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高大連携が流行ってますなぁ

鳥居りんこが毎月、塾のトーマスさんで
連載してます「お母さんの参考書」。
最新作がアップされました。

今回のお題は「高大連携」について。

ぶっちゃけ、大学は青田買いよろしく
学生確保に努めたい。
高校は「大学枠確保」を狙って募集を
やりやすくしたい。
この双方の思惑一致で、爆発的に増えて
いる取り組みなわけですね。

高校生にとっても、それはメリット。
つまり、推薦枠が増えるってことなので
大学入試への安心感も増すし、それが
行きたい学部学科ならばチャンスが
広がるってことなので歓迎されると
いうことが言えるわけです。

私はね、それもあるけど、高校生の内に
アカデミアについて思いを巡らせる事が
できるのが一番のメリットと思う次第。

多いのはさ、大学附属高校からの進学組
が陥る罠。なんせ、これが大抵、成績順
だから、自分の希望通りには行かないのが
世の常だわね。
すると、余った枠で、消去法になる。

前にあったケースでは、慶應大学で文学部と
商学部で悩み、ママンが「男が文はハズイ」
って商を押したために、商に進んだんだけど
入ってびっくり。
「数学があるなんて聞いてねーよ!」って。
単位が取れずに留年を繰り返したという悲劇
案件になったんだよね~。
単純に数字が出てくると、やる気が失せる
って、その子が言ってた。

学部学科研究を事前にしておかないと痛い目に
合うのは、このケースだけじゃなく続出してる
わけよ。

でも、高校時代から、この大学のこの学科は
こういう研究をしてるのか!ってのが分かると
自分には向いてないとか、興味あるとか
判断できると思うんだよね。
そこが大きなメリットで、大学っていう高校と
違う深い学びの雰囲気を知るだけでも違うと
思うんだなぁ。

例えば、実践女子高は近所の国学院大の
講義を受けられて、しかも単位も取れるって
聞いたけど、国文学とか哲学に強い大学の
講義を聴いて、学問の奥深さを垣間見る経験は
すごく刺激的だと思って、羨ましかった。

そういう面から見た「高大連携」も中々に
我が子への未来の扉を開ける起爆剤になるの
ではないかな?と思って、コラムを書いたので
よかったら、見てみて下さいね。

ご高覧いただきまして、ありがとうございます。 よろしければ、応援、よろしくお願いします<(_ _)>