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【ユニオンアリーナ】新規カードでTier1入り目前!?NEW CARD SELECTION入り炭治郎デッキ考察

トレカ王ユニアリ真剣部のひげです。

今回は、2023/10/27発売の「UNION ARENA NEW CARD SELECTION 鬼滅の刃」に収録される二種の新規カードで超絶強化される炭治郎デッキの考察です。

公式サイトの商品情報はこちら👇
https://www.unionarena-tcg.com/jp/products/other/new_card_selection/kmy.php


正直なところ、他タイトルに比べて鬼滅の刃デッキは大会での使用率が低い感じがしてまして…。
Xで流れてきた某ユニアリ大会の分布(3on3、参加26チームのため総計78名)には、全タイトル中鬼滅の刃だけ不在という不名誉な状況も見受けられました。

しかし今回の新規カード2種によって、炭治郎デッキは環境上位のデッキとも互角に渡り合える力を得たと思います。
それでは以下解説になります。

2023/10/24追記
新カードを使った対戦動画を撮ってみました!
解説後にご覧いただくといっそう楽しめます。
https://youtu.be/UadzikxLDeI?si=hscF1qO2hMBZ6HF_


1.炭治郎デッキとは

4/1竈門炭治郎と3/1竈門禰󠄀豆子によるコンボをウリとするデッキです。

4/1竈門炭治郎がレイド時に場外から3コスト以下の竈門禰󠄀豆子を回収しつつ、手札から3コスト以下の竈門禰󠄀豆子をタダで場に出せるという破格の能力を持っています。これによりレイド先、レイド元の竈門禰󠄀豆子が途切れにくく、継続的に攻撃を行えます。
また3/1竈門禰󠄀豆子は、レイド状態でアタックした際にフロントラインの竈門炭治郎とエナジーラインの好きなキャラを入れ替える効果があり、これによって連続攻撃を行える他、4/1竈門炭治郎をエナジーラインに退かせることで相手の除去から守ることもできます。
ただし連続攻撃で相手にダメージを与えるにはエナジーラインにBP4000クラスのキャラをアクティブ状態で準備しておかなければならず、相手にBP3500~4000のキャラがいると後続の攻撃が止まってしまいがちになる欠点がありました。
またレイド先が引けていないと軒並みBPが低いキャラで戦うことになり、ドローできるカードも控えめなため安定性がやや低いイメージがありました。

しかし、今回追加された新規カードは、どちらも上記の欠点を解消してくれる素晴らしいカードでした。
次項から新規カードの解説になります。

2.新規カードについて

新規カードの所感は以前の記事で書きましたが、プロキシで炭治郎デッキを回してみたところ思った以上に強く、新規カードは2種類とも4枚ずつ集めておいた方が良いと思われます。
1/1竈門禰󠄀豆子は入れて2枚かな…とか書いてた自分を殴りたい。

まずは新規カードの効果について、公式サイトの商品情報にも綺麗な画像が上がってましたので改めておさらいしてみましょう。

竈門 炭治郎

3/1の二個玉(=2エナジー出るキャラのスラングです)、BP3000、4/1竈門炭治郎のレイド元。
自分のターンのアタックフェイズ中に自分の場のキャラが移動した時、自分の場のキャラを1枚選んでBP+1000する効果があります。
※3/1の竈門炭治郎はもう1種類あるので、区別のために以降このカードを3/1バフ竈門炭治郎と表記します。

まず炭治郎デッキに有用な二個玉が増えたことが大きいです。
今までは2/1栗花落カナヲや3/1宇随天元が採用候補でしたが、いずれもレイド元ではなく、また3/1宇随天元は序盤のアタッカーとして運用は可能ですが、中盤以降は2/1竈門禰󠄀豆子を絡めなければ相手のBP4000を突破できず、ただ単にエナジーとして運用せざるを得ないことが多くありました。
デッキの中で浮いている感があったのですが、二個玉のためにしぶしぶデッキに入れていました。

ところが新規の3/1バフ竈門炭治郎は、上記二個玉たちと異なりレイド元になり、さらにBPをプラスする効果がフロントラインorエナジーラインのどちらにいても使用できて攻めを途切れにくくすることができるため、格段にこのデッキに合っています。

