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【トリムネポンチのB級映画】恐怖の廊下_あらすじとネタバレ

映画「恐怖の廊下」原題「CORRIDOR」のあらすじとネタバレです。原題は訳すと廊下(迫真)。

●公式あらすじ

勉強に励む若い学生が新しいアパートに引っ越した。しかし、平和な日常があるスローカーによって一転する。(スローカーって何?)

●予告動画

●登場人物紹介

主人公:フランク、フランクの真上の階の住人:ロッテ、ロッテの彼氏:ミッケ、親切な男:レニー、管理人のおばあさん

●本編内容とネタバレとラスト
主人公のフランクは医学生であり、毎日勉強に励んでいた。そんなある日の朝、家を出てマンションの螺旋階段を降りていると、重そうな机を運んでいる女性(ロッテ)に出会う。彼女は半ば強引にフランクに手伝いをさせ、自分の部屋まで持ってきてもらうのだった。

その日の夜、ロッテはフランクの家にやって来た。洗剤がなくなってしまったので借りに来たという。フランクはしぶしぶ貸したところ、ロッテはありがとうと言って去っていった。その後、窓の外を見ると、大きなバイクに乗ったロッテの彼氏(ミッケ)とロッテがイチャコラしているのを目撃してしまう。勉強が一段落して寝ようとすると、上の階からHをしている声が聞こえてくるではないか・・・・。近々テストがあるフランクにとってはこの上ない憂鬱なことであった。対策として耳栓をするのだが、これが後に悲劇を招いてしまう。

ある日の夜、ロッテが大きなバイクを動かそうとしていた。ミッケはいないようで、重いためフランクに手伝ってくれと言ってきた。フランクは手伝おうとするも、虚弱なフランクではうまく動かすことが出来なかった。しまいにはバイクは横転してしまい、傷をつけてしまった。そこへ親切な男(レニー)が登場し、「俺が手伝うよ」と言って横転したバイクをもとに戻し動かしてくれた。「ありがとう」とロッテが言うとレニーは「いいのさ、また会えるかな?」となにやら意味ありげなことを言って去っていった。けれどもバイクに傷がついてしまったわけで、ロッテは彼氏のミケに殺されるとフランクに相談するも、寝不足で明日にテストを控えているフランクは、イライラMAXで知らんがなと自分の部屋に戻ってしまった。

次の日の朝、目を覚ますと大遅刻であった。耳栓をしていたおかげで目覚ましの音が聞こえなかったのである。急いで学校へ行くも、もうテストは開始しており試験室のドアには鍵がかかっていた。意気消沈しながら家に戻り、うつむきがちに共用の洗濯機を回していると、そこにロッテがやって来た。チラチラと見てみると体中に青アザができていた。

その夜に、ロッテが心配になって階段を登って彼女の部屋に向かっていると、突然何者かに殴られてしまう。「ロッテに近づくな!」と声を荒らげたのはレニーであった。彼女に暴力を振るったのをフランクだと思ったのか、彼氏と間違えたのかはわからないが、主人公は気を失ってしまう。

目を覚ますと自分の部屋にフランクはいた。手当をしているのはロッテで、フランクを心配そうに見つめていた。その日、ロッテを家に泊め二人はなにもせずに健全に夜を明かすことになる。

次の日の朝、フランクは彼女に携帯の電話番号をメモに書いて渡し、学校へ行く。急接近できたことが嬉しかったのか、心なしかるんるん気分である。携帯がなってフランクは出てみると、それはロッテの彼氏ミケからであった。「昨日の夜、俺の女に手を出したな!」と切れ散らかしている始末である。そこでフランクは笑みを浮かべて「あー良かったぜお前の女!」と今までの引っ込み思案な正確とは裏腹に煽り返すのであった。

その日の夜(実はクリスマスだったりする)、フランクはロッテにこの事を話してみたところ、彼女はミケに殺されてしまうと動揺する。自分の部屋に戻って行ったロッテ、フランクは悲しそうに見送る。その後、窓の外を見るとあの大きなバイクが!フランクはロッテに知らせようとするも遅く、ハンマーを持った彼氏が階段を上がっていった。天井からゴトゴトと不穏な音がする。しばらくすると突然インターホンがなった。覗き穴から見てみると「助けて!」と懇願するロッテであった。フランクは恐ろしてドアを開けることが出来ないでいると、ミケが彼女を連れ去ってしまった。再び天井からゴトゴトと音がなり、フランクは気になって天井に聴診器をあてるのであった。

このシーンはとても好きです

次の日、フランクは覗き穴からはミケが大きな袋を持って地下のゴミ捨て場に持って行っているのを目撃した。なにかを確信したフランクは管理人のおばあさんの元へ行き、ゴミ捨て場の鍵を借りゴミを漁る。ミケが捨てたゴミにはロッテの服が入っていた(間の悪いことに、ロッテの経血がついたパンツを見つけたところを管理人さんに目撃される)。警察に相談してみるのだが、相手にされないのであった。

次の日、学校では解剖実習が行われていた。フランクは注意深くその死体を見てみるとそれはレニーであった。ハンマーで殴られた男の死体を今から解剖するというのだ。さて恐怖したフランクは家に戻り警察に再び相談するが相手にされないのであった。さて外へ出るのが怖いフランク、物音がして覗き穴から見てみるとそこにはミッケの姿が!!ドアを開けられないように必死に抵抗するフランク、頑張ったかいあって諦めて去っていくミケであった。

必死ですねえ

いよいよやべーぞとフランクさん、ミケがいないのを見計らってドアを開けて螺旋階段を駆け下りる。しかし、ミケとばったり出くわし再び駆け上がるのであった。隠れていると、管理人のおばあさんに声をかけられてしまう。黙らせるためにヘドバンをかまし気絶させるも、ミケに気づかれてしまう。鬼ごっこは続き上手いこと自分の部屋に戻ることができた。警察に通報、管理人さんへの罪をなすりつけることに成功し、ミケは連行されてしまう。

フランクはロッテへの部屋へ行った。部屋は整理されており、床にはDIYの道具箱が置いてあった。誰かが部屋に入ってくる気配、ハンマーを手に取り隠れる。誰かが現れるその瞬間、ハンマーを振り下ろした。しかし、倒れていたのはロッテであった。動転した主人公はハンマーをその場に捨て、自分の部屋に戻っていく。しばらくして、男の悲鳴が聞こえた。フランクはロッテの部屋に行くと、血まみれのロッテを抱えたミケの姿があった。フランクは医学生らしくロッテの手当をする傍ら、ハンマーについた指紋を拭き、警察に通報した。

後日、平穏に暮らしているフランクの姿があった。いつの間にか和解している管理人さんはフランクに「ロッテがあなたに用意してたものよ」と言って包を渡した。そこにはクリスマスを一人で過ごすあなたにと書いたカードとともに小さなクリスマスツリーが入っていた。

●私的感想

正直おすすめはあんまりしません。暇でしょうがない人にもおすすめはしないでしょうよ。面白さのピークはドアの隙間から覗いているポスターでしたねえ。


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