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ユーザーが会員を辞める時

最期の迎え方


本編に入る前にお知らせです。
ここに書かれるブログ記事はボクのサロンで1年前に書かれた
内容をリニューアルして転載していますので、若干扱う情報が
古い時がありますがご容赦下さい。

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いつも読んで頂き、ありがとうございます。
最近、成りたい夢と趣味とがゴッチャになってしまっているのか
「成功途中に襲われるホラー現象」な夢を見がちなとらよしです。
おはようございます。
#とても寝覚めが悪いです

冒頭の件も相まって、勘違いされそうなので先に断っておきますが
今回のテーマは「人生における最期」という意味ではありません。

お客様が迎える最期の事、すなわちリピーターなどのファンが自身の
サイトから離れる事を意味します。特にサブスクリプションビジネスを
狙う方は参考にされてみて下さい。
#されてみて下さいって日本語合ってるかな


サブスクの自動化


以前「システム化」をテーマにした際にも、ユーザーの入会を自動化する
といった内容をお伝えしました。これは、サブスクにご招待するために
1人1人のメンバーさんに入金説明からツールサービスの紹介までに時間をかけていては「骨折り損のくたびれ儲け」になる可能性が高いですよ
といった内容でした。オンラインサロンがこれだけ台頭してきて
サブスクリプションというオンライン月謝が一般的になってくると
いよいよ「どうユーザー会員を増やそうか」と誰しもが躍起になって
宣伝広告に力を入れがちになります。
#ボクもそうでした

それもそのはずで、ホームページ(ランディングページ)を開設して
そこから会員が自動的に入会できるシステムを構築するのには、結構な
時間と労力か、もしくは結構な額のお金が必要になるからでしょう。

StartupStockPhotosによるPixabayからの画像


これは時間を買う為に専門業者にお願いして造ってもらうのも良いですが
以前も言った通り中身の出来栄えや導線を変更したり追加機能をプラグインしたい時に、その都度業者さんにお願いする事になってしまう可能性が高くなってしまいますので、出来れば自分で立ち上げられる事を推奨します。

また、フロントエンドを「相談会」に設定してらっしゃる方を多く
見かけますが、ボクの予想としてはその後の有料での相談というのは
「占い師」のようなサプライズがあってこそ成り立つのではないか
と予想しています。
ボクは相談そのものを有料化するつもりは無いので、経験された方が
もしいらっしゃいましたら教えて下さい。
#あれって効果あるんですか

個別相談を有料にした時点でほとんどのユーザーは相談終わりで
終了すると思います。心理的に考えても相手が起業家さんでない限り
その「相談料」は投資ではなく「消費」もしくは「浪費」です。
つまり有料相談を申し込まれたユーザーさんは、その金額に見合った
「結果」が欲しいはずなんです。

そこでユーザーさんが
『払った金額が少なかったな。もっと情報欲しいから入会するか』
っと「More Please!」な状態になる為には、その相談分野に関して
相当な知識とそれを小出しにできるスキルが求められます。
これは結構ハードルが高くて、マニュアル化しにくい上に膨大な
作業量に謀殺される日々が待ち受ける事が安易に予測できます。

そもそもここを、オンラインで空中戦を仕掛ける為には「More Please!」
な見込み会員さんを自動で入会させるシステムが必要です。

1対1で入会案内まで付き添いが必要な入会方法を取っていると
単純に機会損失を招きます。自身のコンテンツクオリティを上げる為に
ワケのわからない組織の「ワーク」なぞ投げ捨てて、早急に
独立される事を推奨します。
#MLMはそもそもリピーターを生まない体系です


ワークショップの苦悩


この苦悩は「ユーザーを引き入れる」苦悩ではありません。
フロントエンドの中身に当たるこのワークショップは昔から
ミドル・バックへと誘導する導線の一環として捉えられてきたと思います。

ただ、ボクの感覚として例えば「体験してみたい」と思って入った
体験型ワークショップは、そこに参加した時点で参加者に「返報性」が
生まれると思っています。例えば大型デパートのイベントコーナーで行う
「きこり体験」。参加費も安く、お子さんが体験するにはもってこいの
イベントに見えますが、参加者の胸の内は『わざわざこんな所に
こんな体験ができるイベントをご用意して頂きありがとうございます』
になると思います。

Victoria_rtによるPixabayからの画像


だって通常街中では到底味わえるハズのない体験が
デパートで買い物ついでにできちゃう!

