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男女平等で戦える プロスポーツ選手


現代は男も女もない、ジェンダーレス社会。

女だから・男だからという発言は差別になりかねない。

しかし、スポーツの世界においてジェンダーレスを実現させるのは
なかなか難しい。


なぜなら、
男女で体格や体力に差があるから
そのため、男女で同じ競技を行うと、男女で不公平が生じる可能性がある

男性は一般的に女性よりも筋肉量が多く、体重も重いそのため、
男女で同じ競技を行っても、男性の方が有利になる可能性が高い

例えば、陸上競技の100m走では、男性の世界記録は9秒58ですが、女性の世界記録は10秒49です。これは、男性の方が女性よりも筋肉量が多く、体重も重いため

サッカーでは、男性の試合では、女性の試合よりも激しいプレーが行われることが多い。これは、男性の方が女性よりも筋肉量が多く、体重も重いため、激しいプレーをしても怪我をすることが少ない


こういった理由から、スポーツ競技のジェンダーレス化は、簡単なことではない。しかし、男女問わず、誰もがスポーツを楽しめる社会を実現するために、スポーツ競技のジェンダーレス化は絶対必要。


1. ボートレースは男女平等 ジェンダーレスなプロスポーツ

ボートレースは男も女も関係なく同じレースに出場し闘う勝負の世界。
そうした意味で、どこよりもジェンダーレスかもしれない。

ボートレースがジェンダーレスを実現できる理由は、
ボートレースは小型船にモーターがついている「モータースポーツ
自らが動力源となるような陸上や競輪のようなスポーツではないということ。
動力源はモーターであるため、体力差よりもモーター差が競技に影響する
そのため、体力面で不利な女性であっても男性に勝つことが可能になるからです。


2. ボートレーサー 女子選手の割合

ボートレーサーは全員で約1600人。そのうち女子選手は250人ほど
16歳~60歳まで幅広い年代の女子選手が活躍している
こうしてみると、いかにボートレースが体力が重要でないことがわかる。
自分の親と一緒の年齢の選手と一緒にレースをするのだ。
60歳にもなれば若い時と比べたら、体力面で圧倒的に劣っているのは間違いないはずだ

今現在は、女子選手の数は250名程だが、ボートレース業界では今後、女子選手は増やしていく方針の模様


3. ボートレース界の偉業を成し遂げた女子選手

男女平等とはいえ、トップレベルのグレードが高いレースで活躍している
女子選手は少ないのが現状。

そんなさなか、
最近では、ボートレースの中で最高峰のレース=SG(スペシャルグレード)レースで女子選手が初めて優勝した。
これは、ボートレース界で女子選手が長い間、成し遂げられなかった歴史的快挙!!

その選手は、登録番号4502 滋賀県出身 遠藤エミ選手
2021年 ボートレース大村で開催された
「SG第57回ボートレースクラシック」で優勝

これは本当に凄いこと。
選手だった立場からすると、まずSGに出場できることがすごい。
SGレースに出場できるレベルの女子選手が少ないのが現状の中で、
優勝したことは、女子選手の希望でもあるし、
これから、女性がボートレーサーを目指すきっかけを作ったのは間違いないと思う

まとめ

ボートレーサーは男女平等なジェンダーレスなプロスポーツ競技
多少の差はあるものの、女性でも男性に勝つことができる、珍しいスポーツ

女子も男子も真剣勝負できる場所がここにある

自分の実力しだいで、トップレーサーとして活躍できる

誰にでも、ボートレーサーになれる可能性があるので
すこしでも興味があれば、一度ボートレース場に足を運んでみてほしい





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