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手の届かぬ所が痒くなる

 あるビジネス本によると、仕事ができない人間は、核心部分に至るまで長々と能書きを垂れて、説明が無駄に長いらしいです。
 有能なビジネスマンは、要点しか言わないのでそんなんでいいの? というくらい説明が短いそうです。
 説明の足りない部分は相手から聞いてくれるので、その時に都度説明を足せばいいのだと…。

 マネー本で、年収300万円でも1年間で100万円貯金出来ましたというのは見かけます。
 う〜ん、私が聞きたいのは年収100万円なのに、年間で200万円貯金出来ました、という類なんですよね〜。

 物理的に不可能じゃないかですって? 
 ところがそういう本があるにはあると、ネットニュースで見かけました。
 厳密に申し上げますとその本は、

 年間の給与所得<年間の貯金額

 にするには投資一択という内容のようです。
 ですがやっぱり種銭は1000万円は必要なようで、1000万円貯めるまでに何をしたのかは書かれていませんでした。(私は有能だから、わからない部分は聞いて下さいという事でしょうか?)

 いっつもそう。結局痒い部分に手は届かない、否、手が届かない所が痒くなるんですよね…。
「まごの手」は中国の伝説上の仙女「麻姑まこ」に由来していて、麻姑まこは鳥のように爪が長く、ある男性が彼女の爪を見て「これで背中を掻いてもらえば気持ちいいだろうなあ」と思ったことから、「麻姑まこの手」が「まごの手」になったとか。
 しかも仙女麻姑まこは地球が海しかなかった時代に、陸が誕生するのをずっと見ていた長生きお婆ちゃん。
 |麻姑《まこ》お婆ちゃんの知恵袋を我に授けてください。説明文はいっぱい書いといてね。



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