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マジック:ザ・ギャザリング『ドクター・フー』コラボ事前知識⑦


はじめに


いや~プレビューが楽しすぎてnote書くの忘れてましたね。
どうも、鶏団子鍋と申します。

発売前から一体いくつデッキを作ればよいのかと迷いに迷っています!
今回もドクターコラボのカードデザインに対する魅力をお伝えしていきます。

さて、早速11代目ドクターと12代目ドクターを見ていきましょう!
もちろんコンパニオンも一緒にね。

皆さんもご一緒に!「Geronimo!(発進!)

【11代目ドクター(The Eleventh Doctor)】

ダーレク・サイルリアン・ソンターランなどを一言で圧倒!

マット・スミス演じる、11代目ドクター!
こちらも偉大なドクターです、あぁ偉大でないドクターは居ないんでした。
たくさん語りたいこともありますが、これ以上はネタバレ(Spoilers)ですね。
他のカードで語ることにしましょう!
口癖は「ジェロニモ!」、トルコ帽を愛してやまないドクターです。

イラストはシーズン5第12話「パンドリカが開く」で敵対エイリアンたちを説得しているシーン!
背後に宇宙船がたくさん映っていて、まるでスポットライトのようです、素敵ですねえ。

能力を1つずつ見ていきましょう。
1つ目「これがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、手札のカードを1枚追放領域に待機状態で置く。時間カウンターは呪文のマナ数量に等しい。」
10代目に引き続き、待機を持たない呪文に、待機を付与する能力
11代目は手札から踏み倒しできるようになります。
二段攻撃を付与すると2回誘発するようになってお得です!

二段攻撃付与でお手軽なのはこの辺かな?

2つ目の能力は「②:パワー3以下のクリーチャー1体がこのターンブロックされない。」
後述のエイミーと、ローリー、さらにクララも合わせて11代目に関係するコンパニオン達を全てアンブロッカブル化します。
もちろんドクター自身も!かなり使いやすい能力ですね!
これでアンブロッカブル化したあとはパワーが上がってもお構いなしなのが素晴らしいですね。

コンパニオン達との親和性が高い11代目ドクターの個性を良く表現できていますね!
「ブロックされない」を付与して敵の群れに「Geronimo!(ジェロニモ!)」と突撃していきましょう!

【エイミー・ポンド(Amy Pond)】【ローリー・ウィリアムズ(Rory Williams)】

共闘とは、なんとピッタリな能力!

11代目ドクターのコンパニオンといえばこの二人!
エイミー・ポンドは作中でカレン・ギランが演じています。
また、ローリー・ウィリアムズはアーサー・ダーウィルが演じます。

2人は恋人同士、さらに作中では結婚もしています。
共闘はバッチリ噛み合った能力です!
ローリーのカラーが11代目ドクターと同じなの、ニクいですねぇ。
素晴らしいデザインだと思います。

イラストはどちらも「パンドリカの箱」の前ですね。
エイミーとローリーは深い絆で結ばれています。
パンドリカのときはローリーが待ち続け、またある時はエイミーが待ち続けたこともありました。それも膨大な時間です。

所謂パンドラの箱。中に何が入っているか?続きは配信サブスクで!

まずエイミーの能力からみていきましょう。

11代目ドクターの能力とガッチリかみ合う能力。
対象を取らないのでドクターの誘発効果を解決したあとに待機カウンターを取り除くことができます。
待機されているカードを加速するという使いやすいものになっています!
しかし、これの真髄はローリーと組み合わせたときです。
どちらとも親和性があるカードデザインは素晴らしいですね!

次にローリーの能力を見ていきましょう。

2マナという軽いコストですが、追放領域以外から唱える場合は時間カウンターが3つ置かれた状態で追放し、調査トークンを生み出します。
作中、彼はエイミーのためにパンドリカの前で2000年の時を待ち続けることを選びます。
待機を持つ、というフレーバーは完璧でしょう。

ローリーを呼ぶのはいつだってエイミー。
とても素敵なカードデザインだと思います!

【12代目ドクターThe Twelfth Doctor】

中の人は元バンドマン!ギターの似合うイケオジです。

「12代目ドクター」は作中ではピーター・カパルディが演じています。
私が好きなドクター上位に余裕で食い込んでくる魅力があります。
頑固で偏屈、でも愛嬌いっぱい。魅力いっぱいなドクターです!

イラストはシーズン9第1話「魔術師の弟子」で戦車に乗って登場するシーン!
はためくコートにエレキギターがよく似合います。
あ、ソニックドライバーはソニックグラスというサングラスに合体中です。

サングラスもよく似合う!

能力を一つずつ見ていきましょう!
一つ目は「各ターン内であなたがあなたの手札以外から唱える1つ目の呪文は-実演-を持つ」
実演は自分が呪文をコピーできるかわりに、対戦相手にもコピーさせる能力。
作中コンパニオンたちに対して頑固なおじいちゃん的ポジションで接することになる12代目ドクター。
お手本をみせてやってみろ。というのはキャラクター表現としてはバッチリ!

衝動的ドローと組み合わせていけば、かなりアドバンテージを得られます。
適当に待機系呪文をコピーしても強い!
専用構築が捗りますねぇ・・・!