またBP+1000する効果には以下のように様々なメリットがあります。
①序盤のBP2000~2500アタッカー(0/1竈門禰󠄀豆子、0/1村田、2/1我妻善逸etc…)がダメージを通しやすくなり、アタッカーが引けていない時でもある程度攻撃を継続できる。
②従来は相手のBP4000に防がれて攻撃が通らなかったBP3000のキャラ(3/1ステップ竈門炭治郎、2/1伊黒小芭内etc…)を、BP4000まで引き上げられる。これにより、3/1竈門禰󠄀豆子の連続攻撃の性能を上げられる。
③3/1バフ竈門炭治郎が2枚いると、キャラ1枚の移動で3/1バフ竈門炭治郎2枚の効果がそれぞれ誘発するので、ダブっても有用。
④BP+1000の振り先により、相手のアクティブトリガーによるバフ、カラートリガーによる除去、レイドトリガーによるデバフを踏み越えることができる。

上記④について具体的な場面を挙げますと、ユニアリ真剣部内での対戦中に以下のようなシーンがありましたが、このカードのお陰で4/1ガウェインによるデバフを踏み越えて勝負を決めることが出来ました。
レイドでのバフorデバフをしてくる相手に対して勝負を決めに行く際には、意識するといいかもしれません。

レイドした4/1竈門炭治郎2枚の攻撃を通せば勝てる場面。


1枚目の4/1竈門炭治郎で攻撃したところ、
ライフから4/1ガウェインがこんにちわ…。


4/1ガウェインのレイド時効果で、
こちらのフロントラインのBP-1000。
このままではもう1枚の4/1竈門炭治郎の攻撃が通らない。
3/1竈門禰󠄀豆子で攻撃。
ブロックされるものの、
効果でフロントラインの4/1竈門炭治郎と、
エナジーラインの適当なキャラを入替。
これにより3/1バフ竈門炭治郎の効果が誘発。
4/1竈門炭治郎をBP+1000できるため…
4/1竈門炭治郎がBP4000に戻り、
攻撃を通して見事勝利!!

3/1バフ竈門炭治郎についてまとめますと、序盤の攻めやこのデッキのウリである3/1竈門禰󠄀豆子の連続攻撃を的確に強化できるため、ライフをガンガン詰めていきたいデッキの方向性に合った、素晴らしい強化と言えます。
メリットばかり挙げててアレなのですが、これといった悪い点が思いつきません。
強いて欠点を挙げるならトリガーが無いことですが、それは能力盛りすぎ感あるのでしょうがなし。
発売されたらぜひ4枚採用したいと思います。


竈門 禰󠄀豆子

1/1、BP2000でレイド元、ドロートリガー。
事前評価では2枚くらいの採用…なんて書いてましたが、プロキシで試してみたところ普通に4枚採用レベルで強いことが判明。見る目ないわね

まず1コストということで、このデッキと噛み合わない低コスト帯を採用しなくて良くなるのが助かります。
何気に、今まで1コストの竈門禰󠄀豆子はいなかったんですよね。

また攻撃面でも優秀で、序盤のアタック回数を稼ぐのに大いに貢献します。
序盤でキャラをフロントラインに移動させたいけどエナジーが足りない…というケースはユニアリあるあるだと思いますが、なんとこのカードはメインフェイズにエナジーとして仕事をした後、アタックフェイズ開始時にフロントラインに移動してくれるのです(テキストを読み上げただけ)。
以下、簡単に図にしてみます(一例なので、ターンの流れは気にせず動きだけ見てください💦)

攻撃のためキャラをフロントラインに移動したいが、2/1我妻善逸も出したい場面。
1/1竈門禰󠄀豆子の効果で、フロントラインのキャラと自身を入替。
2/1我妻善逸を出しながら、フロントラインに1/1竈門禰󠄀豆子を出して攻撃も行うことができた。

また上記以外にも、先述した3/1バフ竈門炭治郎の効果を誘発することもできますし、フロントラインに出したキャラを一旦エナジーラインに退かせて次の攻めに温存することもできます。
序盤は攻めに使い、後半はこのカードの攻撃が通りにくくなるので3/1竈門禰󠄀豆子にレイドする使い方になると思われます。

