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完全無料 G1 チャンピオンズC 全頭診断

G1 チャンピオンズC 全頭診断

前から公言していたが今年のチャンピオンズCに『カジノフォンテン』の参戦が決定したからには全力で応援すると決めていた。

普段から予想を載せてる立場の人間として予想に感情を入れるのは『失格』なのかもしれない。

だが、好きな馬を全力で応援するのは俺のポリシーであり俺の競馬だと思っている。

いつも予想を楽しみにしてくれている仲間には申し訳ないが、今回のチャンピオンズCに関しては予想ではなく応援として参加する事を許してくれ。

したがって今年のチャンピオンズCは、◎カジノフォンテンと既に決まっているので最終見解は作らないつもりだ。 

ツイキャスで、カジノフォンテンが勝つ条件や展開を書くと宣言していたが、今回はファンとし応援したい為控えさせてもらう。

ただそれだけで終わるのはあまりに失礼なので全頭診断だけは責任持って作らせてもらうぜ! 

少しでも予想の参考にしてもらえたら有難い。

またジャパンCを『見』した通りすがりの兄がチャンピオンズCの予想を出すみたいなので興味がある人間は見てやってくれ。

それでは全頭診断を始めたいと思う。

1枠1番 ソダシ 追切B

3歳世代がこの秋大活躍しているが、その世代で最も人気があるのは間違いなくソダシだろう。
父は芝→ダートで物凄いインパクトを残したクロフネ。母ブチコはシラユキヒメ一族という事もあり勿論ダート初戦となる今回注目を集めるのは当然だ。
結論から言わせてもらうとダートは普通に走るだろう。しかし、いきなりG1となると話は変わってくる。
過去に芝→ダート初戦で中央G1を制覇した馬はいない。そして中央ダートG1であるチャンピオンズC、フェブラリーSで過去10年で牝馬が馬券内に来たのはサンビスタのみと中央のダート界において『牝馬』というのは苦戦しているのも事実。また芝スタートの東京ダート1600mと違いオールダートコースの中京ダート1800mとなると厳しいと判断している。
枠も1枠1番と内枠有利なこのコースでは好枠に思えるが、気性難のソダシが砂を被っても平気というのはとても想像が出来ず、更に隣には◎カジノフォンテンがいるという事も考えるとスムーズな競馬をするイメージが全く沸かない。
ソダシは歴史を覆すだけの力を持っている馬というのは重々承知だが、流石に今回のチャンピオンズCでは厳しいだろう。

 

1枠2番 ◎カジノフォンテン 追切B

正直、いつもの交流重賞とは違い『挑戦者』というのは理解しているし、厳しい戦いになると思っている。
あまり多くは望まない。ただ、カジノフォンテンらしい競馬だけを期待している。 

俺は全力で応援するぜ!!

 

2枠3番 サンライズノヴァ 追切A

今年と去年のフェブラリーS、かしわ記念、南部杯を見比べても下方線なのは確か。
JBCスプリントでは2着と好走したが、元々マイラーだったサンライズノヴァが距離短縮で好走した様子を見ると現時点で中京1800mをこなせるイメージが沸かないが…陣営がデキを絶賛しているようにモズスーパーフレアにノーステッキで先着しているように調教は抜群で不気味な存在ではある。

 

2枠4番 インティ 追切B

チャンピオンズCでは2年連続3着と好走しており、勝ちタイムも1分50秒を切るようなレベルが高い好時計決着だった事からしても中京ダート1800mへの適正は高いと思っている。
近走は『差し』の競馬が続いているが鞍上はインティに乗り慣れた武豊JK。枠も2枠4番と絶好枠に入り、内でじっと堪える競馬が出来れば3年連続馬券内も全然有ると思っている。

 

3枠5番 エアスピネル 追切B

7歳にしてダート界へ挑戦してからは安定した成績を残しており、今年のフェブラリーS、武蔵野Sを見ても『衰え』というのは全く感じない。
ただ、そんなエアスピネルの弱点は『延長ローテ』だ。過去の戦歴からも分かるように延長ローテで成功したのは神戸新聞杯→菊花賞の好走のみでその他の延長ローテでは全て前走着順を下回っている。
また東京ダート1600mのような芝スタート+ワンターンの競馬を得意としているだけにコーナー4つの中京ダート1800mではなかなか狙いにくい。

 

3枠6番 テーオーケインズ 追切A

前走のJBCでは痛すぎる出遅れ。前々走の帝王賞ではカジノフォンテン、ダノンファラオが作った激流のレースをチュウワウィザード、オメガパフュームがいる中で圧勝。そして内枠有利なこのコースでの3枠6番と絶好枠…これは人気になるだろう。
内で耐える事が出来る馬なだけに馬券を買う上では無視は出来なくなってくるが、そもそも中央のダート重賞は手薄なメンバー構成だったアンタレスSの1着のみで実力を信頼するにはまだ早いような気がする。また今年に入ってから好走したレースは全て『重、不良馬場』であり『良馬場』開催が濃厚な今年のチャンピオンズCではもしかしたら…なんて事も十分有り得ると思っている。