2つ目の能力は「あなたが呪文をコピーするたび、これの上に+1/+1カウンターを1つ置く。」
12代目ドクターは再生サイクルにちょっと問題があって始めは意識が混濁しています。
コンパニオンのおかげもあり、だんだんと本調子を取り戻していく様子を表現しているのでしょうか、素晴らしいですね!

【クララ・オズワルド(Clara Oswald)】

12代目ドクターの良き理解者であるクララ

12代目ドクターのコンパニオンといえばこの娘。
ジェナ・ルイーズ・コールマン演じる「クララ・オズワルド」!

11代目ドクターの時に出会い、色々あって再生した12代目ドクターと旅を共にします。
頑固で偏屈な12代目ドクターを誰よりも理解していたのはクララでしょう。
作中ドクターと衝突することもありましたが、それでも絆はとても深いものでした。あと超かわいい。

特殊な常在能力を持っています。
「統率者であるならゲーム開始時に色を1つ選び、クララはその色になる」
ドクターの色ではない「黒」も選べる特殊なコンパニオン!
出会いも特殊だったクララ、一体彼女は何者なのか・・・続きは動画で!
彼女が居ればドクターは何色にだってなれます、すごく解釈一致。

「メリー・クリスマス、ドクター。」
ピーターの表情で泣きそうになる良い場面です。

もう一つの能力は「あなたのドクターが誘発能力がもう一度誘発する」
12代目ドクターはクララの記憶を一度忘れてしまいます、忘れざるを得ませんでした。
時は流れ、シーズン10のクリスマススぺシャル「戦場と二人のドクター」。
12代目ドクター最期のとき、ドクターはクララをもう一度思い出します。
追加で誘発させてクララの存在を思い出させる、エモい能力ですね!
素晴らしい表現。もう一度12代目ドクターの物語を見返したくなります。

【ダニー・ピンク(Dany Pink)】

クララの良き理解者であるダニー

クララの恋人、「ダニー・ピンク」です!
作中ではサミュエル・アンダーソンが演じています。

テキスト欄をご覧になった方はお察しかもしれませんが、彼はドクターのコンパニオンではありません。
クララの同僚で教師をしている一般男性です。

クララがドクターと旅をしていることを察してはいますが強くは咎めません。
クララがドクターの理解者なら、ダニーはクララの理解者でした。
彼の支えがあってこそのシーズン8でしょう!

能力は教師らしい2つ。
教導と、「あなたがコントロール全てクリーチャーは-各ターン初めて1個以上のカウンターが置かれるたび、カードを1枚引く-を持つ」
生徒を教導し、2つ目の能力はダニー自身にカウンターが乗った場合でも経験を詰めたとしてドローすることができます。
まさに、教師の鏡といった能力ですね!

【ビル・ポッツ(Bill Potts)】

イラストちょっと悪意あります?

12代目ドクターのコンパニオンとしてこちらも外せないビル・ポッツ!
作中ではパール・マッキーが演じています。

イラストはシーズン10第8話「嘘という支配」で僧侶の洗脳から地球を救うシーン。
彼女の母は既に亡くなっており、ビルは写真でしか彼女の姿を知りません。
母親を思う強い心が、ビルの武器となった印象的な場面ですね。

母の写真、実は12代目ドクターがこっそりビルのために撮ったものでした。
写真を撮ったのはシーズン10第1話「約束」のとき。
ドクターの優しさが、ビルの心も世界も救いました。

能力は「ビルのみを対象にしたインスタント・ソーサリーを唱えるか、能力を起動するたびにそれをコピーする。ターン1回制限。」
ビルは世界を救うため、世界中に「僧侶の嘘」を発信しました。
自身が知っている真実を他の人に伝える能力!
実に彼女らしい能力ですね、素晴らしいと思います。

【気立ての良いサイボーグ、ナードル(Nardole, Resourceful Cyborg)】

陽気で皮肉屋のサイボーグ…あ、もうずっとサイボーグ確定だったんすね。

12代目ドクターの印象的なコンパニオンとしてナードルは欠かせません。
作中では「マット・ルーカス」が演じています。

初登場はシーズン9のクリスマススペシャル「リヴァーソングの夫」です。
イラストもそのときのシーンですね!
ちょうどこの時サイボーグ化しました、たぶん。
シーズン10でも続投なんですが、サイボーグとの言及はされなかった覚えがあるんですよね。

能力は2つ、わかりやすいほうから行きましょう!
まずは1つ目、「不死」
彼はイラストのシーンで首を切り落とされてしまいます。
まぁすぐ再登場するんですけど。
不死のイメージはぴったり!2回目がないところとかね。

即再登場したときの姿、つよそう。

2つ目は「タップ:このクリーチャーに乗っているカウンター分の青マナを加える、それはクリーチャーでない呪文を唱えるときにしか使えない」
彼は機械に精通しており、大体の機械トラブルはなんとかなります。
しかし肉弾戦はからっきし、彼の特性をよく表現できてますね!

作中どんな暗い出来事があっても彼のおかげで随分明るくなります。
彼もまた、シーズン10の立役者でした!

一旦ここまで!

まだまだ語りつくせませんね、なにせ新規カードがたくさんあります!
次は短編エピソードのカード群を語っていこうかな・・・。

少しでもお楽しみ頂けたら良かったです。
それではまた今度。

※本記事は以下より画像引用しています。
「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト」
https://mtg-jp.com/ カードイメージギャラリー
「BBC:TV DOCTOR WHO」https://www.doctorwho.tv/ 配信ドラマより

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