続・『侵略平和論』について 〜地球人代表〜
侵略平和論とは地球に宇宙人が侵略してくることで、人間は地球人として協力するため、戦争や差別が地球上から無くなるという考えである。
今から複数の戦いの構図を想像してもらいたい。
薩摩藩vs長州藩
日本代表vs韓国代表(サッカー…)
アジアvs欧州(サッカー…)
地球vs土星(イナズマイレブン?)
現在の世界は二国間の戦争は日本vs韓国に当たる戦いの構図ではないか。第二次世界大戦は日独伊三国同盟と連合国の戦い=アジアvs欧州のような構図に当てはまり、これが歴史上最大の戦いの構図であることがわかる。
何が言いたいかというと、薩長は日本国の中で分裂している2藩が戦った。いわば日本人と日本人だ。現代で言うと茨城県民vs栃木県民のような…
それが韓国との対戦になれば、日本人として応援するし、協力する。いわば共同体の認識が広がることで人は協力することができるというわけだ。
今は自国に生きているアイデンティティが根深く染み込んでいる。長い間、この日本に住み、日本人として困難を乗り越えてきたからである。
私たちに「地球人」と言うアイデンティティは少なくとも存在しない。だから、協力もしなければ自国優先の姿勢になってしまうし、それを私たちも求めているのだろう。
なら、どうやって「地球人」になる…宇宙と戦うしかないのだ。地球人代表として、戦争でなくても良いからスポーツや文学などで勝負できる環境になればいいじゃないか。それしか今の世界を変える方はない。
侵略しにくると次は地球人と火星人が争い、差別が起きてしまう。火星が土星と組むかもしれない。その繰り返しになるが日本と韓国の争いなどスケールがちっぽけなものになるし、近所の小競り合いみたいなものになるだろう。
惑星同士のタイルまで共同体が大きくなれば、次は銀河系だ。地球や火星がある銀河系vs隣の銀河系との戦いになり、日本と韓国は嫁と姑ぐらいのスケールになる。
この変化が1世代のうちに起れば、多様性は爆発して差別や戦争の無意味さを感じることができるのではないか?
ここで大切なのは1世代のうちに共同体が広がり続けることが大切である。何世代もかけてしまうと、その世代その世代で共同体の変化を感じることができなくなり、その世代その世代での戦いや差別が起きると考える。説明が難しいため置いておこう。
以上が『侵略平和論』である。何年後かに評価されることを祈るがそれはいつになるのやら…コロナという外的な危機が世界を襲っているのも今回の論と結びつくかもしれない、しかし侵略が弱すぎるため既存のアイデンティティは破壊されないだろう。
宇宙は広い