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逆算で考えるという事

逆算って結局のところ


さて、今回のテーマはビジネスの世界では耳慣れた
「逆算で考えるって結局どういう事なの?」
という事を改めて振り返ってみたいと思います。


「表層」と「原理」の2頂対立


物事には常に「見えている面」と「見えていない面」が存在します。
平べったく言うと”裏”と”表”になるんですが世の中はそんなに
簡単にはできていません。
#世の中がモモとリンゴでできていたのは90年代後半

サブタイトルは「原理」となっていますが、ことビジネスに関して言えば
これはいわゆる「システム(体制)」の事だと捉えて頂ければ
問題ないでしょう。自動車やリモコンがどのように作動しているのか
といった本当の「原理」は特に知らなくて問題ないとは思いますが
いわゆるリソース(人・物・金など)がどのようなシステムで動いて
いるのかは常に興味を持って見る必要があります。
#簡単に足元をすくわれます

前回テレビの話でも出ましたが「表層」に見えるニュース
だけを情報源にしていると、不安に襲われるばかりか
「何でニュースはこんな報道しかしねーんだ!」
っと憤りを感じる事さえ出てきます。ここにはしっかりと
「お金の流れ」というシステムが働いて、このルールに則って
番組は製作されると説明しました。
#スポンサーの広告を見せる為
#視聴率を上げなきゃならないんですよ

では、ビジネスにおいて「システムを知る」には
どういった事に注意を払う必要があるのか。
#逆算戦略は正にそこを知る為のアカデミー

情報には常に出所があって、各業界のプレイヤーはそれらを
駆使しながら戦略を立てていきます。これが完全に
個人戦なのであれば戦略そのものも、個人で立てる事になる
のですが「何らかの組織」に入ると確実にそれらは「ルール」へと
形を変え、組織の下流へ行くほど「より強力」にそして
「簡潔」になり、遂には「理由は分からないケド守るべきモノ」
として定着していきます。
#学校の校則も一部そんな部分ないですか


利便性


その理由の大半は「利便性」にあります。
#守っていれば良いだけなんて楽チンじゃないですか

ここで覚えておかなければならないのは
『情報の下流にいるほど頭を使う必要がない』
という事。
#これは太古の昔からそう

であれば、ビジネスのシステムを逆算から追うという事は
『常にシステムの上流を目指すという事』になります。
#言うは易し
#でも案ずるより産むが易し

これは、どの事業へ転身する際にも同じですが、何の策もなく
手持ちのツールを駆使して「誰かの仕事の補助」の立ち位置に
就いてしまうと、その生活で冷蔵庫は埋まります。
#これパーキンソンの法則ね
#店長を雇うリスクについても散々お話しました

”とらよし”がビジネスにおいて掲げる理想郷は、最初から
なるべく上流でスタートさせる事です。自転車操業には
あまり興味はなく、いきなり飛行機に乗りたいといった
理由もここにあります。

その為にあらゆる情報を、これからも掘り下げていきますので
お付き合いのほど宜しくお願いします。
#貴重な真面目回でした

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