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昔のあだ名

昔つけられたあだ名で、「うさぎちゃん」というのがあった。

なぜ、そんなあだ名をつけられたんだろう。と考えていた

私が小学生の頃
「ガラスのうさぎ」という映画の撮影が始まり

夏休み中に近くの小学校(明治小学校)で撮影がされるので、「エキストラとして参加しませんか?」と学校に案内がきた。

習い事もしない暇な時間がたっぷりある私。

エキストラに興味がある。ということではない。
お弁当がただで食べられる。
そしてその映画のチケットももらえる。という文句にまんまとのった(たぶん親の策略)笑

母が髪を切ってくれていたから、
前髪パッツンのおかっぱ。

痩せ細っていて、栄養の足りないようにみえる姿は、戦争の映画にピッタリだった。

教室にボロボロの服が山になっていて、
その中から好きな服を選び着替えるよう言われた。

私は、茶色の上着とズボンを履きみすぼらしい子供になって
それが目立ったからか監督に呼び止められ
一つ台詞をもらった。
教室のシーンで
空襲警報が鳴り机の下に隠れる。
机から出てくるときに頭をぶつけ
「あ、痛っ!」といい頭をかきながら周りをみる。
周りが笑う。
ただそれだけの役。

当時、ものすごく人見知りで声も小さくしか出せない
挙動不審なわたし。

何度やっても声が小さく結局
他の子と交代させられた。
もう40年も前の話なのに
主役の女優(当時、中学生位)に冷たい目で睨まれたことは忘れられない

あの時ちゃんとできていたら
今頃、女優なのに(笑)

それで、大人になってからその映画の話をしたら、うさぎちゃんと呼ばれたんだった。

拙い文章ですが楽しみながら 続けていきたいと思っています🍀感謝です☆