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【デッキレシピ】ルカリオ+トゲキッスVMAX

トリバーです。デッキを作ったので記事にしてみました。


今回のデッキはスターバースで新登場のルカリオを活躍させることを念頭に作成を行いました。それなりに強くて面白いデッキになったのではないかと思います。それではお聞きください。

ルカリオの戦い方の検討

 ルカリオは自身でデッキからエネ加速ができる非常に優秀な特性と、エネ枚数に比例したダメージを出せる強力なワザを持っている。かつてのリザードンと比較すると特性によるエネルギーをつける枚数が減っているが、1進化であるため場に出しやすくなった。またエネルギーの枚数のダメージ倍率が上がっていて、3エネつけるだけでも190ダメージ、4エネつければ250ダメージと、新登場のこだわりベルトをつけることでVやVSTARを倒すのにも十分な打点となる。要は場に出してから特性を使う1-2ターンを捻出できればそれだけでいい。どのようにそのターンを捻出するかは諸々のアプローチがあるが、今回はバトル場に壁となる耐久の高いポケモンを置いて耐えてもらうオーソドックスな戦い方を考えた。


壁ポケモン候補

壁役として真っ先に浮かんだのはサダイジャVMAX。サダイジャVMAXは1エネ60ダメージ、ベンチ全員に20ダメージと破格の高効率なワザをもち、さらに進化前のサダイジャVが特性により倒されづらくサダイジャVMAXに進化させやすい。ただマオ&スイレンのような回復手段が現状のカードプールで乏しいため基本的には1度ダメージを受けたら手負いの状態でベンチに下がるかワザを打ち続けて倒されるのを待つ形となる。いつでも相手にサイド3枚を取られる可能性があるというのはかなりストレスでルカリオが非Vでサイド1枚で済むというメリットが活かしきれないのではと考えた。エネルギー1枚でワザが打てるので、ダメージを受けたらモミで全回復するという素晴らしい手段ももちろんあるが、このデッキではその手法は使えない。ルカリオがたけるとうきを使うとダメカンが乗るのでモミを使うとルカリオについているエネも当然トラッシュされてしまうのだ。残念。

....その後ワザで回復できるイシヘンジンVMAXを考えたが相手の盤面への圧力が低かったのでボツになったりと紆余曲折を経て、スターバースで超強化となったトゲキッスVMAXを使うことにした。


トゲキッスVMAXの強化カード

スターバースにはトゲキッスVMAXをダイレクトに強化するカードが複数収録されている。

チェレンの気くばり
ダメカンの乗った無色ポケモンを手札に戻せる。モミと違いエネルギーや持ち物のトラッシュが無く、耐久がそれなりに高めで万能サーチで中盤以降ドローサポートに頼らずに戦えるトゲキッスVMAXとの相性がよい。チェレンを使った後再度ベンチにトゲキッスを出しループを狙うとボスの指令でベンチのトゲキッスVを狙われて隙が生じてしまうため、モミが採用できるデッキならモミと併用したほうがよい。

ダブルターボエネルギー
トゲキッスVMAXが即ダイグライドを使える。今までは2枚のエネの用意のためにテンポが遅れがちだったりエネ加速用のカードを別で用意する必要があったりと戦いづらい場面が多かったが解消された。チェレンと合わせた場合に特に強力。

こだわりベルト
トゲキッスVMAXの打点不足を解消。ダブルターボエネルギーで下がるダメージの補強となる他、パワフル無色エネルギーを1枚つけているだけで170ダメージが出せるようになり、VMAXを2回の攻撃で倒しやすくなった。また、今後多くのデッキに採用される可能性の高いネオラントVがHP170であるため、170ダメージが出せることの意味は大きい。

デッキレシピ

これらのカードを組み合わせることでトゲキッスVMAXの耐久やダメージ効率は格段に上がり、非常に使いやすくなる。そんなわけでできあがったデッキが以下の通り。

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【デッキコード】vkVkk5-v3eCox-FFVkVF

意図したわけでもないがスターバースとプレミアムトレーナーボックスさえあれば大体揃うので組みやすいのではないかと思う。肝心のトゲキッス以外。


トゲキッスとルカリオの組み合わせの可能性

トゲキッスVMAXをルカリオの壁役として使うメリットとしてダメージの噛み合わせが良い点が挙げられる。トゲキッスVMAXのダブルターボエネルギーをつけた場合のダイグライドのダメージは100で、ルカリオが場に出て2ターン目で出せる190ダメージ、こだわりベルトと合わせることで計320ダメージとなり多くのVMAXが射程圏内となる。複数のルカリオを場に出した状態でダイグライドに繋ぐことができればルカリオを1匹倒されても大筋に影響せず、ルカリオが身代わりになった分トゲキッス自信がダメージを負わないのでダイグライドによるサーチ回数を稼ぐことに繋がり盤面を整えることも容易になる。

またトゲキッスが苦手とする雷タイプや大ダメージを出すムゲンダイナVMAXの弱点をルカリオで突ける点も大きい。余談ではあるがポケットモンスタープラチナでは2匹ともシロナの手持ちのためシロナの覚悟を採用してコンセプトデッキと言い張ってもいいかもしれない。

今回はデッキを回すことを優先し、苦手なデッキに対する対向札は少なめの構築としているが、他の候補カードとしては、ベンチダメージに弱いためマナフィ、エネルギー回収札としてトレーニングコートが考えられる。またビーダルのラインをアルセウスVSTARにしても当然の様に強い。


終わりに

チェレンで回収した後ベンチに出し直したトゲキッスVの耐久が心配になる点を除けばなかなか強く面白いデッキになったのではないかと思う。

さて、このデッキの注意点として、雷タイプを相手が出さないと思われる状況ではノコッチを出さない方がいい。ノコッチはお互いの場に働く特性のため、場にいるとアルセウスVのような闘弱点のポケモンをルカリオで倒せない状況が生まれてしまう。

「あれ、ノコッチのせいでHP残っちった...」

なんてならないようにしよう。

.... ....お後がよろしいようで。
残念ですがさようなら。

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