無理せず「一日一食」になっている話
家事は、わりと嫌いじゃない。
特に料理と洗濯は、そこそこ好き。
よっぽど疲れてたり気が向かなかったりしなければ、頼まれなくても自然とやりたくなる。
料理はちゃんとやり始めたのが最近だし、何も習ったりしてないのでぜんぜん下手な部類だと思うけど、たまにがんばって新メニューに挑戦したり、ゆるーく自炊している。
たまにがんばって作るごはんの例。
でも最近、ごはんってそんなに頑張らなくてもいいなって思ってきた。
具体的には、緑黄色野菜を必ずとるとか、一汁三菜並べるとか、魚を意識して食べるようにするとか、油を控えるとか。
栄養も彩りも味も全部意識してた頃は、楽しくなってきた料理もちょっと苦しかった。
熱々を並べたくてキッチンでばたついて、焦って勝手にいらいらしてしまうことも。
最近は、ごはん(食事)を食べすぎないという健康法をよく聞く。
一日二食か一食にしたり、おなかが空いてなかったら食べなかったり。
曰く、「現代人はごはんを食べ過ぎ」らしい。
以前なら歯牙にもかけなかったような内容だけど、タイミング的な問題で興味がわいた。
おもしろいな、と思って、「おなかが空いてなかったら食べない」を早速実践。
まず、朝ごはんをあまり食べなくなった。
食べてもスープか、お茶漬けか、あたたかいお茶くらい。
以前は健康のためにと食欲がなくても無理して食べていたのだけど、朝から胸焼けしたり、胃のあたりから疲れてくる感じがあったりした。
朝ごはん食べないと力が出ないのでは?とも思ったけど、在宅勤務ということもあってか、今のところ特に支障はない。
最初の頃は、お昼になるとなんとなく「何か食べたいな」と思って食べていたけど、それもだんだんまちまちに。
特に〆切前などの忙しい時は、お昼を食べないほうが仕事が捗ることが多い。
仕事が一区切りつくと、ほっとして食欲が湧いてくるので、自然とそのタイミングで食事をとるように。
今では、一日一食〜二食くらいの生活を、まったく無理なく続けている。(ここ2週間くらい)
もちろん、おなかが空いたら何時でも食べる。
でもできるだけジャンクフードでなく、きちんとお米のごはんなどを食べるようにしてみた。
ジャンクフードが食べたくなったら、油が足りないんだな、と思って、卵かけごはんやおうちラーメンにごま油をかけたり。
今のところ、体重も特に変化なく、体調も変わりない。
栄養が偏るかなとも思ったけど、自炊を全然していなかった頃はもっとひどい食生活だって平気でしてた。
それと比べたら、許容範囲では?という印象。
ごはんを食べる回数と量が減ると、自然と自分の食べたいものがわかるようになってきた。
油をとりたい。
野菜を食べたい。
牛肉が食べたい。
和食っぽい味の、汁物だけ食べたい。
小麦粉ではない麺類が食べたい。
その欲求に自然に沿うようになって、体が欲しているものを摂れている実感がある。
この間はポテトチップスを揚げたくなって、新じゃがでポテチを自作してみた。
おいしかった!
でも食後は油がもたれたのか、「さっぱりしたフルーツが食べたい……!」という欲が。
自分にしては珍しく、野菜室の奥に仕舞い込んでいた八朔を出してきて剥いて食べた。
今まで食べた八朔の中でベストワンだったかもしれない。
剥くのに手間がかかるフルーツはあまり好きじゃないのだけど、これは体が欲していたから苦にならず、剥いている間もしゃぶっている間もずっと八朔のことを考えていた。
これでこの日の夕飯は終わり。
皮はお風呂に投げ入れて、初の柑橘風呂!
ほのかにいい香りがして心地よかった。
胃への負担が少ない実感があって、一日一食、今のところ快適です。
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