参加者にとってこんなに嬉しい事はなくって、多分全国どこで
開催しても人気になるでしょう。ただ問題はその先です。
ならばそこに参加された参加者は一体「何に惹かれた」のか。
ここで希少価値になるのは「体験する場所」です。
#わざわざこんな場所でって所ね

ここを「きこり体験に感銘を受けたんだ」と勘違いしてしまいますと
結果的に
「あれ、なぜ誘導したかった林業の保全には無関心なままなんだ?」
っとなってしまいます。

つまり、体験参加者に「その業界そのもの」に関心を持ってもらおうと
思った時は「いつもの場所」で特別な事を催す必要があるという事です。
#ただし場所そのものに魅力を設定する必要があります

また、協会を立ち上げて「会費」や「寄付」を求める場合も同じで
そこに関係してる内は問題ないんですが、年齢と共に関係性がなくなる
「支援学級」のような協会員やその関係者もリピートの終わりが
やってきます。

これは「学校協会」のような立ち位置の都合上どうしても避けられない
事態ですので頑張って居続けてもらうといった選択肢は
あまり考えられません。
#年齢には逆らえませんので

ただ、こういったカテゴリは「建物」ありきの協会ビジネスですので
オンラインでサロンちっくにサブスクチャネルを開設しようと
お考えの方は必見です。これは上記のサブスクの自動化と同じ
意味合いでお考え頂ければ良いと思います。


リピーターの終わり


さて、ここからが本題になります。
先ほどの「きこりの勘違い」をなくせばワークショップの効果は
結構有効だとボクは思っていて、基本的には何人に1人とか確率の話は
さておきなるべくたくさんの方にミドル・バックへ誘導できれば
それに越した事はありません。
#規模の影響力に呑まれないように

インターネットがこれだけ普及した現在においてビジネスのオンライン化は
最早常識になりつつあって、それに呼応するように新たな組織体系まで
出てきましたね。
#1対 ∞という組織ね

ただいつの時代も、例えばフロントエンドから上手くミドルや
バックエンドへ誘導ができたとしても、その先もずっと永遠に
居続けてくれる会員さんは数少ないと思います。

これは学校協会だけでなく、そのほとんどが
「個人の意思で入会を決めている」以上は
「個人の意思で離れる現象」が起きても何ら不思議ではありません。
中には町内会など地域協会といった例外もありますがコチラは
ビジネス運用ではありませんので割愛します。
#辞めようがない協会の事ね

塾や習い事、ジムのようなオフラインで顧客と対面するビジネススタイルを取っている方は月の初めに会費を徴収する必要があって、毎月の月初めには都度都度会員に呼び出されるスタッフがいたりして結構な
工数がかかります。ただ「2重取り」や「徴収漏れ」等の心配がなく
リピーターが辞めるのも簡単です。
#次の月の月謝を払わずに来なければいいだけ

しかし、これをゴリゴリにオンライン空中戦で推し進める
ボクのようなサロンを自動収益化される方。
特にサブスクで自動化される予定の方は特に気を付けなければ
ならない事があります。

それが『サブスクの止め方』です。

UnsplashのFelicia Buitenwerfが撮影した写真


これはWebページ作成時にそのサイトが決済能力をお持ちであればそこまで問題にはならないかもしれませんが、特にランディングページに特化した
サイトのほとんどは「決済能力」を持ち合わせていない場合がほとんど
ですので、自動決済を外部サイトに委託して
リンクさせる必要が出てきます。

ここで問題なのはサブスクを辞める際に会員自ら外部サイトへ赴いてもらい「自身で解約する必要がある」かもしれないといったところです。
#退会も自動化させる必要があるよというお話

例えばボクが利用させて頂いてますPayPalさんは、世界中で信頼される
大手の決済サイトですが、大元がアメリカ製ですので使い勝手が若干
難しいです。それこそサブスクを組むにもそこそこに苦労させられました。

ただ、それ以上に「組んだサブスクを辞める方法」がどこにも
掲載されていないんですね。
#そりゃ金融企業はどこでもそうなりますよね
#簡単に辞めさせたくないですもの

つまり、そこはユーザーであり提供者である中間の我々がエンドユーザーに対して説明する義務が生まれてしまうという事です。
「サイトオーナーなのに月会員の辞め方を知りません」
というのは、後々結構大きなトラブルの元になり得ますので
サブスクをご検討の際には「辞め方」も同時に知っておくと同時に
これもページ内に記載される事をお勧めします。



今回はここまで。

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