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インド占星術#ナクシャトラ

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ナクシャトラとは 天球上の月の通り道に当たる白道を、インド占星術上の基点から等分に27分割したもの。 すなわち一宿あたり13度20分に細分化されたエリアを意味します。インド神話に…
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#インド占星術

#6 アールドラー@ナクシャトラ

ふたご座 6°40′ – 20°00′ 限られた人生の中で、涙を流す、儚さを持ちながら強烈な感情を抱ぎ、そして前を向いて進む。10年先の未来を見据えるような破壊と再生のパワーを持ち合わせているのがアールドラー@ナクシャトラのエネルギーです。 支配星のラーフの影響が強いのと、破壊を司る神シヴァのエネルギーを持ち合わせています。ラーフは尻尾しかない蛇の象徴。どんなことも実態を大きく考えてしまいがち、涙がシンボルで持っている影響もあり、人を笑わす事での涙、怒りの涙、色々な感情から

#5ムリガシラ@ナクシャトラ

おうし座 23°20′ – ふたご座 6°40′ ムリガシラナクシャトラは牡牛座と双子座の両方の気質を兼ね備えています。これは神話の中で、アダムとイブが神からつくられ、りんごをかじってしまったストーリの始まりと同様、今までの幻想の世界観から知性を意識しなくてはいけない領域のスタートのような意識をムリガシラは持つことになります。そして、牡牛座と双子座の二面性をもちあわせていることも特徴の一つになるでしょう。牡牛座は変化を嫌い、五感を味わうのが好きな面と双子座的な知識と情報をも

人生の目的・プシャアルタ

ナクシャトラには色々な意味が含まれていますが、 今回はナクシャトラとの関係性であるエレメント、 人生においてのプロセスについてお伝えします。 インド哲学では人生の目的は4つの分野に分けられると考えられています。 4つの目的のことをプルシャアルタといいます。 プルシャという言葉には、「崇高な魂」「人間」という意味があり、 アルタは「目的」です この2つがつながって、 プルシャアルタとは人生の目的という意味になります。 プルシャアルタは、この世に生まれた魂の本当の目的であり、