見出し画像

夏学期6週目: 分析装置のトレーニング/ワークショップに受かった

こんばんは、虎塚です。

6月10日の週は、分析装置のトレーニングに参加しました。指導教員から前日に突然参加を促され、別の学部の建物に2日間お邪魔してきました。テクニシャンの方にちょっと呆れた顔をされるくらい大量の質問をさせてもらって、最終的には自分でも操作できそうという自信がつきました。

今は、一緒に参加した方と合同のノートを作り、プロトコルのドラフトを書いているところです。

しかし、英語の聞き取りが私は本当に不得手だと改めて思いました。恥じている余裕はないので、わからない時は必死で聞き返しましたが、本来こうであってはいけないと思います。まわりに迷惑です。

トレーニングは勉強になり、面白かったですが、最中の様子を思い返すとしみじみと落ち込んでしまいます。

そんな一週間でしたが、金曜の朝、先日応募したワークショップから招待の連絡が届きました。ありがたいことに、受かっていました。

応募にあたって、これはやってよかったと思うことがいくつかあるので、今後のために書いておきます。

  • 〆切が近くてもあきらめない

    • ワークショップの存在を知った時点で〆切まで10日くらいでしたが、絶対に応募すると決めて準備しました。

  • 大学のライティングセンターを活用する

    • 応募に必要な作文の内容や構成を相談しました。文章を第三者に読んでもらうと、自分では気づかないことを指摘してもらえます。こんな動機を書いたらナイーブと思われるだろうかと心配して省いた内容を、「説得力が増すから書いた方がいい」と助言されました。

  • リファレンスをお願いする(期限が迫っていたら複数の方にお願いする)

    • 推薦状は不要でしたが、大学等に所属されている方の連絡先(リファレンス)が必要でした。月曜〆切でしたが、お願いした先生のお一人から直前金曜の時点でご返信がなかったため、急遽もうお二人ほかの方にもお願いして、なんとか条件を満たせました。(ありがたいことに最終的には全員から快諾をいただきました。私の依頼が期限直前すぎたのが悪いのです)

  • 求められている経験がなくても、近い経験や興味の深さを説明して説得する(おそらく最も重要

    • 応募フォームで、ワークショップのテーマに関して過去に実施した研究プロジェクト、フィールドワーク、ラボ経験、出版した論文リストなどの詳細を書くように求められました。私はドンピシャの経験が一つもなく、出版物など当然影も形もありません。しかし、セカンダリリサーチをして書いたコースワークのミニレビュー、medium(陸、大気、水などの別)が異なるが対象物が関連しているプロジェクト、そのテーマを将来やりたいからこそ今やっている研究(嘘ではない)などを挙げて、テーマとの関連を説明し、今回のワークショップがどう役立つかを書きました。直接の経験がなくてもあきらめず、興味があることを理解してもらえるように努めました。

  • 運営委員の中の先生の仕事に触れる

    • ワークショップの運営委員の中に、私が数年に渡って研究の追っかけをしてきた先生がいらしたので、応募の動機を問う作文でそれについて触れました。その先生の研究にインスパイアされて大学生に戻ったこと、その先生が講義をされた過去のイベントに参加して、その時に学んだ内容から現在の専攻を決めたことなどを書きました。もしご本人が応募書類を読んでくださっていたら、これは参加させてやらないと可哀想だと思われたか、あるいは、このストーカーを落としたら何をするかわからないと思われたと思います(冗談です)。

そんな感じで、ほぼ熱意だけで押し切るような応募をして、運よく参加できることになりました。まだ夢みたいです。前回の日記に書いたカンファレンスの反省も生かして、まずは予習に励みます。

ではまた。

スキ/オススメ/サポートなどはすべて、興味深いと思ったことをnoteやtwitterなどで共有する形で還元します。