写真日記/VR写真の話
――写真を撮りたい、毎日でも。そう思っていても、結構難しいもので。夜中に帰ってから、カメラを持って出かけるような体力は残っていなくて。そんなときでも、ゴーグルひとつで撮影を楽しめるのが「VR」の世界。
僕がプレイしているのは「VRChat」というゲーム。ここには様々な世界観(=ワールド)が存在します。ワールドの多くは、個人制作されたもので、そこには製作者さんの想いやメッセージみたいなものが込められています。
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こちらは4月に撮影した写真。季節柄、「桜」のワールドが人気でした。
現実世界では、桜を見に行っても、天候に恵まれなかったり、風やら雨で散ってしまうこともあります。だけどVRなら、そんなことはありません。いつだって同じように、ベストコンディションで、桜を楽しめるわけです。
それがVRの魅力でもあり、同時に、面白みに欠ける点かもしれません。桜には「散ればこそ」という言葉もありますから。だとしても、こうやって写真が撮れるのは、ありがたいことだと思っています。
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こちらは人物(=アバター)メインで撮った写真。とは言っても、操作をしているのは僕自身ですから、ある意味では「自撮り」です。
同じワールドで撮影しても、どこを切り取るかで、個性が強く出るもの。感性の違いを垣間見ることができるのも、写真や文章の魅力だと思います。
タイトル写真:Waves by: オーゼンOzen さん
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