鳥飼重和の「何があっても上り坂」第2回 成長のヒント

YouTubeで公開している「鳥飼重和の何があっても上り坂」の内容を文字起こししたものを記載しております。文章を読みやすくするため、一部加筆修正を行っております。ご了承ください。

第2回 成長のヒント

弁護士鳥飼です。今日はの成長のヒントということについてお話いたします。

①成長のヒント-消化と吸収-

では何が成長の ヒントか。実は日本の伝統をよく考えるとそこにほとんど成長のヒントが入ってるということです。日本はあのもう2600年の歴史を誇ってる国でありまして、今日、天皇家がずっと今まで存続してるという珍しい国でありまして、ほとんど神道で最初は成り立ってたのが途中から仏教も受け入れ、さらに儒教も受け入れ、その上でキリスト教の文化という西洋文化を受け入れ、現在に至ってるわけであります。ずっと日本の伝統文化である八百万の神みたいな自然を崇拝するっていう、そこのところは仏教というものを受け入れ、他にさらに時代が進んでは漢の国から儒教を受け入れる、さらには信長の頃からもそうでありますけど、西洋の優れたものどんどん入れて、最後には一番特徴なのは明治時代に西洋の文化芸術法整備みたいなものを全部入れて、あっという間に世界の強国になると、今でもデジタルとかそういうものはどんどん世界から受け入れて日本的なものにどんどんして行って、成長してるというのがあります。日本の伝統文化というのは外にあるものでもいいものはどんどん受けられる、消化していって、それをただ真似るんじゃなくて日本の文化に馴染ませて、(取り入れたものを)日本的なものにして、どんどんどんどん進化させていく。そういう形で何でも良いもの、素晴らしいもの、もっと成長するもの、もっとよくなるものをどんどんどんどん受け入れるという文化で実は成り立ってるわけであります。

②成長を止めないヒント-出会いと尊敬-

私も弁護士ですけれども、私の師匠はある分野では日本一と言われるような人が何人か私の師匠です。日本一である素晴らしい久保利先生とか中村先生という方は会社法の分野では圧倒的に立派な方であります。私はその人の話を聞いた途端に惚れ込んで、そこに弟子入りをさせていただき、それがきっかけでグワッと大きく伸びたというのがありまして、他の所、税法でもやっぱりその分野ですごい人に出会うと素晴らしい人の考え方を受け入れて、自分なりに消化して税法で名を成して、ということをやっております。やっぱりいいものがあったらそれをちゃんと受けられる、それが日本人の文化であり、それを自分のものに消化していくことによってしっかりした未来が開ける。どちらかと言うとみんな頭のいい人ほど「自分より優秀な人を好きじゃない。自分より優れたもの見たくない。自分が一番だと思いたい。」というのがあるんですけど、自分が一番だと思った途端に成長止まりますので、自分より優れたものがあるよと、そしたらその人から学ぼう或いはその人にそれを任せよう、ということによって大きく(成長への道が)開けるんだ。
したがって日本文化の伝統である和魂洋才とか和魂漢才と言いますが、全部優れた外のモノを自分の所に取り寄せて、自分なりに消化して、それで成長の段階を踏むというのは日本の伝統ですから、実は日本の伝統文化を学ぶってことは、あれは日本の歴史を学ぶってことはどちらかっていうと 良いこと悪いこともあるのですけど、成長するという一貫した姿が実はそこにあるんだっていうことを学んでいただけるは結構ではないかと思います。今日は成長のヒントは何か日本の歴史の中にあるんだっていうことは話していたしました 。

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