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保存料とは

保存料は食品添加物の1つです。食品添加物とは、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。保存料のほか、調味料、着色料、酸化防止剤など、様々な種類があります。安全性はもちろん、その“有用性”が科学的に評価され、厚生労働大臣に認められたものだけが、食品添加物として利用されています。


保存料と言われても
どういうものがあるのか、知らないかと思います。


そこで代表的な保存料を紹介します。

  • ソルビン酸とその塩類
    安全性が高く、国内でも古くから保存料として使用されてきた。バラ科であるナナカマドの未成熟果汁中に含まれています。ソルビン酸の名前はナナカマドの学名Sorbus commixtaが由来です。

  • 安息香酸とその塩類
    1875年に静菌作用(細菌の発育や増殖を抑制する作用)があることが認められ、国内でも古くから保存料として使用されています。

  • プロピオン酸とその塩類
    カビ類に効果を示しますが、酵母には効果を示しにくいため、パンや洋菓子に使用されています。

  • ナイシン
    乳酸菌が作る抗菌ペプチドです。食肉製品、チーズ、ホイップクリーム等に使用されています。


このような代表的な保存料があります。



保存料を使用する最も重要な役割は
“食中毒のリスク低減”です。

保存料のような添加物は
人体への影響を懸念されることがよくありますが、食中毒にならないために
必要不可欠なものといえます。


なのでわたしたち、
消費者は安全なものを
安心して購入できるわけですね!

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