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時々フィクション日記

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たまにフィクションの混じる千早の日常
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2022年4月の記事一覧

日記

 知人が、自分は誰かの記憶に残りたいと語っていた。皆の中に自分の生きた証をのこし、ずっと…

日記『しとしと』

 しとしと、という言葉がある。雨がしとしと降る、なんていえば、小雨が降り続けているんだな…

日記 頻度って使い分け難しいよね

 中学校の頃、"often"という単語を英語の授業で習った。意味は『しばしば』I often cry.(わ…

日記 で、プラズマクラスターって何

 久々に読書じゃない日記。  最近寝つきが悪い。自律神経が乱れているのだろうか。24時ごろ…

日記 ワードファイルの『完成版』はだいたい未完成

 最近、三月末に書き上げるはずだった短編をずっと書きつづけている。おかしいな、四月終わる…

嘘日記 所信表明

 わたしは嘘が好きだ。悪意のある嘘や誰かを陥れる嘘はノットフォーミーだけれども、嘘をつく…

時々フィクション日記  

 小さい頃から日記が嫌いだった。物心ついたときからずっと本の虫だけど日記だけはどうにもダメだ。日記避けのために、学校に提出する絵日記で桃太郎翻案ファンタジーを長期連載していたこともある。正直、相性の悪い先生だったが、毎日怪文書にコメントをつけさせる苦行を課していたことを思うと、同情を禁じ得ない。  なんで日記が嫌いなのかって、そこに嘘の余地があまりないからだ。自分が日々感じていること、考えていることをそのまま書くのは怖い。高尚なことを考えているわけではないし、感受性が豊かな