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女性が、色弱異常が少ない理由

人の女性の色弱が滅多になく、普通以上の色が見えてる人さえいます。
女性の方が色覚に対して強い淘汰圧を受けてきた理由は、様々な仮説が立てられています。
その中でも、マーク・チャンギージー氏の著者の中で、面白い仮説がありましたので、紹介します。
マーク氏の推論です。

それは、赤ちゃんの顔貌を見るためだと言うのです。
確かに人が、喉に何かを詰まらせると顔色が真っ青になります。
赤ちゃんは、母乳の誤嚥もありますし、なんでも口の中に入れてしまうので、そのリスクは日常に溢れています。

赤ちゃんは、その顔貌の変化は顕著です。

過去に救急車で、赤ちゃんの心肺停止を運んだことがあるのですが、大人の心肺停止より遥かに顔色が、青白かったのを覚えています。過去に救急車で、赤ちゃんの心肺停止を運んだことがあるのですが、大人の心肺停止より遥かに顔色が、青白かったのを覚えています。

つまり、ヒトの歴史の中で色弱異常を持つ女性が、自分の子供の異変に気づかず、窒息などにより死に至る、自然淘汰が働き女性に色弱異常が少なくなったのではないかというのです。

確かに色弱異常の医師は、採血が苦手だったり、顔色が分からなかったりと、いう話は聞いたことがあります。
あまり、大きな声ではいえませんが、元同僚の救急救命士にも色弱異常の人がいたのですが、顔色の異常がわからないと言っていました。
もしかしたら、パソコンに向かって、患者を見ない医師は色弱異常で採血の数値やレントゲンなどの客観的な数字を見ることでしか、患者の判断ができないかもしれませんね…

医者を選ぶときは、その辺りも注意してみてください。

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