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米国高配当株ETFの購入タイミングについて

こんにちは。とらのこです。

こちらの記事に書いたとおり、私は「インデックス投資と米国高配当株ETFの二刀流」で投資を行っています。

米国高配当株ETFへの投資については、よくこんなことが言われます。

「高配当株投資は、いかに安く購入できるかが大事!割安なタイミングでの購入がポイント!」

そこで私は思うわけです。

「割安なタイミングっていつなのよ・・・」と。

そんな私が実践している米国高配当株ETFの購入方法とその理由を紹介していきます。

米国高配当株ETFの購入方法 ~私の場合~

結論から言います。

私の米国高配当株ETFの購入方法は「毎月5日に10万円分の米国高配当株ETFを購入する」です。

「・・・それって、タイミング読んでないじゃん・・・。」と思ったそこのあなた!

そうなんです!タイミングを読まないんです!

巷で言われている原則に反するようなこのスタイル。

何故このような方法をとっているかというと理由は次の3つです。

  • 長期的には右肩上がりだと思っているから

  • 購入タイミングを読むと、結果がどうあれ後悔してしまうから

  • 購入するかどうかという選択を回避できるから

この3つの理由について解説しますね。

長期的には右肩あがりだと思っているから

私が投資をしている米国高配当株ETFの銘柄は以下のとおりです。

  • VYM

  • HDV

  • SPYD

これらの長期チャートを見ると、長期的には右肩上がりで成長していることがわかります。

「過去がこうだから未来もそうなる!」とは言えませんが、「長期的には右肩上がりだろうな」と個人的には思います。

そうすると、どのタイミングで購入したとしても、数十年後から見れば「株価が低い時に購入できているな」と考えられるかなと。

「数十年後の未来から見れば、今の株価は安いんだから、細かいことは気にせず購入してまえ!」

雑ですが、こう考えているので、私は購入タイミングを考慮しません。

購入タイミングを読むと、結果がどうあれ後悔してしまうから

2つ目の理由がこれです。

購入タイミングを読むと、以下のような気持になります。

  • 買い時だと思って購入したが、さらに株価が値下がりしている。→もっと値下がりしてから買えばよかった・・・

  • 買い時だと思って購入したが、更なる下落を考慮し手元に資金を残しておいた。その後、株価は値上がりをつづけた→あの時、全資産を投入していればよかった・・・

どう頑張っても、「ベスト」な購入はできない以上、ちょっとした後悔は生まれます。

それを割り切れる達観さを持ち合わせているのなら、購入タイミングを考慮してもよいかと思いますが、私はそこまでの達観さを持ち合わせていないのが現状。

それならば、購入タイミングを始めから考慮せず、「後悔する機会」をつくらなければいいんじゃないかと!

購入した後に株価が下がっても、「そもそも購入タイミング図ってないから仕方ないよね~。そもそも、株価の動きなんて読めんし。」と、いい意味であきらめられるので、この方法をとってから、「購入時の株価」で悩んだり、後悔したことはありません。

「後悔する機会」を無くせる。

これは私にとって大きなメリットです。

購入するかどうかという選択を回避できるから

3つめの理由がこれ。

購入タイミングを考慮すると次の選択を迫られます。

  • 今買うべきか

  • 購入するならどの程度購入するか

株価が読めない以上、いくら考えても答えはでません。

どこかで「エイヤッ!」と決断するしかないわけです。

でも、この決断って疲れるんですよね・・・。

しかも、このことについて考える時間が、普段の生活に浸食してきます。

普段の生活を良くするために投資をしているのに、投資のことで普段の生活に悩みが増える。

これは本末転倒でしょ・・と思うわけです。

購入タイミングを考慮しなければ、そのことについて悩まなくていい。

そうすることで、投資のことにアタマを使うことなく、普段の生活を満喫できる。

これもめちゃくちゃ大きいメリットなんですよね。

なので、私は購入タイミングを考慮することを手放して、毎日の生活を充実させることにエネルギーを注いでいます。

まとめ

米国高配当株ETFを購入するタイミングについて私の考えを書きました。

「高配当株は購入タイミングが命!」という王道からは外れたスタイルですが、「長期的な右肩上がり」を信じられるなら、精神的にはとてもいい方法かなと思います。

「ベストなパフォーマンスは出せないけど、ストレスなく投資出来て、そこそこのリターンがあればいいや」という方は参考にしてください。

投資法は「正解のない問題」です。

自分のアタマで考えて、実践して、自分の心の動きを観察する。

このサイクルを繰り返して、自分にとって心地よいスタイルを探っていきましょう。

それではまた!

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