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バーチャル写真展にて。 #VPS2024

 今日は東京・恵比寿で開催中の写真展『Virtual Photography Showcase 2024』に行ってきました。


 ――Virtual Photography(バーチャルフォトグラフィー)。もしかすると聞いたことのない言葉かもしれません。これは簡単に言うと、ゲームなどの『仮想現実空間で撮影された写真』のこと。

 その撮影方法は、ゲームの種類にもよるのですが、とりわけVRゲームにおいては「カメラを構えてシャッターを切る」というもので。現実における写真撮影と、ほとんど違いはありません。

 ただ、仕組みとしては「ディスプレイ上に表示された内容を、画像データとして保存する」ものですから、「スクリーンショット」とも言えます。

 そして、そんなゲーム画像、スクショを「写真作品」「表現行為」にまで発展、昇華させたものが  Virtual Photography  であり、それを生み出すのが   Virtual Photographer(バーチャ​ルフォトグラファー)と呼ばれる皆さん、というわけです。

 さて、前置きが長くなりましたが、写真展のご紹介をしたいと思います。

 JR恵比寿駅西口を出て徒歩5分。閑静な街並みのなかに、写真展会場の「弘重ギャラリー」がありました。

会場は地下1階


 ご覧のとおり、今日はあいにくの雨。オープン早々にお邪魔しましたが、それにもかかわらず、すでに何組もの来場者さんの姿がありました。

 会場内は写真撮影可、SNSでもシェアして欲しいとのお話でしたので、作品の一部を掲載させていただきます(ほかの来場者さんが写り込むため、撮影できなかった作品もあります。ご了承ください)

『大丸松坂屋百貨店』が販売するアバター
グッズも販売していました


 正直、技術的なことはよくわからないのですが、写真として、作品として純粋に「きれいだな」とか「素敵だな」と思えるようなものばかりでした。

 またVRゲームのユーザーとしての感想もあって。それは「同じワールドとは思えない」という驚き。撮影場所には有名なワールド(仮想現実空間)も多く、僕自身、何度も足を運んでるし、同じアバターも所有してるのに。どうしてだろう、こんなにも印象が違うのは。なんてことを感じました。

 それはレタッチの技術や、構図の良し悪しだけではなく。「表現力」とか「メッセージ性(訴求力)」と呼ばれるものかもしれません。


 写真展は、5月5日(日)まで開催されています。お時間がありましたらぜひ現地で、ご覧いただければと思います。



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