まとめますと、序盤のアタッカーやレイド元として優秀、さらに低コスト帯の穴も埋めてくれるとあってこちらも4枚採用すべきかと考えます。


3.構築案

デッキリスト

現在使っているデッキリストはコチラです👇

※デッキリスト内の1/1産屋敷耀哉は1/1竈門禰󠄀豆子、
3/1時透無一郎は3/1バフ竈門炭治郎の代用です。

以下は今後調整しようかと思っている枠です。それ以外のカードは今のところ減らす予定がありません。
・0/1鎹鴉
・4/1スターター竈門炭治郎
・4/2竈門炭治郎

0コスト帯は、0/1鎹鴉よりも0/1村田の方がいいかもしれません。
0/1鎹鴉が無くても特に困る場面はありませんでした。むしろ0/1村田ならダメージ稼げたな…って場面が多かったです。
紫ギアス意識なら0/1不死川玄弥かなと思いつつ、エナジー管理の面で0/1村田の方がいいのかなと。
もしくは0/1甘露寺蜜璃を採用し、BP4000アタッカーとして運用するか。
終盤のシビアなタイミングでAPが余ってるかは疑問ですが…。

また4/2竈門炭治郎は除去及びカラートリガーが強力なためできるだけ抜きたくないなという印象でした。
2APが重いかなと思ったんですが、従来よりも低コスト帯での攻撃がしやすくなっているため、序盤のブロッカーを焼けるこのカードはかなり活躍しました。

今は4/2竈門炭治郎の枠を2枚ほど4/1スターター竈門炭治郎に置き換え、1APでおけるBP4000のアタッカー兼レイドトリガーでの守り要員として試してます。
4/2竈門炭治郎で相手のフロントラインをどかしてから低コスト帯で攻撃する方が序盤はよさげだったため、今後は4/2竈門炭治郎を4枚採用する方向で改造してみようかなと思ってます。
しかしながら後半にあと1点削れれば!というときのインパクト持ちは貴重で、かつ防御面でも1ターンのみBP4500になれるため、その点も捨てがたいです。
そのため、4/1スターター竈門炭治郎の採用枚数はしばらく悩みそうです。

採用候補カード

伊黒小芭内

2/1BP3000、アクティブトリガー。
ドローできるカードが少ないこのデッキには有り難い効果で、手札入替でキーカードを引ける機会を増やせます。竈門禰󠄀豆子を捨てれば、4/1竈門炭治郎で後々回収できます。
またBP3000のため、3/1バフ竈門炭治郎によりBP4000で攻撃することも可能。
2/1我妻善逸だけではキーカードを引けないようであれば採用アリか。

冨岡 義勇

柱デッキ以外にも出張可能な4/1、BP4000。
インパクト無効と除去耐性に加えアクティブトリガー持ち。
紫ギアスの2/1ルルーシュ・ランペルージor4/1ガウェイン+4/1紅蓮弐式の組み合わせや、絶対遵守のギアスで除去されないため0/1不死川玄弥と比べてライフを守りやすそうです。
5/1紅蓮弐式にBP4000を差し出すのは癪ですが、ダメージを抑えられるのでまだマシかなと。
ただ他のカードとのシナジーは無いのと、枠が取れるかが気になります。

仲間

トリガー無し、キャラではない…とあまり採用したくない印象ではありますが、竈門炭治郎、竈門禰󠄀豆子、我妻善逸を最大2枚手札に加えられます。
プロキシで回した感じ、終盤結構エクストラドローしてたのでより見られる範囲が広いこのカードの採用はアリ?しかし枠の捻出が難しいです。
どうしてもこの手のカードは評価を引く見積もってしまいます。

村田、不死川玄弥、甘露寺蜜璃

デッキリストの項でも解説しましたが、それぞれ良さがあるため迷います。
個人的には村田か甘露寺蜜璃を採用したい。
村田の方が序盤のストレスが無くていいかもしれない。


2023/10/20時点のデッキレシピ追記

4.対戦動画

冒頭にもリンクを貼りましたが、実際に新カードを使ってみた対戦動画はコチラ!
https://youtu.be/UadzikxLDeI?si=hscF1qO2hMBZ6HF_

5.おわりに

たった2枚の強化ではありますが、素晴らしい強化をもらえたかなと。
トレカ王ユニアリ真剣部内での対戦でも紫ギアス、宿儺、クラピカ等に五分以上戦えていたので、個人的にイチ押しのデッキです。
これから炭治郎がTier1へのスターダムを駆け上がるのではと期待しています!!



強化が無いって、つらいよね。
それではまた、次回の記事でお会いしましょうノシ









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