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01『真鶴半島を歩く』

文:大川直也

トーチズnoteの最初のマガジン「TORCHES ZERO」が、自己紹介や説明なら、今回始まった新しいマガジン「トーチズ散歩」は、Webやフリーペーパーの記事としては発信しない、パーソナルな雑感のようなものです。何に興味を持って、何故それを記事として言葉にしたいのか。そういう発想の原点をお見せできたらと思う。

くいしんは高校を卒業して家を出てから、とても短いスパンで住処を変える。梅ちゃんは気がつくと本州にいなかったりする。僕も年中あちこちへ旅に出かける。風来坊を気取るつもりは全く無いけど、ふらふらと町を野を散歩をするように、なにかを発想できたらと思う。

数ヶ月前から、梅ちゃんがしきりに「真鶴が熱い。」と言っている。僕らは合宿と銘打った、酒を飲みながら夜通し諸々話し合う会の場所を決める必要があった。
梅ちゃんの推薦あって会場は真鶴の海岸に佇む民宿に決まった。合宿はとても楽しかった。3人それぞれから見た合宿の様子は来週の水曜日からTORCHES ZEROの方で始まるので、是非そちらを。

こちらでは、リバーサルという種類のフィルムで撮った写真とiPhone 6 plusの写真を。真鶴の景色と空気を、少しでもお伝えできれば嬉しい。今後も、トーチズ散歩は、写真をいっぱい載せたいなぁと思っている。

お世辞にも近代的とは言えない海辺の背後には、緑が茂っている。そんな景色を斬り裂くように、あまりにも不釣り合いな有料道路の橋が架かっている。
多分、景観保護や色々な問題もあったとは思うけど、すごくかっこよく共存しているように思えた。

小さな町に、大きな船がとても映える。大きな通りから、海へ続く道を下りていくと港が現れる。

広くて安い。お風呂は、まぁ、なんともコメントし難い。WiFiも飛んでいる。こんな小さな港町ですら、電波から逃れることはできない。何故かティッシュがお盆に置かれている。

謎のスポットを進んでいくと、ジャングルがある。ターザンやジュラシックパークで見るような、溶け出したような木に蔦のぶら下がっている。真鶴は箱庭のような世界が広がっていて楽しい。ジョジョの奇妙な冒険4部のような純粋さがある。次に行った時は、『海辺の途中』というレストランに行ってみたい。

散歩の途中で交わした話は、記憶にも残らないかもしれないし、なにか心に引っかかるかもしれない。このマガジンは、不定期でやっていく予定です。あまり、肩肘張らずに、形になる前の何かを見て頂ければ。

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