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王の資質

先ほど終わった怪獣ボクシング完結編。
世界ヘビー級4団体統一戦。WBAスーパー、IBF、WBO世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がWBC王者タイソン・フューリー(英)に2-1(115-112, 113-114, 114-113)判定勝ちで人類史上初ヘビー級4団体統一。

いい試合でした。泣

いくら井上やクロフォードが強かろうがヘビー級選手には絶対勝てない(言い方良くなくてすいません。)という聖地200ポンド以上が集まる神々の地
ウシクがヘビー級を統一

ウシクが成し遂げたのは、もはや『◯階級制覇』とか『◯団体統一』とかではなく… 『ボクシング制覇』
一つの競技を「全クリ」した。
ヘビー級歴代最強クラスの王者相手に技術と精神力で全ボクサー中最高を証明した。まじで黄金の精神。GOAT!

戦う相手がいないという状態。凄すぎる。

この地獄のようなボクシング界で最強なのがこのウシクという聖人なの本当に素晴らしすぎる😭

(ラッパーや反社会勢力etcのように地獄のような悪いやつサグいやつ自己利益しか考えないやつ妻や恋人に暴力振るうやつ、その他悪いやつが蠢くこの業界で聖人がGOATなのは本当に感動する。)

ゴロフキンとかもそうだが旧ソ連の選手(カザフスタン、ウクライナetc)
なんでこんなに聖人が多いんだ。。
なぜここまで国家と信仰における神と家族の為に戦えるのだろうか。
ここまで真っ直ぐ生きられるのだろうか。

そして西側諸国だったところは自己利益ばかりなのだろうか。。
資本主義と新自由主義は本当に人をダメにしたのではないだろうか。
(これ以上は流石にやめときます。。)

そしてウクライナ人でありこの間まで出兵も経験し
世界選手権ヘビー級 金メダル
オリンピックヘビー級 金メダル
クルーザー級4団体統一王者
ヘビー級4団体統一王者
PFP1位

もう経歴にケチの付け所がない。

(前のフューリーのブログでウシクのボクシングスキル解説書いたことあるので遡って読んでね)

歴史的に、今は良きも悪しきも人々を熱狂させる物語が求められている時代。彼の存在をウクライナだけでなく全世界の人が求めていたのではないだろうか。
勇気を与えるというのがスポーツの一つの使命なら彼以上の功績はもうないのかもしれない。


生命力勝負における信仰

ボクシングは生命力の勝負とも言えるが信仰の強さは本当にそのまま強さに直結すると思う。
沢山試合も見てきたし、色んな人と関わって自分も身体をきたえていて本当にそう思う。
特に9RのダウンをとったシーンあのRがなければ負けていただろうけど
神が与えたスペシャルな時間だった。

舞い降りた時間

「神を信じれるかは結局のところ今日までの自分自身を信じられるかどうか」なのだろうがそれにしてもスペシャルな物語を与えてくれる。


男をもっと尊敬しろよ

彼は間違いなく世界一の P4P ファイターだ。王の中の王だ。
彼は、これまでやってきたことをやって、より大きな階級(天井)でその男を倒した男を倒した。敬礼、兄弟!

どんな不良もバカも悪い先輩も金持ちも政治家も全ての男は彼の前で調子になど乗れない。
神に愛されウクライナに愛され家族に愛されている。本当に素晴らしい。
そして周囲に感動を与えている。



力の無いPEACEじゃどうもならないな。

長い歴史、長い競技、そして沢山の競技人口の中で神に愛されボクシングの「全クリ」を観た。
GOAT! おめでとう!





それにしてもサウジの石油王たちにも死ぬほど愛されてるねえ!!!!


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