 

4枠7番 サンライズホープ 追切B

今年に入ってからの成長が著しく中京ダートでは(2-1-0-0)のオール連対と相性も良く、最近勢いに乗ってる幸JKが騎乗という事もあり面白い1頭だ。
ただ、G1級の流れを経験した事がないだけに、ここ2年のような1分50秒を切るようなレースになるようならまだ力が足りないイメージでいつも通りの競馬が出来ない可能性は高いような気がする。

 

4枠8番 スワーヴアラミス 追切B

スワーヴアラミスといったら松田大作
松田大作といったらスワーヴアラミス
人馬一体という言葉が似合うベストパートナーではあるがG1という舞台は流石に高い壁になりそうだ。

 

5枠9番 オーヴェルニュ 追切A

中京ダートは3戦3勝の中京巧者。
特に平安Sのレコード勝ちは圧巻の内容でその後の帝王賞、みやこSで馬券に絡めば間違いなく人気の中心となっていただろう。
しかし、逆を返せば馬場が合わない交流重賞の帝王賞、完全な叩き台のみやこSでの負けで人気が落ちるのならオッズ的にも非常に狙い目の1頭なのかもしれない。

 

5枠10番 ケイティブレイブ 追切C

過去の実績、調教、血統など様々な角度から見てもここで一変する要素が俺には見つけられなかった。

 

6枠11番 アナザートゥルース 追切B

前走みやこSでは差し、追切馬の決着の中3着と粘り好走し、兄サウンドトゥルーの影響もあり穴人気しそうな1頭だが、今回は多数の同型馬の存在、枠も外目を引いてしまい厳しい競馬になりそうだ。

 

6枠12番 クリンチャー 追切B

前走みやこSは1番人気ながら6着と惨敗してしまったがこの馬は
鉄砲(1-1-1-5)
2戦目(1-2-1-2)
と完全に叩き良化型であり、休み明けだった前走の負けはあまり気にしない方が良いのかもしれない。
今回はスローな流れを考えにくいメンバー構成で良馬場という事もあり『タフな持久戦』になる可能性が高いと俺は考えている。
今年のみやこSが1.51.6、昨年クリンチャーが優勝した際のみやこSが1.49.9(どちらも良馬場)と昨年のタフな流れの時に好走していたように『タフな持久戦』というのはクリンチャーが最も得意としている競馬だ。
鞍上もこの馬とは3戦3勝の川田JKに戻るというのも大きなプラス要素で今回の穴馬の中では1番面白い存在だと思っている。

 

7枠13番 チュウワウィザード 追切B

一昨年は4着。昨年は1着とチャンピオンズCでは強い競馬をしていて、リピーターが多いチャンピオンズCでは馬券外に外すというのは難しいのかもしれない。
帝王賞→JBC→チャンピオンズCと3年連続同じローテで、例年のように順調に向かってきている様子からも特に嫌う要素もないが『特別今年は!』みたいな感じにそこまで強く推せる要素も見つけらないのも正直なところだ。
しかし、メンバー構成的にはゴールドドリーム、クリソベリルがいた昨年よりも相手関係は楽になり今年も無難に好走するだろうと思っている。

 

7枠14番 ダノンファラオ 追切B

近年は交流重賞でしか走っていないが、中央の1戦級と戦うには明らかにスピード不足で、いつものような前々での競馬がすんなり出来るイメージが沸かない。
今年1番勢いに乗っている武史JKがどう騎乗するか見ものではある。

 

8枠15番 メイショウハリオ 追切B

上がりの脚という面ではこのメンバーの中でも上位の脚を持っていて、馬群を苦にするタイプでもないので内から追い込んで来た18年2着のウェスタールンドのような穴馬として期待していたのだが、8枠はあまりに痛すぎる。
中京ダート1800mで外から追い込んで来るのは至難の技であり、過去のチャンピオンズCで外から追い込んで来た馬がいない訳ではないが、ゴールドドリーム、サウンドトゥルーなどの実力も上位クラスの馬でないと外から追い込んで来るのは難しい。その点、初G1のメイショウハリオにそれを望むのは厳しいだろう。

 

8枠16番 カフェファラオ 追切B

前走は苦手な延長ローテ+適正外の芝重賞だったので今回の芝→ダート、短縮ローテはカフェファラオにとっては大きなプラス要素として捉えて良いだろう。
しかし、この馬の力を最大限に引き出せるのはやはり東京ダート1600mであり芝スタートのレースでないと前に付けられないという点からしてもダートスタート+コーナー4つの中京ダート1800mでは持ち味が活きない。
更に大外枠というこのコースでの最悪な枠に入り、絶好調のルメールJKが騎乗としても今回は厳しいと思っている。 

仮に◎カジノフォンテンが出走していなかったとしたら、テーオーケインズを本命にしたかもしれないぜ。

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