらに決定。

機械彫刻用標準書体を採用

1203号室は高そうな部屋だ。
議長の強火のファンにプレゼント予定だったのでさぞ喜ぶはず。

個包装されている

完成!
これでも全然悪くないんだけど…UV印刷は経年劣化で印刷部分が削れてしまうので、できれば刻印したい。
素地のアクリルキーも追加注文する。

アクリルを削ることができるレーザーカッターのレンタルを探すとFabラボが三鷹にあった(残念ながら2024年3月閉鎖)。

ファブラボは、 「ほぼあらゆるもの」をつくることを目標とした、3Dプリンタやカッティングマシンなど多様な工作機械を備えたワークショップ。世界中に存在し、市民が自由に利用できる事が特徴。「ほぼあらゆるもの」の中には、大量生産・規模の経済といった市場原理に制約され、いままでつくり出されなかったものが含まれる。

Wikipedia

Fabラボでは初回にレクチャーを受ければ時間貸しでレーザーカッターや3Dプリンターを使うことができる。
厚さ15mmのアクリルの場合、カットは無理だが刻印なら可能とのこと。
刻印データをR0,G0,B0で塗ってaiデータにして持参(クラウドも可)する。

・11:00~11:30 入会手続き、レーザー加工機初回講習
・11:30~12:20 レーザー加工機利用(1枠分)
値段忘れてしまったけど3,000円くらい

難関は位置合わせ。何せ小さい。
レーザーポイントとアクリルの起点(左上)を合わせる。
何事も練習台が必要だ。
UV印刷部分を硬貨で削って(あっさり削れた…)練習台とした。

工房にあった三角定規を借りて並行を取る
刻印fin 深くしたいので2回削った
帰宅後スミ入れ(アクリル絵の具)
余分な部分を拭って完成
緑の方は位置が右に寄りすぎた

やはり刻印した方が断然いいのだが、レーザーカッターのレンタル料金を考えると10個以上は作らないとかなり割高になる。
位置合わせは難しいし量産には向かない。
でもスミ入れは簡単で楽しい。
あとアクリルはきれい。


先方のミスで黒く印刷されてきたが、意外とセクシーで良かった こういうこともある