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微熱が続いて、コロナかな?と思ったら

しばらく連絡を取っていなかった一人暮らしの
友に「元気にしてるか?」とLINEしてみた。

すると彼女が「実はもう5日ほど微熱が続いて
いる」と言うではないか。

ええーーー!?症状は?と聞くと

・平熱に戻ったり微熱になったりの熱
・筋肉痛
・耳の痛み(強度は弱め)
・味覚・嗅覚の変化なし
・不正出血

仕方がないので、じっと家に籠っているという。

翌日、様子を聞くために電話してみた。
すると、こんな風に教えてくれたので、
皆さんとも情報共有しておきたい。

結論から言えば、8割がたはコロナではない。
もしかしたら、軽症の軽症かもしれないが
検査をしていないので、何とも言えないとの事。

そう、彼女は昨夜、帰国者なんとかセンター
とかいう窓口に電話をかけ続け、ようやく
深夜になって電話が繋がったそうだ。

最寄りの保健所はパンク状態とみえ、全く
繋がらず、終業時間を迎えたから、県が用意
している24時間窓口にずっとかけ続けていた
らしい。

窓口の人はものすごく親切で「お辛いですね」
などの共感してくれる言葉を多用してくれる
ので、それだけでも、心が和らぐらしい。

しかし、友人がいる市では、PCR検査は
1日に35人。つまり、選ばれし精鋭35名様
だけが検査して頂けるシステムなんだそうだ。

それで、結論として「かかりつけ医」に
行くようにと指示されたという。

そして、夜が明けての午前中。
かかりつけの内科の先生に電話してみたら
万全の対策を講じているので、いらっしゃいと。

なんでもコロナ対策用にスペースが区切って
あって、しかも、一般患者と同一ルートになら
ないように配慮されていたそうだ。

いつもは沢山の患者で溢れている医院らしいが
その日の患者はゼロ。
おかげで、じっくりと話も聞いてもらえ、即座に
レントゲンやら、尿検査なども実施してもらえた
と言っていた。

結果、友人は「膀胱炎」という診断。

膀胱炎に関しては、女性ならば経験ある人ばかり
であろうが、友人は全くの無症状であったため
かなり驚いていた。

でも、無症状だと、下手すると腎盂炎に進行、
最悪の場合、命を落とすという病気だそうで
侮れないみたいだ。

ドクターは友人に言ったらしい。

もし、どうしてもPCR検査を受けたい場合
キーワードがふたつあると。

窓口への主訴として「息苦しい」
「熱10日間」。

息苦しさも、通常、感じたことがない
息苦しさを覚えるらしいが、これがポイント
で、検査してもらえやすくなるという。

とにかく、疲れが溜まっている、免疫力が
落ちているという時に病魔は迫る。

膀胱炎も抵抗力がない時にり患しやすいと
聞くが、コロナウイルスも弱っている人に
容赦ない攻撃を仕掛けるものだと推察。

結論として「かかりつけ医に相談せよ」と
いうことだ。

友だちは「コロナは自宅待機」
と言われて「自宅で様子をみろ」という
指示が出ているように思い、ひとり悶々と
していたが、これは精神的に非常に悪い。

更に、別の病気であることも十分にある。
むしろ、そちらの方が多いかもしれない。
故に、一回、かかりつけ医に電話してみろ。
そういうアドバイスであった。

余談だが、そのドクターは「オンライン診療」に
めちゃくちゃ懐疑的で、ぼやきが止まらなかった
そうだ。

糖尿病や高血圧などの慢性疾患のような
経過観察をしている病気にはオンライン診療で
「先月と変わりはないですか?」などと
いうことで、薬を処方すればよいかもしれない
が、発熱や咳や腹痛を訴える患者を
「オンライン」で診察することになると、
重大な疾患を逆に見逃すことになると憂慮
しているらしい。

やはり、患者の生の様子を直接見ることを
しないと、とんでもないことになると。

そのドクターは、早く検査キットを
現場に卸す方が、逆に混乱しないのでは?
と思ってるらしいが、本当にコロナ陽性の
患者であった場合、その検査の飛沫感染の
問題もあるので、悩ましい所かもしれない。

そのドクターの元には今まで30人程が
コロナ感染を疑って来院。その内の数人を
検査に推薦したらしいが、全員、陰性
だったそうだ。

一口にオンライン診療というが
保険証をコピーしてファクスで送るように
なっているそうだ。

ドクター曰く「で?診察代はどうやって
払ってもらえるの?」って。

お国も地方自治体も初めての一大国難に
相当、バタついている一例かもしれない。

私たち庶民ができることは、感染しないように
じっと身を潜めていることだけなのだろう。

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