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二周目大学生の日記

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カナダの大学で学ぶ修行の日々を記しています。
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#大学

夏学期12週目: 発表前でバタバタ

こんにちは、虎塚です。 今週は朝から晩まで作業していました。ラボの来週のグループ定例で、論文紹介と進捗報告を3ヶ月ぶりに担当します。4月に担当したばかりなので、次の発表はもともとは9月の予定でした。しかし休暇を取るメンバーと順番を代わった結果、時期が大幅に早まってしまいました。自分の中で「次の発表までにあれとこれをやって、グループの方からフィードバックをもらいたい」と決めていたタスクを全く消化できていないので、焦っています。 あれもできていない、これもできていない、と指導

夏学期3週目: ワークショップに応募する

こんばんは、虎塚です。 見出しの写真は、水曜夜7時前のキャンパスです。5月は毎日のようにどこかしらの学部の卒業式が行われています。花束を手にしたガウン姿の人たちが、この日も晴れやかな顔で歩いていました。ここでは卒業までに多くの学生がドロップアウトします。最後までやり切った人たちに対して尊敬の念を抱きますし、まったく知らない人であっても、この先の人生に幸多かれと願わずにはおれません。 ワークショップ先週末、5年以上活動をフォローしている研究者の方のWebサイトで、とあるワー

夏学期0週目: 学期末の反省

こんばんは、虎塚です。とうとう冬学期が終わり、晴れ晴れとしています。 前回の日記を書いてから、ラボの会合で発表を担当したり、学科内でポスター発表をしたり、レポートを提出したりと、4月末までバタバタしていました。情けないことに、最後の1週間は2回も徹夜をしてしまいました。 というわけで、直近の反省を書いていきます。 ラボの全体会合での発表ラボ全体での会合は2週間に一度あり、メンバー1名が当てられて発表をします。発表は、原著論文を議論するパート(1時間)と、自分の研究進捗報

13週目: 抄読会その後 / 奨学金申請とライティングセンター

こんにちは、虎塚です。 冒頭の画像はChatGPTが作ってくれました。海洋の授業を取っていて、波の理解にとても苦しんでいるので、猫にもちょっと考えてもらいたいと思います。 今学期の授業期間は残すところ1週間になりました。学生に戻って長いですが、学期末はいつも負荷が高く、平常通りに過ごすことができません。 今週あったことを2つ。 論文抄読会の話その後先週の日記でミニジャーナルクラブについて書きました。 今週、ラボのメンバーと一緒に昼食を食べた時に、PhD学生の方に論文

11週目: 技術と呼びうるもの

こんにちは、虎塚です。 画像は、「大学のキャンパスで春の欠片を探す猫」です。ChatGPTに頼んで作ってもらいました。猫は春がどこからやってくるのか興味津々、という設定にしたところ、小首を傾げるような姿に描いてくれました。灰色がかったやさしい色味が、長く暗い冬を越えてやってきた春の薄曇りに合いますね。 さて、今週の日記(?)の忸怩たる話題は、大学の研究科目です。今年に入ってからあんまり進捗を出せていないと感じています。 1月末から他大学のPhD学生の方と共同で研究するこ

10週目: 盗撮騒ぎのTwitterから離れたい

こんにちは、虎塚です。 アイキャッチ画像はChatGPTに生成してもらいました。Twitter依存症の人間とそうでない人間を依頼しましたが、まるで依存症が二人いるように見えます。なお、私は今月でTwitter利用歴15年になる誇り高きツイ廃なので、この記事ではあのWebサービスをXではなくTwitterと呼びたいと思います。 そう、今回は大学の話というよりTwitterの話。もっというと、Twitterが学業と心の健康に悪いので距離を取ったほうがいいと思っているという話で

9週目: 先生が期待する予習のレベルに届かない今日この頃

こんにちは、虎塚です。 可愛いアイキャッチ画像はChatGPT先生が作ってくれました。 今学期は日記を定期的に書いてあとで振り返ろうと思っていたのに、現実で手一杯でそれどころではないまま9週目/14週が終わってしまいました。そろそろクライマックスに向けて、どのコースでも重いトピックや課題が盛り上がってくる頃合いです。 日記にはせっかくなら、大学生活でできないこと、わからないこと、困っていること、間違えて恥ずかしかったことなどを書きたいと思っています。あとで読み返した時に

学ぶことへの執着は生への執着

こんにちは、虎塚です。これは日記です。今年はときどき文章を書いて、日常や考えたことを残していきたいと思っています。 最後に記事を更新したのは3年以上前でした。カナダで永住権を取った後、大学で再び学ぼうと考えて、高校科目の単位を集めていた頃でした。現在は、当時思い描いていたとおり、BC州の大学でフルタイムの学生をしています。 普段は鍵をかけたTwitterで、課題や試験の泣き言を言いながら暮らしています。泣き言を言ってはいますが、学生生活を心から楽しんでいて、得難い体験をし