第4話 オシャレになりたい僕は、ファッションの歴史から学び始める
ゼロから始めるとらい物語とは、ファッションに興味がないアニヲタのトライがひょんなことからアパレル業界に転職して、ファッションオタクになるまでの物語です。
前回「ファッションの歴史」をテーマに選び、ファッションオタクへの一歩を踏み出しました。
第4話のテーマは「ファッションの歴史を学び始める」です。
元々ファッションに興味が無かった僕がファッションにおいて興味がある事、それはファッションの歴史でした。
一番初めは、歴史的な背景やブランド、デザイナーのバックグランドなど面白くて興味のある事から、ファッションの知識を学び始めていきます。
人類はいつから服を着ているのか?
人類はまず服を来てそうですが、実はその前に装飾をする事から始まっています。
人類は、自分の体に付着した泥を注意深くそのままにしただけではなく、脂っぽい土の類を体に塗り付けたり、あるいは火も使うようになっていたので脂肪と混ぜた肺を塗り付けたりして、その泥による飾りを自発的に強化していった。まもなく、赤っぽいものと黄土色のものというように、そうした土も色に従って選ぶようになっていった。つまり、人は自分の身体を彩色・装備しはじめたのである。
〜中略〜
受けた傷跡の誇示に、さらにサイケデリックに色を塗り込む行為が結びつくと、そこから入れ墨すなわち色のついた傷跡を人工的につくりだす装飾も出現してくる。入れ墨はさらに、その者がトーテム社会に所属していること、あるいは年齢の序列や身分関係をも表す一種の記号言語へと一般化していった。衣装は身体保護と装飾との結合から誕生してきたものである。
図説 服装の歴史 上
アドルフ・ローゼンベルク著 発行 国書刊行会
そして氷河期の頃には服を着ていたと考えられています。
約2万3000年前の遺跡であるシベリアのマリタ遺跡からは、フード付きのコートを着ているようなマンモスの牙製の女性像が発見されている。氷河期の当時、衣服は防寒や防護のためであったのだ。
史上最強カラー図解 世界服飾史の全てがわかる本
ナツメ社 監修 能澤慧子 発行者 田村正隆
ここで問題です!
今日、見つかっている世界最古の履物とはなんでしょうか?
正解は、、、、
今日見つかっている最古の履物は、アメリカ合衆国オレゴン州の洞窟で発見された樹木生のサンダルである。少なくとも1万年前に作られていた。
世界服飾大図鑑[コンパクト版]
河出書房新書 DK社[編] 深井晃子[日本語版監修]
なんとサンダルは1万年前からあったとなると、夏にサンダルを履くのも感慨深くなります。
こんな感じで歴史を紐解きながら、ファッションと関係する興味を持った事を今後書いていきます。
次回のゼロから始めるとらい物語もお楽しみに!
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