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スーパードルフィーとの出会いから現在【1】

また過去語りから始まる。長いので分けることに。
中学・高校の頃、好きなアニメキャラの人形が欲しかった。商品化等はなかったので手始めに、家のリカちゃんを改造して、到底似てはいない自作の人形を作って満足していた。
丁度、インターネットに触れ始めた時期でもあり、他の方のカスタム方法や写真などを拝見していた。リカちゃん位の大きさを「1/6ドール」と言うことを知り、その情報を集めていたが、その時、個人サイトでより大きく、リアル風な人形が紹介されていた。


それが スーパードルフィー(SD)という人形であることを知った。(SDはボークスという企業が作っている)
髪(ウィッグ)を変えたり、メイクをしたり、服を作ったりの自分なりのカスタムができる幅が広く、顔の作りも様々あり、自由度が高かった。その分、高校生の自分には手が届かない程の値段がする事も判明し「憧れ」となっていた。


数年後、宮城県 仙台市 で開催される仙台七夕に出かける機会があった。私は、SDを扱う店(ボークス仙台SR)に行けたら良いな・・・程度に思っていて、七夕ついでに母と一緒にお店を見に行けることになった。

結論から言うと、スーパードルフィー を買ってもらえたのだ。
正しくは 小さいサイズの ミニ スーパードルフィー (MSD)。
普段あまり主張をしない、控えめな子供の私は ねだったりはしなかったが、服を作ったりするという話が出て「裁縫の腕でも上がれば」と思って買ってくれたのだろう。

リアル系というよりアニメ顔系のMSD「こはく・ひすい」タイプ

「こはく」というタイプのMSDであった。拙いがアクリル絵の具でメイクをし、下手なりに服を縫って用意し、人気のない野外で撮影をし、と、長年私の傍にいる存在となった。
就職したばかりのストレスの多い生活の時期も、癒しとなっていた。

【2】につづく




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