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鳥のきもち「ルールを持って接しましょう」

私はペットショップや鳥が多い施設で過ごすことが多かったので、周りにはいつも先輩、後輩がいました。
ペットショップだから特別というわけではなく、一般のご家庭で複数羽飼われていれば同じことが言えます。
もし、あなたがお家に初めてお迎えしてもらった鳥ならば、あとからお迎えする鳥は後輩になり、あなたが先輩、つまり先住鳥です。
実は後輩の鳥が迎えられてから飼い主さんの態度が一変します。
それは、あなたよりあとからお迎えした鳥のほうに飼い主さんの関心が向くということです。
つまりあなたのことは後回し。
あなたよりあとから来た後輩の鳥が優先されることが多いのです。
しかも、愛情の注ぎ方も違います。
今まであなただけに愛情を注いでいたのに、後輩が来てからは愛情の注ぎ方が半分以下になってしましました。
あなたからすれば後輩のことを「何だコイツ」と思うでしょう。
飼い主さんから、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから仲良くしてね」と言われてもそれは無理というもんです。
だって、あなたからすればライバルですから。
でも、そうは言ってもあなたは先輩です。
新しく来た鳥には、心を広く持って接してあげましょう。
でも、飼い鳥の世界のルールは存在しますので、もし、飼い主さんがそれに反したらきちんと抗議しましょう。
それは「先住鳥優先」というルールです。
やはり、最初からいるあなたのことを尊重してほしいし、もし、そのルールを飼い主さんが守ってくれなければ、新しく迎えた鳥とは絶対仲良くできません。
でも、ちゃんとルールを守ってもらえるのでしたら、仲良くは無理でも、いじわるしたりいじめたりはしません。
可能な限り仲良くできるように努力しましょう。

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