2021射手座新月

12月４日16時43分・いて座の位置で新月となります。さらにこの日は日食を伴う新月、皆既日食となります。皆既日食は前回の月蝕と同様、半年に一度の節目ともいわれてます。次回の蝕の時期は2022年の５月。あなたはこの日に何を種まきしたいですか？今回の新月は大安と一粒万倍日も重なる今年最後の開運日！そんな気持ちで楽しんでいただきたいです。

冒険の星座　I understand

射手座のシンボルの姿はケンタウルス属のケイローンだといわれてます。彼は優れた医者であり、教師であり、射手でした。ケンタウルスとは種族の名前であり、半人半馬である姿はまさに人間の知性と獣の身体性を両方、備えている万能の存在なのです。射手座の象徴からも想像できるとしたら、年齢や社会的な価値基準、国境や境界線は意識しないほど、限りなく精神的自由をもっている星。世界のどこに私が存在しても、私の存在は揺らぐことはない、そんな意識をもつのが射手座の万能性と自由意思の強さでしょうか。学術的で研究熱心なところをもち、真理が好き。本当の核に触れたいと願い、形状にないものをカタチにしていく力をもつ。視点を変えたり、空気を変える、根底から意識をひっくりかえしてくれるような優しさと強さを持ち合わせているのです。

自分の本音を見つけていく

そんな射手座エネルギーが降り注ぐので、身近な事よりも少し自分の視野を広げてみること。この1年の締めくくりのような集大成と新しいフェーズにむけた反省の期間にもなるかもしれません。さらに、日食を伴う新月は自我の生まれ変わりともいわれています。射手座さんの意識を多くの方が感じ、自分のやりたいこと、こう生きていきたいといった事がしっかり出てくるような時期となります。今まで過ごしてきたことをフラットな気持ちで受け入れて、さらに改善しようとする前向きな気持ちをもつことが大切です。

日々の健康管理・ご自分の身体について

日常の特別な事ではない行動が先の未来につながります。私達は今という時間しか生きられません。ですから、日々の健康管理をちょっと意識してみるとか、ご自分の身体に向き合うようなきっかけがあるかもしれません。物質的な事よりも精神的な意識に目を向ける事になってきます。今までの思い込んできた意識から手放しが感じられたり、選択を迫られるような事があるかもしれません。日常のライフスタイルを少し意識して健康的な身体つくりを目指すことを考えていくのもよいでしょう。自分の身体に意識をもつことが自分自身の事を知るきっかけに繋がるかもしれません

過去の傷・心の筋トレ

誰かのために力を注いできた。誰かの幸せのために自分を後回しにしてきた。そんな誰かの役に立ちたいと考えてやってきたことが、実は違っていた気づきがあるかもしれません。相手への期待が過剰だったことに気付いてみたり、感情の整理をして、何か執着していたことにも手放しやすい時期です。ふと感じたことが自分の感性や感覚と一致してみたり、信念を入れ替えてしまうようなひらめきがあるでしょう。

完璧さを求めなくていい

今回の新月は先月の満月からの流れで物事は続いているものです。あなたが感じた感性や感覚は自我の生まれ変わりに繋がること。こだわりのない状態で新しい種をまくことができます。そこで大事なことは、新しい気づきに対して完璧さを求めなくていい、自然に受け取りそして新しい自分を見つけてください。過去で思っていた出来事の感情や理性の間で、葛藤することは何もありません。その思考を超えた答えがあなたはすでに得ているのです。

誰にも言えなかった事や表現できなかったことが自然と言えたり、やる気が湧き出てくる時期です。しっかり自分の感情と向き合ってくださいね。2020年の最後の新月となります。どうぞ素敵な新月をお過ごしください。