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そもそもの問題は何だ?

KPIの必要性


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた内容を
リニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて
行っておりますので気になった方は「とらよし」又は
「逆算戦略アカデミー」で検索してみて下さい。


前回に引き続きまして、今回こそは「KPI」に入りたいと思います。

何かのメーターだったよね


前回の冒頭でも説明しましたが「KPI」はインジケーターなので
メーターです。というよりも、そのメーターの管理そのもの
といった方がピンときやすいでしょう。

前回、妻のパソコン診断で”処理能力の向上”という「ファクター」が
はじき出されましたが「KFS」はキーになるファクターですので
これではまだまだ情報不足です。
#部品名まで絞り込まなきゃいけない

ベンチマークテストに影響を与えるパーツとして挙げられるのはCPU
メインボード、グラフィックボード、メモリなど。
ハードディスクの容量も多少関係してきます。

UnsplashのAlessioZaccariaによる写真


これはビジネスも同じで、「利益」というものを上げたければ
それに係る「要素」を全て列挙する必要がありますよ。
#仕入れ値や加工費や売価や輸送費など諸々全部です


久々登場「パレートの法則」


さて、関連部品を全て洗い出した後は「これが最重要パーツだな」
っと思える部品にフォーカスします。っがこの時は細かい数字まで
気にする必要はありません。パレートが示すように80%ぐらい
原因のウェイトを占めていればそいつが犯人で間違いないです。

↓ パレートの法則はコチラ ↓
『知っておきたい法則<パレートの法則>』【パレートの法則】 ★ほとんどの生産活動においては全活動のわずか(20%程度)な活動が結果の大部分(80%程度)を担っている というもの。~別名~「80:20…

ameblo.jp


要は「コイツが一番重要なんじゃね?」っという判断基準は
ビジネスの場合においてもザックリな感覚で
「だいたい合ってる」って事です。
#自分の事は自分が一番わかってらぁ

KPIの概要にもある通り、例えば自動車のガソリン消費量に
一番影響を与えてるのは「アクセルの踏み方」でしょう。
#後はアイドリングストップ機能かな

そう考えた場合、患者(妻)の要求を満たす部品は
①パソコンのブレインでもある「CPU」
②映像を処理してくれる仕事人の「グラフィックボード」
この2点のどちらかになるでしょう。

さて、これでようやく「KFS」が絞り込めました。


ようやく「KPI」が動き出す


キーファクターは決まりましたがパソコンの患者さん(妻)の場合は
”部品交換”するしか方法がないので今回はここまでですね。
#どちらも高額部品なので安易に交換できません

本気でパソコン性能に命懸けてる人達はこれらを
とっかえひっかえしながら只々ひたすら「ベンチマーク」を
グルグルと回したりしてますが、今回の患者の場合はただの
道楽ですので「KFS」判定まで。
#調整とかできればいいのにね

UnsplashのOlivierColletによる写真


本来、「KPI」は調整していくものです。
パソコン世界にもOC(オーバークロック)なんて機能があるモノも
ありますが、あれはブースト機能なので今回は除外します。
専門用語で言うと「キャリブレーション」に近い感覚でしょう。
#チューニングとは少し違う

先ほど「利益を上げる為に」という例が出ましたが、そもそも
「利益」=「売り上げ」ー「仕入れ値」ですので
「重要ファクター」は
①「売り上げ」
②「仕入れコスト」
の2種類です。よってこの場合の「KPI」は2種類の項目
それぞれにインジケータを配置して、その中身が「設定する規定値」
を超えないかどうかを常に管理してく事になります。

この場合、例えば「売り上げ」は「価格」と「数量」に分ける事が
できますね。しかし「販売価格」というものは頻繁に変更が難しいので
ある程度固定化されてしまいます。
#初回割引とかクーポンとかで調節できれば

チューニングと違ってKPIが難しいのは
あちらを立てればこちらは立たないという「トレードオフ」で
成り立つ項目
が存在するという事。これらはシーソーのような
原理で働きますので「どちらも取る」という事はほぼ不可能に
近いですから「今、本当に大切な方」をキーパフォーマンス
と設定して最適化を繰り返す事になると思います。


色々出てきた「KPI」の中身


前回と今回の2回に分けて解説してきた「KPI」の解説でしたが
きっかけが”パソコン”という事もあって若干分かりづらい
内容になってしまいましたね。
#完全に例題のチョイスミス
#余計に分からなくなった方ゴメンナサイ
#次回は必ず挽回します

まず、この管理ツールを使うには日常的にビジネスが
成り立っていなければなりません。その上で
「KGI」を決める必要があります。
#ビジネスのベンチマークで何点欲しいのか

そして「KGI」の点数を構成している要素を”MECE”に分解して
「KFS」を探し出す要があります。
#モレなくダブリなく

UnsplashのThisisEngineeringRAEngによる写真


構成要素がある程度抽出できれば今度は「主犯格」を
何点かチョイスし「KFS」を確定させます。
#雑魚は無視して幹部だけ連行できればいいんです

最後にその「主犯格」にメーターを取り付けて常に
その数値が見れる状態にしておく。これが「KPI」の全容です。
チョット分かりにくくてスミマセンでした。
もう少し日本語勉強シマス。


今回はここまで。

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