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圧雪路に心酔

本土四極の東、納沙布岬に行ってきた時の話。圧雪のありがたさを知った。

ちなみに納沙布岬は下の地図の赤いところ。

納沙布岬

端を目指す

3日前、ふと北海道の最東端に行きたくなったので、納沙布岬に行くことにした。

ひとまず帯広に宿泊し、計画を立てて出発。

無事に納沙布岬へ到着した。

写真を撮って満足し、宿のある釧路へ戻る。

Google先生 ちょっと待ってくれ

帰路を粛々と走っていると、なんだか道がおかしくなってきた。

明らかに誰も走った形跡がない。
あるのは鹿の足跡だけ。

「うーん、ここで事故ったら怖いな…」
と思いつつ、車を走らせる。

そうこうしてるうちに、車が加速しなくなってきた。

「おかしいな… エンジンの調子が悪いのかな?」
そんなことを考えたが、雪が深い以上、止まるわけにもいかない。人通りがゼロの場所でスタックしたら洒落にならないからだ。

うぉぉん…
ギアを落とし、スピードを維持する。
2速で走らないと速度が落ちるのだ。

ううううぅぅ…
エンジンが唸る唸る。

とその時。
ふにゃっっ
いやな感触。

車体が流される。
必死にハンドルを逆に切る。
逆に切る。
逆に切る。

くるっ。
車体は回ったが何とか止まった。

「ふぅ…危なぁ…」
圧雪されている普段の雪道が、どれだけ走りやすいか身に沁みて分かった。

大通りを行こう

Google先生はある程度無視しよう。
できるだけ大きい通りを行くのだ。

圧雪されていて
▪︎ 燃費がいい
▪︎ 滑りにくい
というメリットが大きすぎる。

速さより安全だ。

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不一

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