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”価値とお金と立場”を考える

オオカミ族とヒツジ族



いつも読んで頂き、ありがとうございます。
週平均1~2回は必ずボルダリングに触れるようにしているのに
一向に上達する気配がないとらよしです。おはようございます。
#週2ペースじゃ現状維持が精いっぱいらしい

今回は「協会」を運用するに当たり、覚えておいた方が良い
お役立ち情報として「協会の会員の内訳」というのをネットで
発見しましたので、それについて少し考察してみたいと思います。
#どこまで掘り下げられるかな


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

リアルタイム配信は現在でもFacebookのグループ配信にて行っております。

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オオカミな人とヒツジな人


人類みな平等という、聖人君子な考え方でこの文言を見ると
この言い回しは「食うか食われるか」のような大変怖い印象になって
しまうかもしれませんが、この表現は要は「野心」の話になると思います。


野心を持って取り組んでいるかという事で、例えば何かしらの
協会の会員になる際にも「自身が礎になって組織をバックアップする」
側に立つのか
「将来的に独立してトップとしてその活動を引っ張っていく」
側に立つのか。

アナタはどっち派?っといった例え話です。
#羊飼いという言い方だと変だよね

これを定義付ける為の条件は「価値提供」「お金」「立ち場」
全部で3つ存在しているとボクは考えていて
お金を払う代わりに何らかの価値提供を受ける立場の人を
「ヒツジ」
と定義づけ、逆に
何らかの価値を提供する代わりにお金をもらう立場の人を
「オオカミ」
と分類しているわけですね。

話の根本がビジネスである以上どうしても「お金の流れ」というのは
無視できなくて、ある程度のお金は毎月、又は毎年どこかからどこかへ
流れるようになっているのが経済圏の世界です。ボクが調べたWebサイトの統計ですと、意外にもヒツジ派の人は少なくなくて、むしろ人口の
8割ぐらいはヒツジ派なのだそうです。(参考程度にしてください)

UnsplashのChristopher Burnsが撮影した写真


確かにリアルで周囲をグルッと見渡してみても
「海賊王に、オレはなる!」って今にも叫び出しそうな人
ほとんど見かけませんものね。

このヒツジ派の生態系はと言いますと、いわゆる典型的な一般人の
考えを持つ人の事で「お金」は日々の作業から得られる報酬ですので
なるべく自分にストレスをかけないよう「精神的に落ち着く」
何かしらの協会に入会する事で、永続的にそのサイクルを
繰り返す人達です。

これは企業に就職されてらっしゃる方でも個人起業家の方でも
関係はなくって、フリーランスの方の中にもこういった
「組織に依存」される事を望む方は少なくないと思います。
#セラピーさんの需要がここにあるのかもしれない

また先に断っておきますが、この話は決してどちら側の人が良いとか
悪いとかの話をしているわけではありませんので勘違いなきよう
ご理解下さい。


MLMと協会の相性


世の中にヒツジ派がこんなにも多い理由を模索してみますと
学校教育の方針と、大多数の団体が採用しているピラミッド組織
の構図が「それが普通」だと思わせるのに十分な根拠になると思います。

「ガマンしてでも学校へは行くものだ」
とか
「勉強しないと良い大学や良い企業へ入れないぞ」
という昔ながらの教育方針というのは
この令和の時代になっても御健存です。
#サラリーを目指すのであれば間違ってないんです

このピラミッド組織の構図に違和感を覚える人が、ヒツジ派から抜け出してオオカミ派になるのだと思いますが、とはいえ全員が今すぐヒツジの
生態系から脱出する必要もないんじゃないのかとボクは考えています。

世の中にはヒツジ派の人が織りなす安定したサイクルの生活でないと
「上手く立ち回れない」という方も少なくないと思いますので
そこはイイ感じに折り合いが付いていれば
さしたる問題にはならないでしょう。
#ここは個人の問題ですね


ただ、そのヒツジ派の生活習慣のまま「オオカミ協会」と称したMLM
世の中には溢れていて、ヒツジから抜け出す為に入られてらっしゃる方は
要注意だと思います。

UnsplashのRobert Larssonが撮影した写真


オオカミとヒツジが創り上げる「協会の世界観」は先程解説した通りの
立場で成立するものですが、このMLMという制度には
「昇格」のような概念が混ざってきます。
#ヒツジからオオカミに変わる瞬間がある

これがちゃんとした「協会への貢献度」として評価される上での
「管理への昇格」として設定されているのが「会社」と呼ばれる組織で
す。


しかし一方で、協会の理念を誰かに布教するだけでその入会者の
立場を自身の配下とし、実際には「ヒツジに紹介されたヒツジ」
であるにも関わらず、その立場を利用して
「ヒツジを連れて来たアナタはもう立派なオオカミだ」っと
考えるシステムになると途端に無理が生じてきます。
#途端に怪しさを帯びませんか

これは上記で説明した「価値提供」と「お金」と「立場」の
関係が破綻しているから
です。任意の協会に入会した会員さん
というのは、それがどんな内容の協会であれ立場はお互い平等です。

みな一様に「協会が提供する価値にコストを払って対価を提供される」
そこに親分も子分もありません。更に、何度も出てきますがMLMと
いうのは「売るもの」があって初めて成り立つ「販売員」の構成部隊
の事ですので、協会の親玉が握っている情報をあたかも「自身の情報」
として扱った挙句にその価値を利用して「子会員」を引き入れてしまう
やり方はたちまち「ねずみ講」に早変わりしてしまいます。

つまり、協会とMLMというのは非常に相性が悪いと言えますね。
これは組織構成図がお互いにまるで違う組織ですので、混ぜると危険な
組織と言わざるを得ないでしょう。

ピラミッド組織に慣れ親しんだヒツジ派の方々がオオカミに転身
する為に協会の構造を理解しないままMLM方式に転換して
しまいがちなのは何となく理解はできますが、冒頭でご紹介した
「野心」を持たずにオオカミに転身する事はできませんので
その辺りはゴチャゴチャと混ぜてしまわないようにしましょう。



何を狙うのか 


さて、ここからはボクの主観でお話しますが、一般的にオオカミ派の人
というのは営業やセールスマンマーケッターのようないわゆる
「お金に近い職業」の方が多いように思います。

逆にヒツジ派の人というのは”ものづくり”がメインの
「職人業」の方が多いのではないかと思います。
これは農業であれ工業であれ情報であれ産業を問いません。
#あくまでボクの主観でお話していますよ

人にはそれぞれ得手不得手がありますので「コレを目指した方が良い」とか「コレは手を出さない方が良い」といった制限は特にありませんが
無意識のうちに自身が狙っている方向とは全く別の方向へ向いてしまう
事も考えられます。

野心があって「お金に近い」ビジネスを手掛けたい方はオオカミ派の事を
勉強しなければならない
でしょうし、逆に
「同じ志を持った仲間を集めたい」ヒツジ派の群れを作りたいのであれば
ヒツジの心理を理解する
必要があります。

「今の自分が、過去の一体何に影響を受けて現在に至るのか」
をまず知る事が「この先何を狙うのか」よりも大切な事であると
ボクは考えていて、それによって断ち切る過去や迎える未来が変わります。

UnsplashのToa Heftibaが撮影した写真


こういった考え方は常に自身のビジネスと照らし合わせて今後を
考えてみる機会であり、ジョブチェンジを模索したり副業としての
セカンドジョブを構築する際の根拠となりますので
是非参考にされてみて下さい。





今回はここまで。

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